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	<title>NewSphere</title>
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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>「日本へ行くなら旅館に」外国人観光客の間で「Ryokan」の人気上昇中</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Jan 2018 02:30:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Travel]]></category>

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		<description><![CDATA[　日本の旅館の歴史は長い。長い、といえば漠然としているが、ではどのくらい前から旅館は存在したのだろう。諸説あるが、時代はさかのぼって奈良時代のこと、旅の途中で病に倒れたり、食料が尽きて餓死したりする旅人を哀れんだ当時の僧 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　日本の旅館の歴史は長い。長い、といえば漠然としているが、ではどのくらい前から旅館は存在したのだろう。諸説あるが、時代はさかのぼって奈良時代のこと、旅の途中で病に倒れたり、食料が尽きて餓死したりする旅人を哀れんだ当時の僧侶たちが、「布施屋」と呼ばれる宿泊施設を設けたのが旅館の始まりとされている。こうした旅館は旅人の命を守るため、僧侶たちによって管理され、その後、江戸時代に入ってからは参勤交代のために地方と中央を行き来する大名や侍、そして商人をもてなすための宿泊所となったという。当時の旅館は現代のそれとはもちろん異なり、質素であったことは間違いない。しかし、旅人たちの疲れをいやす場としてあるべき姿と、その神髄は今も決してゆるぎなく息づいているといえるだろう。</p>
<p><strong>◆旅館からRyokanへ</strong><br />
　その旅館が今、Ryokanとして海外でちょっとしたブームを巻き起こしている。これはいったい、何を意味するのか。簡単にいえば、「日本へ行くならホテルではなく、Ryokanに泊まろう」という訪日客が増えたことを示す。日本を旅するにあたり、マストなスポットというとミシュランのお墨付きレストランとか、ロボットがフロントで対応してくれるホテル、おなじみの洗浄シャワー付きトイレ、そして超豪華で至れり尽くせりな温泉などだろう。と同様に今や日本のRyokanも、世界中から日本めがけてやってくる外国人から大注目を集める存在になっているのである。それに応えるかのごとく、旅館経営者側も試行錯誤を重ねながら痒い所に手が届く完璧なおもてなしを提供することはもちろん、より快適な設備を完備するよう努力を重ねているのは必然である。</p>
<p>　たとえば、こうした旅行客が宿泊先を選ぶ際、Ryokanは今年、最注目の宿泊施設として、すでに予約数もうなぎ上りといわれている（<a href="https://press.atairbnb.com/the-u-s-midwest-ryokans-and-brazilian-beaches-airbnbs-2018-travel-trends/" target="_blank">Airbnbによる2017年度の報告</a>）。この世界的な傾向として明白なのは、ホテルに宿泊するより、訪れた場所の地元感が味わえるような宿泊施設が好まれる傾向にあるということだろう。</p>
<div class="nextPageTitle"><a href="https://newsphere.jp/travel/20180129-2/2/"><img src="https://s.w.org/images/core/emoji/14.0.0/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />︎次のページ　海外客からの人気ぶり</a></div>
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		<title>海外も注目、日本のジェンダーレス男子　日本の殻を破る“自由さ”が魅力？</title>
