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	<title>NewSphere</title>
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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>知ったかぶり屋も知らないこと　敏腕の錯覚</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Jul 2017 00:00:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[著：Kate Fehlhaber（カリフォルニア大学ロサンゼルス校 PhD candidate in neuroscience、Knowing Neurons 編集長） 　1995年のある日、巨体の中年男性がピッツバーグ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>著：<a href="https://aeon.co/users/kate-fehlhaber" target="_blank">Kate Fehlhaber</a>（カリフォルニア大学ロサンゼルス校 PhD candidate in neuroscience、<a href="http://knowingneurons.com/" target="_blank">Knowing Neurons</a> 編集長）</p>
<p><span>　</span>1995年のある日、巨体の中年男性がピッツバーグの銀行2行を日中に強盗した。彼はマスクや偽装をしていなかった。そして彼は各銀行から出て行く前に監視カメラに向かって微笑んでいた。その夜遅く、警察は驚いたマッカーサー・ウィーラー氏を逮捕した。ウィーラー氏に監視テープを見させた時、彼は信じられないようにそれをじっと見つめた。「私はジュースをかけていたはずなのに&#8230;」と彼は呟いた。どうやら、ウィーラー氏は自分の肌にレモンジュースをこするとビデオカメラに見えなくなるだろうと考えていたようだった。要するにレモンジュースは不可視インクとしても使われるから、彼が熱源の近くに行かない限り、完全に目に見えないはずだった。</p>
<p><span>　</span>警察はウィーラー氏が狂っていたり、麻薬中毒であったのではなく、ただ信じられないほどの勘違いをしていたと結論づけた。</p>
<p><span>　</span>この事件はコーネル大学の心理学者、デイヴィッド・ダニング博士の興味を引き、大学院生のジャスティン・クルーガー氏と何が起きたのかを研究することになった。彼らは、ほとんどの人が様々な社会的、および知的領域において、彼らの能力に対して好意的な見解を持っているが、一部の人は彼らの能力を実際よりもはるかに高く、誤って評価している人がいると論じた。この「自信の錯覚」は現在、「ダニング＝クルーガー効果」と呼ばれ、自己評価を高く行ってしまう認知バイアスを示している。</p>
<p><span>　</span>研究室でこの現象を調べるために、ダニングとクルーガーはいくつかの巧妙な実験を設計した。ある<a href="http://psych.colorado.edu/~vanboven/teaching/p7536_heurbias/p7536_readings/kruger_dunning.pdf" target="_blank">研究</a>では、彼らは学部生に文法、論理、冗談に関する一連の質問をし、その後、各生徒に総合スコアと他の生徒と比較した相対的順位を推定させた。興味深いことに、これらの認知課題で最も低い得点を取った生徒たちは、多くの場合、彼らがどれほどうまく行ったかをいつも過大評価していた。下位四分位の得点を得た生徒は他の生徒の3分の2以上だとスコアを推定していたのだ。</p>
<p><span>　</span>この「自信の錯覚」は、教室内に限らず、日々の生活からも発見できる。フォローアップの<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2702783/" target="_blank">研究</a>でダニング博士とクルーガー氏は研究室から出て、射撃場に行き、銃愛好家に銃の安全性について尋ねた。以前の調査結果と同様に、ほとんどの質問に正しく答えなかった人は、銃器に関する自分の知識を高く評価していた。事実上の知識の他であってもダニング＝クルーガー効果は、無数の個人的能力に関する人々の自己評価においても観察することができる。最近のテレビのタレントショーを見ていると、オーディションでうまく行かず、審査員によって落とされた参加者たちの顔に表れる衝撃を見る事が出来る。私たちにはそれがほとんど笑い事だが、彼らは自分たちの優位性の錯覚がどれほど誤っているかを本当に認識していないのだ。</p>
<p><span>　</span>確かに、人によって自分を過大評価することは典型的なことである。ある<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0001457586900047" target="_blank">研究</a>ではドライバーの80％は自分自身が平均以上だと統計的に不可能な評価をしていることを確認した。そして、人々が自分の相対的<a href="https://www.jstor.org/stable/3090112?seq=1" target="_blank">人気</a>と<a href="https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2429993/" target="_blank">認知能力</a>を評価する時、同様の傾向が見られた。問題は、人々が無能な時に、間違った結論に達し、不幸な選択をするだけではなく、間違いを気づく能力を奪われるということである。大学生を対象とした１学期間の<a href="http://psycnet.apa.org/index.cfm?fa=buy.optionToBuy&amp;id=2000-03003-015" target="_blank">研究</a>で、良い生徒は、得点や相対的なパーセンタイルに関するフィードバックを得て、今後の試験での成績をよりよく予測できる。しかし、最悪の結果を出す生徒は、彼らが誤っているという明確かつ反復的なフィードバックを得ているにもかかわらず、それを認識していなかった。無能な人たちは、誤ったやり方について混乱したり、当惑したり、深く考える代わりに、自分のやり方が正しいと主張する。チャールズ・ダーウィン氏が「人の由来と性に関連した選択」（1871）に書いたように、「 無知というのは、しばしば知識よりも確信に満ちている。」</p>
<p><span>　</span>興味深いことに、本当に賢い人も自分の能力を正確に評価することができない場合がある。 DやFなどの成績（AからFの6段階評価中）の生徒が能力を過大評価するのと同じくらい、Aの成績をとるの生徒は自分を過小評価している。ダニング博士とクルーガー氏の研究で、認知度が上位四分位だった成就度の高い生徒は、相対的な能力を過小評価していることを分かった。これらの生徒は、実験で用いられた認知課題が自分にとって容易であるならば、他の誰にとっても同じように容易であるか、またはより容易だろうと推定した。このいわゆる「インポスターシンドローム」は、成就度の高い人は、自分の才能を認識できず、他の人も同等に有能であると考えることより、ダニング＝クルーガー効果の逆に比喩することが出来る。違いは、有能な人は適切なフィードバックで自分の自己評価を調整でき、無能な人はそれができないということである。</p>
<p><span>　</span>そしてそこには、無謀な銀行強盗のようにならないための鍵がある。時々私たちは良好な成果を得る時もあるが、レモンジュースのアイデアのように、私たちのアプローチは不完全で、不合理で、不適格で、ただ、ばかげている時もある。極意は、優位性の錯覚に惑わされず、自分の能力を正確に再評価することを学ぶことである。つまり、孔子が言ったように、自分の無知の程度を知ることが本当の知識である。</p>
<p><small>This article was originally published on <a href="https://aeon.co/" target="_blank">AEON</a>. Read the <a href="https://aeon.co/ideas/what-know-it-alls-dont-know-or-the-illusion-of-competence" target="_blank">original article</a>.<br />
Translated by kang_2016</small><br />
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