驚きの歴史26選 クレオパトラはギリシャ人に近かった?核ミサイルのコード忘れる大統領、38分で終わった戦争など

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2, 独特な奴隷の生活
 エジプトの王たちだけでなく、彼らに仕える奴隷の生活もユニークだったようだ。奴隷が主人たちを大きな葉で扇ぎ、一時の涼を提供していたのはよく知られている。しかし、それだけではなく、自らの体にはちみつを塗りつけることも多かったという。これは虫を自分たちに引きつけ、王族から遠ざけるためのものだ。体を張った任務といえるだろう。

 ちなみに一般市民の生活や知識も、現代の私たちのものとは大きく異なっている。例として古代エジプトの人々は、脳の主な役割は鼻水を生成することだと信じていた。高度な文明に生きた彼らだが、現在の科学とは少し違った知識を持っていたようだ。

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3, 本当は存在しなかった、残忍な処刑
 伝承とは不正確なもので、人々のイマジネーションが架空の拷問器具を生み出してしまうこともある。鉄の筐体の内側に無数の針がついた「鉄の処女(アイアン・メイデン)」は、中世の多くの人々を苦しめてきたと思われがちだ。しかし、初めて記録に登場するのは、18世紀の作家による書物のなかだ。これにより認知が広まり、19世紀に多く製作され、それが博物館などに展示されるようになったと言われている。

 処刑に関しては、魔女裁判も誤解のある史実の一つだ。魔女と判断された人々は生きたまま焼かれた、と語られることが多いものの、実際に処刑される際には絞首刑になることが多かった。不当な扱いを受けたことは事実であるが、生身のまま火をつけられたというのは少し違うようだ。

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Text by 青葉やまと