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		<pubDate>Thu, 02 Feb 2017 08:45:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　女性に生まれ変わりたい、というわけでは決してないが、いわゆるファッションの一環として、メイクアップを施したり女性の服を着用したりする「ジェンダーレス男子」が日本の女性たちを騒がせている。佐々木とまん氏や、りゅうちぇる氏 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　女性に生まれ変わりたい、というわけでは決してないが、いわゆるファッションの一環として、メイクアップを施したり女性の服を着用したりする「ジェンダーレス男子」が日本の女性たちを騒がせている。佐々木とまん氏や、りゅうちぇる氏など、エンタメ界を彩る存在になった彼らの活躍とその人気ぶりは、すでに<a href="https://www.nytimes.com/2017/01/05/world/asia/with-manicures-and-makeup-japans-genderless-blur-line-between-pink-and-blue.html" target="_blank">アメリカ</a>や<a href="https://fashionunited.fr/actualite/mode/tout-en-rose-comme-des-filles-la-mode-genderless-fait-son-chemin-au-japon/2016031410687" target="_blank">ヨーロッパ</a>でも報道されている。</p>
<p><strong>◆日本男児像に変化があった？</strong><br />
　彼らが登場した背景にあるのは、日本人女性による男性観の変化に起因し、これがジェンダーレス男子の魅力を引き出すきっかけを作ったのではないか、とアメリカをはじめとする海外では分析されている。ともすれば唯我独尊的な、ステレオタイプの日本男子の鋳型にはまらず、自由な考えを持つ日本男子が増えていることのあかしともいえるのではないかというわけだ。</p>
<p>　たとえば、自由遵守の権利を重んじ、世界で初めて同性婚を合法化したオランダでも、<a href="http://www.vereniging-genderdiversiteit.nl/2017/01/japanse-genderless-danshi/" target="_blank">ジェンダーレス関連サイト</a>上にとまん氏やりゅうちぇる氏の活躍ぶりが記載された。自分の思いを自由にさらけ出す彼らの姿勢に拍手喝采を送りたい！「Go with the flow」（そのまま、時の流れに乗って行こう！）と、手放しで絶賛する声がリアクションとして、たくさん寄せられているのが印象的だ。</p>
<p><strong>◆異性でもなく、同性でもない？</strong><br />
　ところで、70年代から80年代に活躍した「クイーン」というバンドをご存じだろうか。英国ブリティッシュ・ロックの大御所として人気を誇った彼らが、世界で注目を集めるきっかけとなったのは、日本公演での大成功だったといわれる。人気を後押ししたのは、熱心な日本人女性のファンであるが、彼女たちのほとんどが、メンバーらの「美しい外見」に魅せられファンになった人たちだった。当時の彼らは腰まで伸びた長い髪をなびかせ、時にはメイクをほどこし、極彩色のファッションを身にまとってステージに立っていたが、この姿に日本人女性たちはすっかりとりこにされたのだ。</p>
<p>　このことからわかるように、日本人女性はあたかも女性のように美しく身なりを整えた男性に惹かれる傾向がもともとあるのではないかと推測できる。ただ、日本の一般的な社会的視点からすれば、「男子たるもの」が女性のような恰好をすれば異端とみられ、反社会性行動とさえ見なされることも否めない。ところが、そんな通説を覆すほどユニークな存在としてアピールしているのがこの「ジェンダーレス男子」であり、アメリカをはじめとする海外でも注目された理由といえるだろう。</p>
<p><strong>◆個性を自由に発揮できる存在</strong><br />
　自らトランスジェンダーで、早稲田大学や明治大学で教鞭をとる性社会・文化史研究者の三橋順子氏（61）が、ジェンダーレス男子について述べた言葉が、オランダのトランスジェンダー関連サイトVereniging Genderdiversiteit上に掲載されている。「現代の男性は自己表現する機会に恵まれている女性を羨ましいと感じているようだ。ファッションやメイクアップの流行を常に意識し、己の個性を磨きながら“人間”としての美しさを自由に追求できるからだ」。</p>
<p>　ジェンダーレス男子たちは女性と同じく、自分自身を表現するための自由と融通性を持ち合わせている。彼らの波長は女性のそれにぴったり合っているのだろう。だからこそ女性たちも共感を覚え、性を超えた部分で彼らに魅了されるのかもしれない。海外も注目するその活躍ぶりが、日本男子の通例を基本から覆す日がやってくるのはいつだろうか。</p>
