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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>小学生の給食も“コース形式”　フランスの子供が身につける「本物の味」</title>
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		<pubDate>Wed, 19 Nov 2025 09:13:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　フランスといえば、美食の国。食には並々ならぬこだわりを持つ。子供の頃から、味覚やバランスのいい食事、食文化などについて学ぶ機会が設けられる。毎年10月には、「la Semaine du Goût」（味覚週間）という食育 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　フランスといえば、美食の国。食には並々ならぬこだわりを持つ。子供の頃から、味覚やバランスのいい食事、食文化などについて学ぶ機会が設けられる。毎年10月には、「<a href="https://www.legout.com/" target="_blank" rel="noopener">la Semaine du Goût</a>」（味覚週間）という食育のイベントが開催され、味の多様性や食材の成り立ち、生産者の重要性などを学んでいる。</p>
<p><strong>◆実は質素なフランスの日常の食事</strong><br />
　そもそもフランスでは、家庭で豪華な食事をする、あるいは、レストランで頻繁に外食をすることが、「美食」の意味ではない。むしろ、普段の食事は質素ともいえる。</p>
<p>　朝食はクロワッサンを食べている、と思われがちだが、実際は、ジャムやバターを塗ったフランスパンやシリアルにコーヒーが一般的。クロワッサンはバターがたっぷりで贅沢な食べ物とされているため、主に週末や特別な日の朝食だ。</p>
<p>　フランスにおいては、量よりも質、添加物の少ない新鮮な旬の食材を、シンプルな味付けで楽しむことが「美食」の定義といえるだろう。</p>
<p><strong>◆味覚教育が始まった背景</strong><br />
　こうした価値観とは対照的に、マクドナルドのようなアメリカ発のファストフードは長らくフランスの伝統的な食習慣や美意識と相容れないものと見られ、店舗の出店には住民の反対運動が起こるなど、簡単には受け入れられなかった。しかし、子供にとってハンバーガーは魅力的な「特別食」であり、次第にファストフードは日常の外食として根づいていった。</p>
<p>　この変化に危機感を抱いた料理ジャーナリストのジャン・リュック・プティルノー氏は、子供の味覚の劣化を懸念し、1990年に「味覚の一日」を立ち上げた。プロの料理人や生産者、教師らが学校で「味覚の授業（Leçon de Goût）」を行い、本来の味を知る教育の必要性を訴えてきた。</p>
<p><strong>◆日本における「味覚の授業」と食育文化</strong><br />
　この活動は、2011年には、フランスと同様に食への強いこだわりを持つ日本でも取り入れられ、シェフやパティシエ、生産者といった「食のプロ」が小学校などを訪問し、味の基本である「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」の5つの味覚について子供たちに教えてきた。「味覚の授業」®を中心とした「<a href="https://legout.jp" target="_blank" rel="noopener">味覚の一週間</a>」が、10月から全国の学校などで行われており、2024年までに、全国延べ2329校、5390クラスで、有名シェフらを講師として開催されている。</p>
<div id="attachment_368153" style="width: 1210px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-368153" class="size-full wp-image-368153" src="https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2025/11/mikaku_no_jugyo_02.jpg" alt="" width="1200" height="800" srcset="https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2025/11/mikaku_no_jugyo_02.jpg 1200w, https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2025/11/mikaku_no_jugyo_02-300x200.jpg 300w, https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2025/11/mikaku_no_jugyo_02-1024x683.jpg 1024w, https://cdn-newsphere.jp/wp-content/uploads/2025/11/mikaku_no_jugyo_02-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /><p id="caption-attachment-368153" class="wp-caption-text">日本で行われた東京千代田小学校における「味覚の授業」。三國清三シェフ</p></div>
<p>　フランスでは、小学校の給食は、前菜、メイン、デザートと、子供にも大人と同じ食事をさせ、フォークやナイフの使い方、テーブルマナーを身につけさせる。日本でも、子供に自然な野菜や豆製品、魚を食べさせようとする文化があり、食育には熱心だ。とくに昼食に手作りのお弁当を持たせる家庭が多く、でき合いのおかずよりも手作りを良しとする価値観が根強い。こうした背景から、子供の頃からバランスの良い食生活を身につけさせようとする意識が育まれている。</p>
<p><strong>◆対照的なアメリカの食風景と、フランスの課題</strong><br />
　一方、たとえばアメリカであれば、ランチボックスに入っているお弁当は、ピーナツバターサンドイッチに炭酸飲料、果物といったシンプルな内容であることが多い。カフェテリアでとる給食も、地域差はあるもののハンバーガーやピザ、フライドポテトなどの加工度の高いメニューが中心になりがちだ。こうした食習慣への健康リスクに対する意識は、日仏に比べると相対的に低いといえる。</p>
<p>　しかし<a href="https://www.lefigaro.fr/vox/economie/berceau-de-la-gastronomie-la-france-doit-redonner-a-ses-enfants-le-gout-du-bien-manger-20251017" target="_blank" rel="noopener">フィガロ紙</a>によると、昨今、フランスでは、カロリーの高いものを過剰に摂取し、長時間のテレビやゲームによる運動不足など、肥満や生活習慣病のリスクを抱える子供が少なくないと指摘されている。そのため、学校におけるさらなる食育教育を組み込む必要性が強調されている。学校給食は、食品の栄養価や生産方法などを学ぶ機会でなければならないとし、新鮮な食材や地元産の食材を使うことが推奨されている。</p>
<p>　こうした流れを受け、<a href="https://www.paris.fr/pages/75-d-alimentation-bio-dans-les-cantines-municipales-d-ici-2027-21236" target="_blank" rel="noopener">パリ市</a>では市議会が2027年までに週2回のベジタリアン食を導入し、給食に使用する食材を100%持続可能なものに切り替え、有機（bio）ラベル付き食材の比率を75%に引き上げるという計画を採択している。</p>
<p><strong>◆日本の新たな動きと、日仏に共通する価値観</strong><br />
　日本では、2023年8月に「NPO子どものための味覚の伝承」を設立。今後は小学校でのイベントに加え、食を取り巻くさまざまな課題をテーマに、ワークショップやセミナー、情報発信などを通して活動を拡大していく方針だという。</p>
<p>　フランスは「食は文化である」という認識のもと、シェフは社会的にも尊敬され発言も重視されている。日本でも2013年、「和食；日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、食はただ空腹を満たすためのものではなく文化である。日仏の食に対するリスペクトは、食育の徹底で子供の頃に培われるのだろう。</p>
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