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		<title>アマゾンの営業利益の7割超を稼ぐAWS　有望なクラウド市場で世界シェアトップ</title>
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		<pubDate>Mon, 17 Apr 2017 08:00:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Business]]></category>

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		<description><![CDATA[　アマゾンは書籍の通販からスタートしたが、現在は日本でも日用品から生鮮食品までを扱うようになり巨大なネット通販会社になっている。プライム会員（年会費3,900円税込）に登録すると、お急ぎ便や当日便の配送料が無料になるなど [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　アマゾンは書籍の通販からスタートしたが、現在は日本でも日用品から生鮮食品までを扱うようになり巨大なネット通販会社になっている。プライム会員（年会費3,900円税込）に登録すると、お急ぎ便や当日便の配送料が無料になるなどの特典だけではなく、Amazonプライム・ビデオで国内外の映画やドラマが見放題、100万曲以上の楽曲のあるPrime Musicも聞き放題になる。月額にすれば300円と少しなので、ビデオオンデマンドや音楽配信サービスを個別に契約するよりも安い。さらに本国ではドローン配送や実店舗の販売に進出するなど、通販という枠を超えたアマゾン流の挑戦状を世界の小売業に突き付けているといえるだろう。</p>
<p>　その一方で、アマゾンはこれからも拡大が見込まれるクラウドコンピューティングの世界でもトップシェアを誇るのをご存知だろうか。クラウドコンピューティング事業を中心に、アマゾンの強みについてみてみたい。</p>
<p><strong>◆クラウドコンピューティングとは、なぜ有望？</strong><br />
　インターネット上にあるコンピュータや記憶装置の処理能力や保存能力をネットを介して使えるのが、クラウドコンピューティングだ。Googleドライブで友人たちと写真をシェアするのもクラウドコンピューティングの利用になる。IT人材と予算に余裕のない中小企業でも、機器やソフトウェアを自前で購入したり構築したりしないで最新の機能を手に入れることができる。大手企業でも仕事の繁閑や変動するデータ量に合わせ、その都度クラウドサービスを利用した方が効率的でコストも少なくてすむ。クラウドサービスビジネスが成長する背景だ。</p>
<p>　米国のICTアドバイザリー企業の<a href="http://www.gartner.com/newsroom/id/3616417" target="_blank">ガートナー</a>が今年2月に公表した予測によると、誰もが利用できるパブリック・クラウドサービスの市場は、2017年は前年比18％増で2,468億4,100万ドル（約26.7兆円）を見込み、2020年にはその1.5倍にまで成長する。市場規模の大きさと将来性で、ICTのなかでも有望なマーケットのひとつなのである。その成長性の高いクラウドコンピューティングの市場でトップシェアを堅持しているアマゾンだが、その母体はICTではなく通販会社というところが不思議ではないだろうか。じつはICT出身ではないところに市場での成功の鍵がある。</p>
<p><strong>◆AWSのはじまりは自社の課題解決から</strong><br />
　IT系の起業家や経営者向けのメディアである<a href="https://techcrunch.com/2016/07/02/andy-jassys-brief-history-of-the-genesis-of-aws/" target="_blank">TechCrunch</a>が、「アマゾン・ウェブ・サービス（AWS）」というクラウドサービスが誕生するまでの経緯をまとめている。それによると2000年当時、アマゾンはひとつのEC会社として困難を乗り越えつつ業容拡大の道を歩んでいた。その頃すでにEコマースのインフラを貸し出すサービスを立ち上げたかったが、外部で作ったプラットフォームはそういった拡張を考慮していなかったため、開発上の問題にぶつかった。目指したのはインターネットベースの誰もがすぐにアクセスし使える共通の社内システムだった。それが現在のクラウドサービス「AWS」の基礎を作った。最初からAWSのイメージが明確にあったわけではなく、社内向けシステムの理想が外販力のあるサービス商品を生んだのだ。</p>
<p><strong>◆今ではAWSが利益の柱に</strong><br />
　クラウドコンピューティングはユーザーにとってはありがたいシステムだが、反面、これまでコンピュータのハードウェアやソフトウェアの販売で売上を得てきたITベンダーにとっては収益を脅かす存在で、当初そのビジネスモデルの取り入れに消極的だった。しかしITビジネスはハードウェアからソフトウェアへ主軸を移し、さらにサービスへ向かう流れは変えられなかった。クラウドサービスの世界では、既存の枠にとらわれなかったアマゾンのような会社が先行し、現在のような高いシェアを維持するに至った。調査会社の<a href="https://www.srgresearch.com/articles/microsoft-google-and-ibm-charge-public-cloud-expense-smaller-providers" target="_blank">synergy</a>によると、2016年第4四半期のクラウド市場（IaaSとPaaS）のAWSのシェアは40％以上。Google、マイクロソフト、IBMの3社合計のシェアでも20％強にすぎず、その強さがわかる。</p>
<p>　<a href="http://fortune.com/2017/02/22/cloud-growth-forecast-gartner/" target="_blank">フォーチュン誌</a>ではガートナーの調査結果を引用し、IoT（モノのインターネット）で自動車や家電などからもデータが集められるようになると、さらに需要が高まると述べている。一方で、SaaS（ソフトウェアをサービスで提供する）ビジネスのIT企業はこれまで自前のデータセンターを運営していたが、これらの企業もアマゾンやマイクロソフト、IBMやグーグルが提供するパブリッククラウドへ移行している点を指摘した。アマゾンなどパブリッククラウドで先行する企業の収益拡大の材料はさまざまあるわけだ。</p>
<p>　今年2月にアマゾンが発表した決算によると、16年12月期は営業利益が41億8,600万ドル（約4,536億円）で過去最高を記録した。そのうちの74％に当たる31億800万ドル（約3,368億円）がクラウドサービスのAWSが稼ぎ出している。次々に先行投資で新しい手を打てる強さの背景といえそうだ。</p>
<p>「必要は発明の母」という言葉があるが、アマゾンのAWSはまさにそのとおり。ビジネスとしての自社の売上拡大だけではなく、市場が本当に求めるものを正しく提供することが一番大切であるということにも気づかせてくれる。とかく企業の力を製品や技術力で測りがちだが、それらは結果であり、やがてはライバルに追われ、時とともに陳腐化していく。アマゾンの強さは商材ではなく、それを継続して生み出していける力なのである。</p>
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