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		<title>BABYMETAL凱旋、ガンズ日本公演をサポート　海外大物アーティストをも次々と魅了</title>
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		<pubDate>Mon, 23 Jan 2017 09:15:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Entertainment]]></category>

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		<description><![CDATA[　ついに、という感じである。日本が誇る（と、海外のファンは称賛する）BABYMETALが、ガンズ・アンド・ローゼズの日本公演（1月21日の京セラドーム大阪を皮切りに全5公演）でサポートアクトを務めている。昨年12月にはレ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　ついに、という感じである。日本が誇る（と、海外のファンは称賛する）BABYMETALが、ガンズ・アンド・ローゼズの日本公演（1月21日の京セラドーム大阪を皮切りに全5公演）でサポートアクトを務めている。昨年12月にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズとツアーを行ったばかりだが、年を明けてすぐ、80年代のハードロック界で隆盛を極めたガンズとの共演とあってBABYMETALファンならずとも世界中のロックファンらを驚愕させている。</p>
<p>　デビュー当時から往年のガンズ・ファンを自称する人たちにはコワモテも多いといわれるが、彼らはこの日本公演の実現に、多少面喰ったかもしれない……というのはいらぬ憶測だったようで、たとえば、ヨーロッパのメタル好きが集まるフォーラムやSNSには、「うらやましい！」、「祖国日本でガンズと共演なんてすごい！」、「行きたい！」と素直な意見が山ほどツイートされている。</p>
<p><strong>◆コワモテをも魅了するパワー</strong><br />
　ガンズについて語るフォーラム上で懐疑的意見を述べていた、BABYMETALをよく知らない人たちも、BABYMETALの動画を見るとその存在感に度肝を抜かれるようだ。へヴィな音楽（演奏）に乗って息のぴったり合ったダンスをする3人の最高のパフォーマンスに、息をのみ言葉を失ってしまうのである。ガンズ・アンド・ローゼズのメンバー各個人の才能が放つオーラは強力だが、それにも決して引けをとらず、力量としてつり合いが取れたとさえいえるBABYMETALへの注目度はさらに高まるばかりだ。　</p>
<p>　昨年12月には、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの英国ツアーに参加。これまた多くのファンを魅了した。このコンサートでは、英国を代表するメタル・グループ、ジューダス・プリーストの有名なナンバー2曲で共演したのみならず、ツアー当日に誕生日を迎えたボーカルのSU-METALに対し、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーが音頭を取り、会場中が「ハッピー・バースディ」の合唱に包まれたほどの盛り上がりぶりだった。ちなみに、前述のジューダス・プリーストのボーカルで「メタル・ゴッド」の通称で知られるロブ・ハルフォードもBABYMETALと昨年の7月に共演しており、彼から「最高！」のお墨付きをもらっている。</p>
<p><strong>◆女性メタラーも称賛！</strong><br />
　ちなみにヨーロッパでは、BABYMETALを高く評価する女性メタラーが多いのも特徴かもしれない。彼女たちによると、女性は一般的に同性のアーティストに対し称賛するか憧れを抱くか、もしくは批判するかのどれかだというが、BABYMETALに関しては、同性メタラーをも魅了する「魔力」を持っているということだ。日本では、大晦日の恒例・紅白歌合戦には惜しくも参上できなかったBABYMETAL。真偽のほどは定かではないが、選出に漏れたその理由は「悪魔を連想させる」からだというが、世界のメタルファンや現役ミュージシャンらの心をも魅了する、魅力を超えた「魔力」を持ったBABYMETALが世界制覇をする日もそう遠くはないだろう。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>この手があった!? 若者の就職支援にゲームを活用するオランダ政府　万年学生よさらば？