【写真特集】世界の幻想的なスポット12選 1年に2週間だけ現れる炎の滝?

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4, 地獄への扉(トルクメニスタン)/ The Door to Hell
ドルクメニスタンの首都アシガバードから約260キロ北にある村ダルヴァザ付近には、地下に天然ガスが豊富にある。1971年にボーリング調査した際に、天然ガスが充満した洞窟が発見され、採掘作業中に作業装置が置かれていた場所ごと崩落してしまった。噴出する有毒ガスの放出を止めるために火をつけたが、ガスが絶え間なく吹き出て延々と燃え続けてしまっている。現時点では燃焼を食い止めることは技術的にとても困難で、天然ガスの埋蔵量自体が不明なため、いつまで燃え続けるのかも分かっていない。穴の直径はおよそ90m。

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5, パトムスキー・クレーター(ロシア)/ Patomsky crater
1949年にシベリア南東のイルクーツク僻地にて発見された、直径約160メートル、推定重量が100万トンのクレーター。発見当初はウランの爆発説が唱えられたが、放射線量により否定された。そのほか、隕石衝突や火山噴火、地下の核爆発、宇宙船の着陸跡、水蒸気爆発など様々な説が唱えられてきたが、謎の完全な解明には未だ至っていない。

6, 聖ジョージ教会(チェコ)/ St. George’s Church
14世紀に建てられた、チェコのルコヴァーという村にある教会。一度は廃墟となりながらも、2012年、アーティストのヤクブ・ハドラヴァが美大生時代に卒業制作として教会を生まれ変わらせた。ヤクブ・ハドラヴァは、実際の人間で型をとった石膏像を白い布で覆い、幽霊のように仕上げ、カトリック教会の座席を埋め尽くした。作品は「My Mind.」と名付けられた。

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Text by NewSphere 編集部