デビッド・ベッカムの現在は?年収や資産、家族についても紹介

デビッド・ベッカムの現在は?年収や資産、家族についても紹介

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デビッド・ベッカムは、イングランドのサッカー選手として輝かしい功績を残したスーパースターである。サッカーの華麗なプレーもさることながら、ヘアスタイルやファッション、私生活でも大いに注目を集めた。そんな彼の現在に迫る。

デビッド・ベッカムのプロフィール

デビッド・ベッカムのプロフィール

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デビッド・ベッカムは、イングランドで1975年5月2日に誕生した。幼い頃から夢はサッカー選手だったという彼は体格にも恵まれ、天才少年として早くから頭角を表す。

2013年に現役を引退するまで5カ国の有名クラブでプレーし、イングランド代表としても115試合に出場。そのうちの58試合でキャプテンに就いた。端正な顔立ちと独特なファッションで、今なお世界中から脚光を浴びている。

氏名David Robert Joseph Beckham
(デビッド・ロバート・ジョゼフ・ベッカム)
生年月日1975年5月2日
星座牡牛座
出身地イングランド ロンドン レイトンストーン
国籍イギリス
身長183cm
経歴サッカー元イングランド代表(ミッドフィルダー)
公式サイトhttps://www.davidbeckham.com/
SNSInstagram:@davidbeckham

デビッド・ベッカムの生い立ちや若い頃

ベッカムはロンドンで、配管工の父と看護師の母のもとに長男として誕生した。きょうだいは姉と妹がいる。

少年時代は州の代表に選出されたほか、天才サッカー少年としてテレビでも紹介されたことがある。ひたむきにサッカーに打ち込み、順調にスターへの階段を駆け上がっていった。

若い頃からイケメンで、プロになるとその端正なルックスから「貴公子」と呼ばれ、絶大な人気を博する。1999年には人気アイドルグループ「スパイス・ガールズ」のヴィクトリアとゴールイン(結婚)した。

デビッド・ベッカムのサッカー選手としての経歴

デビッド・ベッカムのサッカー選手としての経歴

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ベッカムは1992年、17歳の時にトップリーグデビューして以来2013年に38歳で引退するまで、5カ国のクラブチームで活躍した。ポジションはミッドフィルダーで正確なキックを持ち味とし、献身的なプレーが信条である。

各国の名門クラブに所属し、4カ国で優勝を経験するなど数々の偉業を成し遂げた。「黄金の右足」と呼ばれるほど右キックの精度が高く、フリーキックにも定評がある。そんな彼のサッカー界での足跡を辿る。

クラブチーム経歴

ベッカムはマンチェスター・ユナイテッドで実績を積み、2003年に銀河系集団を誇るスペインのレアル・マドリードに移籍する。2007年には渡米し、ロサンゼルス・ギャラクシー所属となる。その間にはACミランへのレンタル移籍も経験した。そして、2013年、パリ・サンジェルマンにおいて、ユニフォームを脱ぐ。

マンチェスター・ユナイテッド

ベッカムは弱冠17歳でプロ契約を勝ち取ると、キャリアを重ね、レギュラーに定着して活躍する。プレミアリーグで計265試合に出場、61得点を上げ、6度のリーグ優勝という結果を残した。
なお、2003年、敗戦に激怒したファーガソン監督がスパイクを蹴り上げると、それがデビッドの目の上辺りに直撃し、負傷したことが移籍した一因とも言われている。

レアル・マドリード

2003年、ベッカムは4年契約でレアル・マドリードに移籍した。移籍金は、およそ3,500万ユーロと言われている。クラブ加入した最後のシーズンでリーガ・エスパニョーラでの優勝を果たした。

ロサンゼルス・ギャラクシー

ベッカムは2007年より、ロサンゼルス・ギャラクシーに5年契約で移籍。背番号は前クラブ同様、尊敬するマイケル・ジョーダンがつけていた23番となった。同年8月のスーパーリーガ準決勝ではキャプテンを務め、チームの勝利に貢献する。しかし決勝戦で右足の膝を負傷し、チームから離脱する。

回復後、チームに復帰していた中、2009年1月からACミランにレンタル移籍することが発表された。

ACミラン

ベッカムは2009年3月にギャラクシーに戻る予定が、7月まで延長され、翌年1月から再度ミランでプレーすることになった。同年3月の試合でアキレス腱を断裂。その後受けた手術は無事成功する。

2010年9月にギャラクシーで実戦に復帰し、地区優勝にも貢献したが、2011~2012年のシーズン限りでの退団が決定した。

パリ・サンジェルマン

2013年1月、パリ・サンジェルマンに5カ月間の契約で移籍することが発表された。同時に、受け取る給料はすべて地元の子どものための慈善団体に寄付する意向を表明。同年5月12日にリーグ優勝を果たすと、翌日に引退を発表。有終の美を飾った。

イングランド代表としての経歴

1996年にベッカムが初選出されたイングランド代表では、58試合でキャプテンを担い、1998年から3大会連続でW杯に出場した。計115試合に出場し、17得点と貢献する。

