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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>中国、時代劇への検閲も強化か　唐王朝ドラマの放送延期で飛び交う憶測</title>
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		<pubDate>Fri, 08 Jun 2018 11:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　近年、中国でドラマの規制が強化されている。規制対象となる内容は、警察・司法・社会問題など国家批判につながりやすいものから、魔術・輪廻転生などのSF、怪異譚、不倫・同性愛・未成年の恋愛まで、じつに幅広い。そんななか、無難 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　近年、中国でドラマの規制が強化されている。規制対象となる内容は、警察・司法・社会問題など国家批判につながりやすいものから、魔術・輪廻転生などのSF、怪異譚、不倫・同性愛・未成年の恋愛まで、じつに幅広い。そんななか、無難とされてきた王宮時代劇の人気シリーズドラマが突如、放送延期となり、憶測を呼んでいる。</p>
<p><strong>◆習近平体制の強化により手堅い時代劇にメスか</strong><br />
　渦中のドラマ『宮心計2深宮計』は、唐王朝の権力闘争を描いた時代劇で、法廷が物語の重要な舞台となる。中国のIT大手テンセントと香港のTVB局が共同制作した作品で、中国本土ではテンセント公式ウェイボー（微博）が放送延期を発表したため推測が飛び交った。翌週には放送されたようだが、理由など詳細は明かされていない。</p>
<p>　米エンタメ誌<a href="https://variety.com/2018/tv/asia/is-period-drama-next-for-scrutiny-china-censors-1202820812/" target="_blank">Variety</a>では、ジャーナリストのヴィヴィアン・チョウが、当事者や識者の見解を紹介しつつ、規制強化が原因だと推測した。近年のメディア検閲数の増加や、習近平体制の強化が背景にあると見ているようだ。メディア批評家のジョニー・ラウは、物語の舞台である王宮の法廷が与党批判を暗示させるため規制強化を招いたのではと話している。また、国際人権団体所属のウィリアム・ニーは、中国の視聴者が歴史ドラマと政府との類似点を見出すことに長けていると現状を述べ、「本土政府は歴史を書き直すのに忙しい」と辛らつなコメントで締めた。</p>
<p><strong>◆主演女優にまつわるネット上のある噂</strong><br />
　中国本土での映画公開において、常に検閲を懸念してきた側として、香港のメディア『<a href="http://www.ejinsight.com/20180601-how-beijing-is-taking-censorship-to-a-new-level/" target="_blank">ejinsight</a>』はやや悲観的に報じた。同メディアがまず着目したのは、香港TVB所属の主演女優ナンシー・ウーが、４年前にインスタグラムにアップした写真が問題視されたのでは、というネット上の噂だ。写真が香港民主化デモを映したものでは、と騒がれたのだが、デモの写真とは断定できないという。当のウー氏も、SNSに「”連帯感”を感じます」「香港によりよい明日が来ますように」と微妙な投稿をしただけで、はっきりしない（現在は写真もコメントも削除されている模様）。</p>
<p>『ejinsight』は、巨額の製作費を投じた共同制作のドラマが、そうした不確実な情報だけで延期されるのは考えにくく、規制強化ではないかと見ている。根拠はVarietyと同様で、「法廷」「権力闘争劇」という特徴が党指導部を暗示するからだという。実際、近年は宮廷の権力劇を描く多くのドラマが検閲で弾かれており、今回のケースは厳格化の兆候だと読んでいる。記事は、製作現場が自由で創造的だった80年代を懐かしみつつ、昨今の流れを嘆くような論調でまとめられている。</p>
<p><strong>◆当局に迎合し、翻弄される現場の人々</strong><br />
　中国で多くの時代劇が撮影される「横店映画スタジオ」で取材し、現場スタッフたちの声を集めながら規制の実態を論考したのが<a href="http://www.latimes.com/world/asia/la-fg-china-hengdian-20180409-story.html" target="_blank">ロサンゼルス・タイムズ紙</a>だ（Jonathan Kaiman、4月9日）。</p>
<p>　記事では、3月の全人代にて習近平が演説で触れた古代や元・明・清時代の作品が増えると見ており、抗日兵から剣の戦士に転じたと話すスタントマンや、通則に忠実な監督を紹介している。2016年以降に激減した娯楽系抗日ドラマのように、近年は「検閲を通りやすいジャンルを量産し、ヒットすると社会調和を乱すとして規制される」というケースが多い。製作側が軌道修正を強いられる現状を、記事では「ゴールポストが常に変化している」と鋭く表現している。</p>
<p>　また、スタジオCEOが予算の急増と規模の拡大を主張する一方、あるエキストラ俳優は日給15ドル（約1650円）で雪の中に何時間も横たわったと誇らしげに話した。世界最大の野外スタジオを謳う一方で、労働環境は芳しくないことがうかがえ、当局の意向に翻弄される現場の悲哀を示しているようだ。</p>
<p>　このように、製作側が規制の流れを読みながら話題作を生み出し、盛り上がると規制される、といういたちごっこはまだまだ続きそうだ。手堅いとされる王朝時代劇も、今回の件を機に作風が変わっていくのかもしれない。</p>
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