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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>英オックスフォード大の「正解のない」入試問題　その内容と意図とは？</title>
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		<pubDate>Tue, 24 Oct 2017 08:00:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[　イギリスのオックスフォード大学は、今年の出願締切日の10月15日の数日前に、面接用のサンプル問題を公開した。毎年知識だけでは答えられない謎解きのような出題であるため、様々な対策本やオンライン・アドバイスが出回り、個別に [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　イギリスのオックスフォード大学は、今年の出願締切日の10月15日の数日前に、面接用のサンプル問題を公開した。毎年知識だけでは答えられない謎解きのような出題であるため、様々な対策本やオンライン・アドバイスが出回り、個別に専門の特訓を受け面接に臨む学生も多いという。数々の難問奇問を通じ、面接官が学生に求めるものとはいったい何なのか。</p>
<p><strong>◆準備の出来ない難問。面接への不安は大きい</strong><br />
　オックスフォード大学のサイトによれば、2016年の志願者は1万9000人以上、定員は約3200人だという。面接に進めるのは、第一関門の書類審査をクリアした学生のみで、全体の半分程度である。ちなみにケンブリッジ大では75%が面接に呼ばれるということだ（<a href="https://www.theguardian.com/uk-news/2017/oct/12/oxford-university-interview-questions-sample-candidates" target="_blank">ガーディアン紙</a>）。</p>
<p>　大学側は、この面接は希望する専攻に関しての面接官との20分間の短い会話であると学生に説明しているが、ほとんどの学生にとっては全く経験のない面接であるため、慣れない場所で初対面の人に質問されることへの不安は大きい。そこで大学は、どういった質問がなされるのか学生に慣れてもらうために、サンプルを公開することにしたとのことだ（ガーディアン紙）。</p>
<p><strong>◆答に正解なし。知識よりも考える力を重視</strong><br />
　ハフポストUK版は、公開された質問の一部を掲載し、面接官がチェックするポイントを紹介している。</p>
<p><strong>法学</strong><br />
夜中にだれもいない道路を赤信号で進むのは違法とすべきか？</p>
<p><strong>哲学（哲学、政治、経済）</strong><br />
「航空輸送は害のある気候変動を助長していることに同意する。しかし私が旅行をしようがしまいが、飛行機は飛ぶのだから、私にとって飛行機で旅をしないことへの道徳的理由はない」これは説得力ある議論だろうか？</p>
<p><strong>医学</strong><br />
バングラデシュ、日本、南アフリカ、イギリスを、粗死亡率（人口1000人あたりの死亡数）の順に並べよ。</p>
<p><strong>現代言語（フランス語）</strong><br />
海外文学を翻訳だけで読むとすれば、失われるものはなにか？</p>
<p>　大学側によれば、どの質問にも正解不正解はない。入試を担当するサミナ・カーン博士は、面接官が見ているのは、学生が問題をどう考え、新しい情報や馴染みのないアイデアにどのように反応するかだと説明している（ハフポストUK版）。</p>
<p>　例えば哲学だが、面接官のセシル・フェーバー氏は、求めているのは受験者の知識ではなく、批判的に思考し、自分の意見への反例に対応し、重要なコンセプト間の差異を区別する能力だという。質問で示された意見は、有害な集団的行為への個人の責任という難しい問いを提起するものだ。学生のなかには航空輸送が気候変動に寄与することへの論争をしたがる者もいるかもしれないが、議論を進めるために、面接官は前提を受け入れることを学生に求めるのだという。それを受け入れられるかどうか自体が大事なテストであり、なぜなら哲学的思考というのは、大抵こうして進むものだからとしている。</p>
<p>　質問で示された意見に賛成する者もいるかもしれない。この場合、面接官は学生が考える道徳的理由とは何なのかを問うという。そしてさらに、別の事例を考えさせる。例えば、「空軍戦闘員一人がいなくても何も変わらないのだから、戦争に行って戦う必要はないのか？」「選挙で自分の一票など取るに足らないから、行かなくてもいいのか？」といった具合だ。複数のケースの差異や類似点が、もとのケースを考えるときの助けとなるのではと問い、「例えば個々の戦闘員は組織の一部として爆撃という同じ目的を持って一緒に行動することを求められている。しかし、民間の航空会社は気候変動の原因を作るという目的を持っているわけではなく、旅客は一緒に行動をするものとも言えない。これが違いを生むのか？」と話を進めていくのだそうだ。</p>
<p>　ちなみに医学の質問では、一番粗死亡率が高いのは高齢化の進んだ日本だ。大多数はバングラデシュか南アフリカだと予想するという。面接官は正解を求めてはおらず、ポイントは、学生が結論を出すのにどんな質問をするのか、どのようにして彼らが結論を導くために情報を解釈するのかだという（ハフポストUK版）。</p>
<p><strong>◆テクニックではなく頭を使う。求められるのはポテンシャル</strong><br />
　作家でジャーナリストのアレックス・プレストン氏は、オックスフォード大の出身でもある。<a href="https://www.theguardian.com/commentisfree/2017/oct/14/solving-the-riddle-of-getting-into-oxford" target="_blank">ガーディアン紙に寄稿</a>した同氏は、面接は受験者を試すと同時に、今後の大学の勉強がどのようなものであるかを受験者に教える側面もあると述べている。</p>
<p>　同氏の要請を受け、オックスフォード大の世界史の教授、ピーター・フランコパン氏は、面接に挑む受験生に対するアドバイスをしている。フランコパン氏は、面接官に好印象を与えるため知識を披露しようとしたり、質問に同意することがコツだと信じたり、質問の前提に激しく反対することで「独自の思考」を示すことができると考えたりする学生もいると述べるが、シンプルにまず「聞いて考える」ことが大切で、最良の方法は落ち着いて唯一の武器である「頭脳」を使うことだと述べる。そして受験生に期待されているのは、宇宙の謎を解くことではなく、いつかそれを成し遂げるかもしれないポテンシャルなのだとしている（ガーディアン紙）。</p>
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