</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Dec 2016 08:45:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　経済のマイナス成長が約10年続き、長く寒い｢冬｣に突入したままのオランダだが、中央統計局の統計によると若年失業率は昨年度から高止まりしており、18歳から25歳までの労働人口の13.3％が未就労だそうだ。若年層は短期契約 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　経済のマイナス成長が約10年続き、長く寒い｢冬｣に突入したままのオランダだが、中央統計局の統計によると若年失業率は昨年度から高止まりしており、18歳から25歳までの労働人口の13.3％が未就労だそうだ。若年層は短期契約勤務者が多いため、解雇されやすいのも原因のひとつだが、本質的な原因は就労先の減少にある。しかし、若年層の多くは状況を冷静に受け止め、むしろ客観視しているふしもある。</p>
<p><strong>◆万年大学生が増える理由</strong><br />
　成人年齢（満18歳）に達しても、｢希望通りに就職できるはずがないから｣と腹をくくったまま将来を憂えることなく、大学生のまま安泰に（？）過ごそうと考える者も多い。なので、大学生のまま三十路を越えても、オランダ人はあまり気にしない。これはなぜか？　まず、授業料が安いので、アルバイトだけでどうにか賄えるためだ。一般大学なら年間2,000ユーロ（約19万円）ほどしかかからない。加えて、学生の身分にはメリットがたくさんある。例えば、特定のスーパーマーケットやデパート、美容院などでは学割がきくので、生活費もかなり抑えられる。さらに、交通費（バス、路面電車）に至っては、国内なら無料でどこへでも乗り放題ときている。そのうえ、下宿代の半額を市役所の生活保護課がまかなってくれる場合すらある。つまり学生でいる限り、贅沢をしなければ社会人よりも楽な生活が送れてしまうというわけだ。これが万年大学生を増やす理由なのである。</p>
<p>　これだけ特典があれば、｢学士さま｣としてのうのうと暮らしたほうが、確かに快適だろうが、この事態を重く見た政府は意図的に長期間在学する者、つまり卒業見込みがあるのに故意に留年した者に対して、留年1年ごとに罰金3,000ユーロ（約29万円）を課すことにした。ところが今度は、この罰金制がない国を求めて万年大学生たちの大移動が始まってしまったのだ。手っ取り早い行き先は、オランダ語が通じるベルギーである。国境を越えれば簡単に入学できるため、“隣国”留学するオランダ人大学生が増大しているそうだ。ベルギー側は、身分確保のために入学する彼らのために国の財政負担が増える、と困惑することしきりだ。</p>
<p><strong>◆ゲーム感覚</strong><br />
　景気が良かった頃、大学卒業生は社会に重要な存在だった。有能で意欲的、そして頭脳明晰な彼らを雇えば、会社は安泰といわれていたのである。しかし、いくら優秀な人材がいたとしても現状では就職先すら見つからず、まさに宝の持ち腐れでしかない。この時期をうまく乗り切る術を、留年や隣国留学に見出したとしても、一概に批判はできないかもしれない。</p>
<p>　そんな万年大学生らのモチベーションをあげるため、苦肉の策として話題になっているのが<a href="https://www.expeditiework.nl/jouwnetwerk/" target="_blank">オンライン就職斡旋サイト</a>である。これは、文部省が各市の教育委員会と提携して開発したシリアス・ゲーム（疑似体験シミュレーションを通じて、問題等を解決するゲーム）を含むアプリだ。使い方は簡単。まず、｢将来の夢・あなたらしいスタイル｣｢希望職・あなたの選択｣｢履歴書の書き方・あなたのやり方｣｢面接・あなたをアピール！｣などのアイコンを選んでクリックする。すると、｢あなたのプライベートコーチ｣として、5、6人のアバターが出現するので、彼らのアドバイスに従いながら、将来の夢を選択したり、履歴書のサンプルに記入したりしながら、就職のシミュレーションをするわけだ。このゲームを使うと、人間関係をスムーズに活かすことがいかに就職活動にとって重要なのかも体験できる。</p>
<p>　個々のマニュアルに従い、就職までの全過程を疑似体験しながら、随所に含まれるレベルアップ要素によって達成感も得られるこのサイトは、大手・中小企業とのタイアップにより、人材募集ページへも直接アクセスできるようになっているのが特長だ。つまり、ゲームでトライした就職活動が、実地に開始できるサービス機能も満載されているため、楽しみながら興味を持って就職活動ができる、と謳っているわけだ。</p>
<p><strong>◆効果のほどは？</strong><br />
