コンコルド越えなるか、高速旅客機20選 Boom Supersonicなど開発中の最新鋭機も

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♦︎ガルフストリームG550
最高速度:時速941キロ
ガルフストリームG550は、富裕層向けのビジネスジェットとして開発された双発機だ。最大19人の旅客を乗せ、12時間ノンストップで飛行することができる。8名までなら機内で就寝することもできるほどの、ゆとりある設計だ。前身となったガルフストリームVは、日本の海上保安庁が「うみわし」として運用している。また、アップルの役員会が当時年俸1ドルで働いていたスティーブ・ジョブズにボーナスとして贈ったという逸話も。

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♦︎ホーカー・シドレーHS.121トライデント2E
最高速度:時速974キロ
英ホーカー・シドレー社製のトライデント・ファミリーは、3発のエンジンとT型の水平尾翼を備え、1960年代の航空機デザインに革命を起こした。初代のトライデント1Aは、ロールス・ロイス社のパワフルなメッドウェイエンジンを搭載し、長距離輸送を実現している。トライデント2Eはその改良型で、座席数の拡充など施した。スーパートライデント3Bまで開発されたトライデント・ファミリー中、最多となる50機が製造されている。

Aero Icarus / flickr

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Text by 青葉やまと