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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>「パリ・シーイン騒動」が映すフランスの階級社会　老舗百貨店が踏み越えた一線</title>
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		<pubDate>Thu, 13 Nov 2025 03:50:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Business]]></category>

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		<description><![CDATA[　中国発のファストファッションブランド「SHEIN（シーイン）」が5日、パリの老舗百貨店「BHV（ベー・アッシュ・ヴェー）マレ」6階全フロアに世界初の常設店舗をオープン。フランス国内で物議を醸しており、今後の展開が注目さ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　中国発のファストファッションブランド「SHEIN（シーイン）」が5日、パリの老舗百貨店「BHV（ベー・アッシュ・ヴェー）マレ」6階全フロアに世界初の常設店舗をオープン。フランス国内で物議を醸しており、今後の展開が注目されている。</p>
<p><strong>◆「低価格＝低品質」に抵抗感を持つフランス文化</strong><br />
　13時の開店前には長い行列ができる一方、消費者団体や環境保護団体が「BHVに恥を知れ」と非難するプラカードを掲げて抗議した。百貨店周辺には厳重な警備体制が敷かれ、大混乱となった。産業大臣のセバスチャン・マルタン氏はテレビ出演などで、今回の出店について「我々の価値観を脅かす戦略だ」と強く<a href="https://www.vie-publique.fr/discours/300787-sebastien-martin-05112025-lcp-politique-industrielle" target="_blank" rel="noopener">非難した</a>。一方、BHV側はこの出店を「新たな顧客層を迎え入れる挑戦」と位置づけている。</p>
<p>　シーインは、150か国以上で、女性アパレル商品を中心に、メンズ・キッズアパレル、生活雑貨など幅広い商品展開を行うECサイトで、「最新トレンドを反映した高品質な製品を、手頃な価格で迅速に提供する」というキャッチコピーのもと、世界的に人気を博している。日本でも、2022年、東京・原宿にショールーム「SHEIN TOKYO」をオープン。若者の絶大なる支持を得ているブランドだ。</p>
<p>　今回のパリ出店において、抗議行動の理由を反対勢力に尋ねると、「（1）低賃金労働・劣悪な作業環境、（2）大量生産・大量廃棄によるCO2排出の懸念、（3）地元ブランドの存続を脅かす低価格戦略」などを挙げる。</p>
<p><strong>◆Tシャツ製造代は1枚50円未満、週75時間労働も当たり前</strong><br />
　そもそもシーインが成功したのは、その幅広い商品と安さ。ワンピースが約1900円、セーターが約1200円などで売られている。</p>
<p>　英BBCの<a href="https://www.bbc.com/japanese/articles/cz9ex4v2y31o.amp" target="_blank" rel="noopener">報道</a>によると、シーインの格安衣服を製造する工場が集まる地区が中国南部・広州にあり、「シーイン村」として知られるという。報酬は出来高制で、服1枚ごとに支払われ、Tシャツは1枚あたり1〜2元（約22〜43円）、週75時間労働も当たり前だという。</p>
<p>　こうして生産された衣料品が大量消費され、過剰在庫や消費者による廃棄により、焼却・埋め立てされ、環境への大きな負荷を生み出している。「物を大切に長く使う」文化が根付くフランスでは、こうした行為は特に嫌われる傾向が強い。</p>
<p>　この騒動に、BHVに長年出店してきた複数のブランドも抗議の意を示して撤退する意向を明らかにしている。なかでも話題になったのは、日本でもファンが多いフレンチシックの代表的ブランド「アニエスベー（Agnès b.）」の閉鎖だ。「少なく買って、より良いものを選ぶ」というブランドの理念に逆行するとして、契約更新前の立ち退きを決めている。</p>
<p><strong>◆若い実業家が進める老舗のターゲットと相反するビジネス</strong><br />
　「BHVマレ」は、パリ市庁舎の向かいに建つ創業1856年の歴史ある百貨店で、家庭用品をメインに最新ファッションまで幅広く扱う。東京でたとえれば、東急ハンズに伊勢丹を合わせたようなイメージといえるだろうか。</p>
<p>　フランス人にとって生活の一部として定着しているDIYに必要な用具や部品などの購入ならBHV、と昔から商品に対する信頼厚く、愛用されている百貨店だ。パリの中産階級以上の顧客を持ち、質の良い品物を扱う店として知られている。</p>
<p>　ところが、若い実業家フレデリック・メルリンが2021年に設立したSGM（ソシエテ・デ・グラン・マガザン）がBHVを買収後、妹のマリリーヌとともに積極的な新ブランド戦略を進めており、この老舗百貨店で、安価な大量生産品を扱うシーインの出店を進めた。BHVのこれまでのイメージを損なうおそれがある動きであり、シーインのパリ出店がパリ市民に人気の高い百貨店のひとつであったことが騒動の発端になったとの見方も出ている。</p>
<p>　オープン後の売り場では、セーターやワンピースを抱えて「こんなに安いなんて、助かります」とインタビューに答える来店者の姿も見られた。「値段は少し高くても長く使えるものを買うべきだ」と抗議していたのは、パリ市内の中間層から富裕層だ。倫理観が強く、エコ意識の高い層が集まる場所に、品質面への懸念が指摘される商品を扱う店を出してしまったのだ。</p>
<p>　この店が移民の多く住むパリ郊外にオープンしていれば、これほどの騒動にはならなかったかもしれない。開店日の映像には、手頃な価格を喜びながら商品を選ぶ人々の姿が映っていた。その一方で、「低品質な商品」と批判する声もあり、何に価値を見出すかという感覚の違いが、フランス社会の階層構造を浮き彫りにした。</p>
<p>　シーインのBHV出店は、単なるビジネスではなく、多様な価値観を映す鏡になっている。</p>
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