　実際に、このアプリゲームを使って、就職に成功した人に聞いてみた。彼女が将来に描いた青写真は、仲間と一緒に弁護士事務所を設立すること。しかし、不況でそれも夢物語だった。失意のままボランティアで弁護士の付き添いのようなことをして法廷へ出向く日々を送っていたところ、このアプリゲームを知り、ならば自分も、とトライ。運よく、サイト上の人材募集に応募し採用され、新たな方向性を見出すことに成功したという。現在、海外養子縁組斡旋団体の秘書として、充実した日々を送っている彼女だが、最初は「ゲーム感覚での就職」にかなり半信半疑だったそうだ。しかし面接の際、シリアス・ゲームでシミュレーションしたときと全く同じ場面に出くわし、ゲームの有用性を感じたという。予想体験をしっかり積んでおいたおかげで面接時にあがることもなく、結果的には就職に成功したというわけだ。</p>
<p>　履歴書はメール送信、初回の面接はスカイプで行なうのが当たり前のオランダだが、今後、就職を成功へ導くシリアス・ゲームの導入により、万年大学生たちが、果たしてその身分を返上する日がやってくるのかどうか。大企業もこれらのゲームに注目し、就職活動の手助け用や、新入社員指導用に取り入れる会社も増えているという。ゲーム世代の台頭により、就職活動までゲーム化する時代に突入したようだが、これが功を奏して失業率が下がるということはあるのだろうか。経過を見守りたい。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>EUは解体に向かうのか？ 押し寄せる右傾化の波……移民とEUの理想が招くポピュリズム</title>
		<link>https://newsphere.jp/world-report/20161207-1/</link>
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		<pubDate>Wed, 07 Dec 2016 08:45:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　ヨーロッパが変わりつつある。イタリアとオーストリアに続き、来年の3月にはオランダの下院選挙、4～5月にかけてフランスの大統領選挙、そして9月にはドイツの連邦議会選挙が行われるが、国民の投票結果が政治形態そのものを根本か [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　ヨーロッパが変わりつつある。イタリアとオーストリアに続き、来年の3月にはオランダの下院選挙、4～5月にかけてフランスの大統領選挙、そして9月にはドイツの連邦議会選挙が行われるが、国民の投票結果が政治形態そのものを根本から揺るがす起動要因となる様相を呈している。英国EU離脱に続き、次はどの国が共同体から「独立」するのか。「EU解体か？」とまで称されるこの動きは、真実なのか。</p>
<p><strong>◆イタリアとオーストリアの場合</strong><br />
　イタリアでは12月4日に国民投票が行われた。目的は憲法改正の是非を問うためのもので、これまでの二院制を事実上の一院制にするか否かを投票で決めるためだ。EU体制を支持している与党は一院制体制を強く推しているが、逆に二院制を支持する野党はEU離脱を目標に掲げており、後者が圧倒的支持を受ければイタリアのEU離脱が青写真に描かれるというわけだ。事前の世論調査によれば、EU離脱案を推す政党への支持率は40％を上回っていたが、フタを開けたらやはりその通りの結果となった。</p>
<p>　奇しくも同日、オーストリアでは大統領選が行われている。選挙を争うのはEU残留を望むリベラル系の「緑の党」のベレン氏と、極右・自由党でEU離脱案支持のホーファー氏である。もしホーファー氏が勝利をおさめれば、EU初の極右国家元首になることから、世論の注目を大いに集めた。昨年以降、オーストリア国民の間には難民問題の解決に悩むEUへの不満が高まっており、「反難民」を謳うホーファー氏への支持が高くなっていたが、結果はベレン氏の勝利に終わった。</p>
<p><strong>◆解決策がない移民・難民問題</strong><br />
　EU離脱案を掲げる党首に賛同する国民が増えた理由は明白だ。EU共同体から「独立」すれば、国民最優先の政治体制が整う。そうなれば、EU諸国が共同で解決すべき「難題」の移民問題にたずさわる義務も失せる。難民受け入れのノルマからも解放される。</p>
<p>　ただ、移民・難民排斥や、反グローバリゼーションを叫んだトランプ氏の当選とヨーロッパの政情が連動している、と断定できる素材はどこにもない。ヨーロッパはあくまでもヨーロッパである。脱EUを大義名分として掲げつつ、国民最優先と叫び支持を集めるヨーロッパの政治家たちの思想と、トランプ氏の理想には、基本的に似通った部分があるかもしれない。しかし、ヨーロッパも移民・難民排斥主義にのっとって「トランプ化」する勢いとは、決して言い切れないだろう。</p>
<p><strong>◆グローバリゼーションの難点</strong><br />
