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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>SVB破綻、2008年世界金融危機の再来にはならない理由</title>
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		<pubDate>Mon, 20 Mar 2023 08:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Economics]]></category>

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		<description><![CDATA[　今をときめくテック系スタートアップやベンチャーキャピタル（VC）との取引が多いことで知られるシリコンバレー銀行（SVB）は、「取り付け騒ぎ」という銀行業界で古くからある現象に見舞われ、3月10日に経営破綻した。 　アメ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p><em>　</em>今をときめくテック系スタートアップやベンチャーキャピタル（VC）との取引が多いことで知られるシリコンバレー銀行（SVB）は、「取り付け騒ぎ」という銀行業界で古くからある現象に見舞われ、3月10日に経営破綻した。</p>
<p><em>　</em>アメリカにおける金融機関の破綻としては、2008年の金融危機のさなかに破綻したワシントン・ミューチュアル以来の規模である。その影響はすぐさま現れた。SVBと取引のあるスタートアップのなかには、賃金の支払いに迫られたほか、預金を引き出すまでプロジェクトの一時中断、従業員のレイオフや一時帰休の実施を懸念するところもあった。</p>
<p><em>　</em>一体何が起きたのか。以下では、SVBが経営破綻した要因のほか、最も影響を受けた主体、アメリカの銀行システム全体に与える影響について知っておくべきことを説明する。</p>
<p><strong>◆SVBが経営破綻した理由</strong><br />
<em>　</em>SVBは、昨年来のテック株価の低迷に加え、インフレに対処するために連邦準備制度理事会（FRB）が積極的に利上げを実施したことで大きな打撃を受けていた。</p>
<p><em>　</em>同行は過去数年間、一般の銀行と同様に顧客からの預金を元手として数十億ドル相当の債券を購入していた。債券投資は一般的に安全とされるが、現在の高金利下では同等の債券と比べると受け取る利息も少ないため、資産価値が低下していた。</p>
<p><em>　</em>緊急時に売却するようなことがなければ、銀行は債券を長期にわたって保有し続けるため、通常は問題にならない。</p>
<p><em>　</em>だがSVBの主要顧客は、昨年から資金需要が高まりつつあったスタートアップやテック系企業だった。VC資金が枯渇し、テック企業は採算の取れない事業の投資ラウンドで資金調達が困難になり、手持ち資金を活用する選択肢しかなかった。そのような資金はたいてい、テックスタートアップ界の中心的存在だったSVBに預けられていた。</p>
<p><em>　</em>そして、SVBの顧客が預金を引き出し始めた。当初は大きな問題ではなかったが、引き出し額が多くなると、SVBは要求に応えるために保有資産を売却する必要が出てきた。同行の主要顧客は企業や富裕層で、政府が預金保険の上限として定めている25万ドル（約3300万円）を超える預金を保有していることも多く、銀行が破綻するのをかなり恐れていたとみられる。</p>
<p><em>　</em>そのためSVBは、通常なら安全とされる債券を損切りして売却する必要に迫られ、損失が重なった結果、事実上の債務超過に陥ってしまった。外部の投資家からの資本調達を試みたものの、救済者は現れなかった。</p>
<p><em>　</em>テック業界に特化した派手な銀行が、銀行界で最も古い現象とされる「古き良き時代の取り付け騒ぎ」によって破綻したのだ。銀行規制当局としては、SVBの残存資産と預金を保護するために同行の資産を管理下に置くしかなかった。</p>
<p><strong>◆今後の見通し</strong><br />
<em>　</em>SVBは2つの大きな問題を抱えている。これらを早期に解決しないとさらに大きな問題に発展する可能性がある。</p>
<p><em>　</em>最も緊急を要するのは。SVBが保有する多額の預金の扱いである。25万ドルまでの預金は政府による保証があるものの、その上限を超える預金には保険が適用されない。連邦預金保険公社（FDIC）によると、保険の適用される預金は13日午前中に引き出せるようになるとされた。だが、SVBの主要顧客はスタートアップやテック業界の富裕層であるため、同行の預金の大部分には保険が適用されないという特徴がある。</p>
<p><em>　</em>現時点では25万ドルを超える預金のすべてにアクセスすることはできず、払い出しは順次行われるとみられる（訳注：FDICは3月13日、預金保険の対象外となる預金も含め全額アクセス可能になると表明）。だが多くの企業からすると、給与やオフィス経費の支払いがあるため、何週間も待つことができない。一時帰休やレイオフを実施する可能性もある。</p>
<p><em>　</em>もう一つの問題は、SVBの買い手が現れないことである。銀行規制当局は通常、破綻した銀行の資産を引き受ける強力な銀行を探し出すものだが、今回はそのような銀行が現れなかった。SVBを買収する銀行が出現すれば、スタートアップがアクセスできない資金にまつわる問題を解決する役割を果たせるかもしれない。</p>
<p><strong>◆2008年の金融危機で起きたことが繰り返される可能性</strong><br />
<em>　</em>現時点ではそう思えない。専門家も、SVBの破綻の影響が銀行セクター全体に広がるとは考えていない。</p>
<p><em>　</em>SVBは規模の大きな銀行だが（訳注：総資産で全米16位）、テック業界のほかVCの支援を受ける企業にほぼ特化した取引を行うユニークな金融機関だった。この1年で大きな打撃を受けた特定のセクターが主要顧客だったといえる。</p>
<p><em>　</em>一般の銀行について言えば、さまざまな業界、顧客基盤、営業地域で多角化を図っている。FRBが最大手の銀行や金融機関を対象に実施した最新のストレステスト（健全性審査）では、深刻な不況や大幅な失業の増加が起きても乗り切れる可能性が示されていた。</p>
<p><em>　</em>だが、保険が適用されない預金を早く使えるようにしなければ、ベイエリアやテック系スタートアップ界に経済的な影響が波及する恐れがあるだろう。</p>
<p><small>By KEN SWEET AP Business Writer<br />
Translated by Conyac</small></p>
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