◆12. 世界一高い「北盤江大橋」
　一方、通行できる高さとして世界一を誇るのは、中国南西部にその威容を示す「北盤江大橋」だ。谷底のはるか上に架かっており、谷の最低地点からデッキまでの高さは565メートルに及ぶ。谷底を見下ろせば、恐怖の一言。高速道路の一部を成しており、建設にはおよそ3年の歳月が費やされた。ちなみにこの橋の完成によって、元々1位だった同国の「四渡河大橋」が2位に後退。こちらは建設にあたり、小型のロケットを発射して対岸にロープを送ることで、主ケーブルの先導役としている。

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◆13. バンジージャンプ発祥の地「カワラウ・ブリッジ」
　高さで世界一とはいかずとも、アドレナリンを求める人々の間で有名な場所がある。観光用のバンジージャンプを世界で初めて生み出した、ニュージーランドの「カワラウ・ブリッジ」だ。カワラウ川の川面から40メートル上空に立ち、ハーネスだけを信じて身を投げ出すというアトラクション。ちなみに近くに、別の意味でスリルのある「スキッパーズ・ブリッジ」を訪ねることができる。こちらは車両通行可能にもかかわらず、木製のデッキは幅が2メートル少々しかない。対向車が来ようものなら、ほぼ築120年という古い橋の上で立ち往生すること必至だ。

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