　事実上国境がないヨーロッパ大陸では、グローバリゼーションが良い意味でも悪い意味でも、いとも簡単に実現できてしまう土壌があることは確かである。たとえば、安い賃金で長時間働くことが可能な労働者が異国から来たとすれば、当然雇用主は彼らを優先して雇いたがるだろう。しかし、自国民からすれば、「異国から来た労働者に、私たちの貴重な職が奪われた！」ということになる。これが半グローバリゼーション化を扇動する原因になり、ひいてはポピュリズムの台頭だ、というのだ。</p>
<p>　しかし、実際のところはどうだろう。筆者が住むオランダの例だが、オランダ人たちが絶対にやりたがらない仕事、たとえば夜間の土木作業や清掃、警備などを、東欧諸国やアフリカなどからやってきた労働者たちが代行しているにすぎない。だが、これをグローバリゼーション化のせいにして、「オランダ人以外の人たちに、仕事を取られた！」と恨み、右寄り思想に傾く中間層・弱者層が増えていることは確かだ。</p>
<p><strong>◆ヨーロッパの将来は？</strong><br />
　事実、オランダでは極右政党が保守層やEU離脱賛成派からこれまでにないほどの支持を集めており、議席獲得数は過去に例を見ないほど多くなっている。来年3月に行われる下院選挙では第一党になるのではないか、と大胆な予想もなされているが、結果はどうなるだろうか。また、来年4～5月にかけ、フランスでは大統領選が行われる。EU残留を望む現職オランド大統領は立候補を断念する考えを表明している。さらに9月にはドイツで連邦議会選挙が行われるが、与党が敗北しナショナリズムが国民の間で巻き起こり、それが政治に響くようなことがあれば、EUの確固たる位置づけすら揺らいでくるだろう。</p>
<p>　今後のヨーロッパはどうなるのか。どの国がEUを去るのか。EUは、遅かれ早かれ解体してしまうのか？　それとも、やはり相互間で安定を求める人たちの声がEUを守るのか。予測はまだ誰にもできそうにない。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>ラーメン大好き！オランダ人に「ヌーハラ」はある？ ドン引きしたけど……!?</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Nov 2016 08:45:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　英語と同様、オランダ語でもスープは「飲む」ではなく「食べる」と表現する。ただ飲むだけ、つまり、主食の横にちょっと添えられるものではなく、りっぱに一つの料理として「食べる」ために堂々と食卓に上るメニューのひとつというわけ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　英語と同様、オランダ語でもスープは「飲む」ではなく「食べる」と表現する。ただ飲むだけ、つまり、主食の横にちょっと添えられるものではなく、りっぱに一つの料理として「食べる」ために堂々と食卓に上るメニューのひとつというわけだ。そのメイン・ディッシュにもなりえるスープに、おいしい麵を入れたラーメンがオランダで人気を呼んでいる。呼び名はラーメンではなく、「ヌードル・スープ」と称されており、｢これだ！｣という決め手になるような郷土料理がないオランダにあって、その美味しさが好評を博しているようだ。</p>
<p>　もともとオランダ人は、食に関してかなり広い守備範囲を持っている。かつて南米のスリナム、カリブ海諸島のアルバ、そしてインドネシアなどを統治していた歴史的背景をもち、珍しい食材や料理が本国に持ち込まれていたため、エキゾチックな料理を取り込むことにまったく抵抗がない。ラーメンもしかり、である。</p>
<p><strong>◆すごい音に驚愕……</strong><br />
　ところが、麺類をすする音はさしものオランダ人をびっくりさせているようだ。隣で麺を食べている日本人（らしき）人物が、威勢よく麺をすすって食べているのを目の当たりにするたび、「あまりの音にドン引きした」という人も多い。「なんだか、すごい音を立てているから怖くなった」、「熱い麺をムリヤリすすると、ああいう音を出さざるを得ないのか？」などなど驚愕しきり、といったところだ。</p>
<p>　しかし、日本ではおいしさを表現するために麺をすすることは普通なのだ、と説けば、すんなりと納得してくれる人がほとんどである。麺がスープの中に長い間浸かっていれば、のびてしまっておいしくなくなるので、さっさと食べればああいう音も出るんだろうね、と持論を展開するオランダ人もいるほどだ。</p>
<p>　巷で話題の「ヌーハラ」に関しても、麺をすすって音を出すのがある意味で「文化」や「習慣」であるのなら、それを無理矢理やめることはない、と彼らはあくまで寛大だ。ただ、レストランのあちこちから麺をすする音が大音響で聞こえてくるとなると、やはり違和感を覚えるだろう、と考える人は多い。</p>