1998年のW杯1回戦の対アルゼンチン戦では退場処分となり、チームもPKの末敗北して、大バッシングを浴びる。だが、2001年W杯欧州予選最終節のギリシャ戦、1点ビハインドの試合終了間際に同点となるフリーキックを見事決めて、チームをW杯へと導き、今度は喝采を浴びた。

その後の2002年の日韓W杯では日本中を沸かせ、一大ブームを起こした。

デビッド・ベッカムのファッション

デビッド・ベッカムのファッション

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ベッカムのヘアスタイル「ソフトモヒカン」は、2002年日韓W杯を機に日本で注目を浴び、多くの若者が「ベッカムヘア」を真似するなど社会現象となった。髪型だけでなく、服装もオシャレで、その独特なファッションは何かと世間を賑わせる。

デビッド・ベッカムのファッションや髪型

選手生活を終えても、ことあるごとにファッションについての話題が取り沙汰されるベッカム。

2022年にW杯のイングランド戦を会場で観戦していたベッカムのダンディーな姿が日本の中継に映り、ツイッターでトレンド入りした。パリッとしたスーツにあごひげをたくわえた47歳の姿が、「渋い」「相変わらずカッコいい」などと注目を浴び、人気の健在ぶりを示した。

また、注目度が高いゆえか、2020年に薄毛疑惑が報じられるが、一転して4日後にフサフサの写真がインスタグラムに投稿されている。なお、2022年のW杯観戦時には、薄毛とは感じられないほどの毛量がある。植毛説も流れるが、いずれにせよダンディーであることに変わりはない。

デビッド・ベッカムのタトゥー

ベッカムの体には、多くのタトゥーが彫られており、そのほとんどが家族愛を表現するものとなっている。

  • 右手の甲:妻ビクトリアの名前
  • 左腕:ヒンズー語での妻の名前
  • 腰:長男ブルックリンの名前
  • 首元:次男ロメオの名前
  • 背中:三男のクルスの名前
  • 左鎖骨付近:長女ハーパーの名前
  • 右の脇腹:座ったイエス・キリストの絵(亡き祖父への思いを込めたもの)

このほか、両腕には所属していたチームでの背番号23及びサッカーへの思いが込められたタトゥーが彫られており、彼の全身には家族やサッカーへの深い愛が刻まれている。

デビッド・ベッカムの現在

ベッカムの現在

出典:Facebook

ベッカムは知名度や容姿を活かし、有名ブランドの広告塔を担うほか、ユニセフの親善大使に任命されるなど幅広く活躍している。ビジネスマンとしても事業を手掛け、莫大な資産を築いている。さらに、サッカーのクラブチームの共同オーナーとしての顔も持つ。家庭も3男1女と子宝に恵まれ、円満である。

デビッド・ベッカムの家族

ベッカムは妻ヴィクトリアとの間に、4人の子どもをもうけた。子どもたちは皆容姿端麗だ。

フォトグラファーとして活動していた長男のブルックリンは、2022年に女優ニコラ・ペルツと結婚した。

次男ロメオは、一度はサッカーを離れるも、2021年にアメリカのクラブチームと契約をして、プロサッカー選手として活躍している。

まだ10代でとりわけ父親似の三男クルスは、音楽の道に進む考えを明かし、末っ子の長女ハーパーは、ベッカムに溺愛されている。

夫婦仲に関して、不仲説が囁かれたことはあるが、現在は円満なようだ。結婚後20年以上が経っても、結婚記念日には一緒に特別な時間を過ごすなど、仲睦まじい様子が伺える。

デビッド・ベッカムの現在の仕事や収入

ベッカムはマイアミのサッカークラブチームの共同オーナーを務める以外にも、2005年からユニセフの親善大使として活動の場を広げている。ブランドの広告塔としても多くの収益を上げるなど、知名度を活かして今後も多方面での活躍が期待されている。

収入については、2004年に全サッカー選手中初の1位となった。選手晩年の2012年にも44億円を稼ぎ、4年ぶりの首位に躍り出た。引退した後も現役時代を凌駕する収入を得ており、ベッカム家の資産は世間の注目の的である。

『Forbes』誌が発表した、現役を引退したスポーツ選手の長者番付では、2014年に91億円で2位となった。引退後に収入が大きく増加したことが分かる。収入源は、自身が経営する肖像権管理会社及びモデル業や、広告を扱う会社などである。

なお、2015年の英紙『デイリースター』などの記事では、妻の資産を含むベッカム家の総資産はおよそ924億とされている。

デビッド・ベッカムは現在もナイスガイ

ベッカムは今なおブランドの広告塔や実業家、サッカーのクラブオーナーなどとして多忙な日々を送っている。そんな中でも妻や子どもを大事にし、円満な家庭を築くナイスガイだ。容姿や雰囲気も年齢を重ねるにつれ円熟味を帯び、その魅力に深みが増している。

サッカー選手を引退してもなお人生を精一杯走るその姿に、多くの人が魅了され、声援を送り続けることだろう。

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Text by NewSphere 編集部