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		<title>裸婦描かれた絵画が一時撤去　英美術館「対話促したい」 Me Too受け</title>
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		<pubDate>Tue, 20 Feb 2018 11:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　イギリス・マンチェスター美術館は、同館が所蔵するビクトリア朝時代に制作された絵画を一時展示室から撤去した。撤去の理由は、今や世界的なムーブメントとなっている#MeTooに同調したものだ。この撤去には多くの批判が寄せられ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　イギリス・マンチェスター美術館は、同館が所蔵するビクトリア朝時代に制作された絵画を一時展示室から撤去した。撤去の理由は、今や世界的なムーブメントとなっている#MeTooに同調したものだ。この撤去には多くの批判が寄せられているが、撤去をしかけたのが現代アーティストという事実を考慮すると違う側面が見えてくる。</p>
<p><strong>◆アートからの#MeTooへの反応</strong><br />
　マンチェスター美術館で撤去された絵画は、ラファエル前派のジョン・ウィリアム・ウォーターハウスがギリシア神話をモチーフにして制作した「ヒュラスとニンフたち」である。同作品には、水の妖精であるニンフが胸を露わにした女性として描かれている。絵画の撤去に際して同館が掲載した<a href="http://manchesterartgallery.org/blog/presenting-the-female-body-challenging-a-victorian-fantasy/" target="_blank">ブログ記事</a>では「ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスによる「ヒュラスとニンフたち」をマンチェスター美術館の公的なコレクションとしてどのように展示し、解釈するかについて対話を促すために、この作品を展示室から一時撤去します」と撤去の理由が述べられている。同ブログ記事では明言されていないが、この撤去は明らかに「#MeToo」ムーブメントを意識したものだろう。<br />
　<br />
　<a href="http://www.dailymail.co.uk/news/article-5338919/Gallery-removes-Victorian-Pre-Raphaelite-masterpiece.html" target="_blank">デイリー・メール紙</a>によれば、絵画の撤去は3月から同館で開催される現代アーティストのソニア・ボイスさんの作品展示の一環として行われている、とのこと。ちなみに撤去された絵画を印刷したポストカードも、同館のミュージアム・ショップから一時なくなっている。</p>
<p><strong>◆ツイッターは荒れ模様</strong><br />
　デイリー・メール紙の記事では、絵画の撤去に反応したツイートが多数紹介されている。それらは概ね批判的だ。あるツイートは「ニンフは裸ではあるが性的ではない。撤去された絵画があった展示室名「美の追求」の方が、マンチェスター美術館には相応しくない」と述べている。「女性の裸体を容認できるか考え、それを規制しなければならないという社会の強迫観念を感じる」というツイートもある。件の騒動に関するツイートは#MAGSoniaboyceで見ることができる。</p>
<p>　もっとも、イギリスでは画廊で展示された写真に対して抗議が起こり、実際に写真を撤去したというできごとがあった。ウェスト・エセックス州にあるキューブ・ギャラリーで開催されたバレンタインデーに関連した「ロマンス」と題された美術展で昨年、ビクトリア朝時代に撮影された半裸の女性の写真が展示された。この写真に対して、60～80歳の女性3人から不道徳という非難があり、撤去されるに至った。なお、非難のあった写真は神話のような非現実的なモチーフはなく、実在する女性を撮影したと解釈できるものであった。</p>
<p><strong>◆批判すべきは現代アートなのか？</strong><br />
　<a href="https://www.theguardian.com/artanddesign/2018/jan/31/hylas-and-the-nymphs-jw--waterhouse-why-have-mildly-erotic-nymphs-been-removed-from-a-manchester-gallery-is-picasso-next" target="_blank">ガーディアン紙</a>もまた撤去騒動に関して、美術批評家のジョナサン・ジョーンズ氏の記事を掲載している。同氏は女性の裸体が描かれているからと言って絵画を撤去してしまうのは、まさに愚の骨頂と酷評している。こんなことが正当な行為として認められてしまうと、ロンドン・ナショナル・ギャラリーにあるベラスケスが制作した「鏡のヴィーナス」やティツィアーノが描いた「ディアナとアクタイオン」も撤去しなければならない、と述べる。言及されたふたつの絵画は、ロンドン・ナショナル・ギャラリーを代表する女性の裸体が描かれた名画だ。</p>
<p>　以上のように述べたうえで、同氏は現代アートとはしばしば社会にショックを与えてきたものであることを指摘する。例えば、1997年に開催された美術展「センセーション」では、連続殺人犯のマイラ・ヒンドリーの肖像画が展示されて物議をかもした一方で、イギリスの現代アートを世に知らしめた。そして、件の絵画の撤去で真に批判されるべきは、撤去を企てた現代アーティストではなく、絵画の撤去という行為から連想される表現を検閲しようとする古い道徳観ではないか、と同氏は示唆している。絵画の撤去に嫌悪感を抱くとき、その嫌悪感の原因は表現の自由が奪われることへの恐怖かも知れないのだ。</p>
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