<p><strong>◆日本ならばOK</strong><br />
　つまり、「日本国内にあるラーメン店で麺をすすることを自粛する必要はないが、できれば、海外のラーメン店内では控えめにしたほうがいいのでは？」というのが彼らの本音のようである。</p>
<p>　チャーシューやコーン、海苔などバラエティに富んだトッピングが乗ったラーメンは彼らにとって満足度100％の超豪華な「スープ」だ。ラーメン体験をしたオランダ人たちは、豚骨やトリガラ、そして各種香辛料を長時間煮込んで丹念に作られたスープを味わいつつ、コシの強い麺に舌鼓を打つ醍醐味をよく知っている。したがって、おいしさを表現するために音を出して麺をすすることも、まったくもって非常識とは思わないのだ。</p>
<p>　トレンド食として人気を不動のものとしつつあるラーメンは、寿司と同様の地位を獲得する勢いである。ならば、今はともかく「ヌーハラ」が近い将来、オランダでも巻き起こる可能性があるのではないか？　しかし、ラーメン・ファンのオランダ人いわく、「ないね。ラーメンはもともと、日本のものでしょ？　日本人は音を立てて食べるのが習慣なんだし、おいしければそれでよし！」なるほど、それもうなずけるかもしれない。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>大麻はOKでタバコはダメ？ オランダの大麻事情と“ハームリダクション”の考え方</title>
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		<pubDate>Wed, 09 Nov 2016 08:45:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　1日に軽く20本以上のタバコを喫煙する、自他ともに認めるヘビースモーカーが多いオランダ。そんなヘビースモーカーに筆者が禁煙をすすめると、彼らは決まって反論する。｢批判はもう結構！　どこへ行っても禁煙だし、まるで全地域立 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　1日に軽く20本以上のタバコを喫煙する、自他ともに認めるヘビースモーカーが多いオランダ。そんなヘビースモーカーに筆者が禁煙をすすめると、彼らは決まって反論する。｢批判はもう結構！　どこへ行っても禁煙だし、まるで全地域立ち入り禁止状態だ！　まるで喫煙者に対する差別としか言いようがない！｣禁煙をすすめられたり、公の場が禁煙であったりすることは、喫煙者に対する｢差別行為｣である、と彼らは訴えるのである。</p>
<p>　それにしてもオランダでは、大麻常用者に対し、やめなさい、と説く人をあまり見かけない。これはいったい、なぜなのか？　それは、大麻はタバコよりも害が少ない、という民間伝承が一般にまかり通っているせいだ。ニコチンを含まない大麻のほうが、タバコよりも健康的だということをナンセンスととるか、それとも当然とするか、そこが論点の中心になる。</p>
<p><strong>◆ドラッグ・チェッカー</strong><br />
　しかし、タバコも大麻も、未成年者（満18歳未満）が対象となれば話は別だ。たとえば昨年初頭から、アムステルダム市では、中・高等学校校内及び校庭におけるソフトドラッグ喫煙禁止条例が施行されている。ちなみに、違反者は罰金60ユーロ（約7,000円）もしくは老人ホームでの1ヶ月間の奉仕労働が課せられる。これに加え、各中・高等学校には「ドラッグ・チェッカー」が数名ずつ警視庁関連機関から派遣され、定期的に学生をチェックするという。</p>
<p>　規制が厳しくなったのは、学生たちのハードドラッグ使用や売買を取り締まる目的からだという。ハードドラッグは、いかに大麻使用に寛大なオランダといえど、使用も売買も固く禁止されており、学生間にこれらが蔓延することを徹底的に避けるためである。</p>
<p>「大麻の初体験年齢はいつ？」と、オランダのごく普通の中学生に質問してみるとほとんどが、「12、13歳から」と返答する。「なぜ、経験してみたかったの？」と聞けば、「ヒマだったから」「ガム代わりに」などと、けろっとして答える子が多い。｢大人だってやってるし、クールだから！｣というような、ティーンの子にありがちな“背伸び”がまるでないうえ、友だちに誘われて経験した、という子も少ないようだ。では、大麻が健康に悪いことは知っているのだろうか。｢もちろん。でも、大人はもっと身体に悪いタバコを吸ってるでしょ？」。</p>
<p><strong>◆なぜ、合法化されたのか？</strong><br />
　オランダで大麻を含むソフトドラッグが合法化された背景には、ハームリダクションの概念がある。ドラッグ類すべてを全面的に禁止してしまえば、違法売買やそれに絡む犯罪の増加は目に見えている。ならば、ハードドラッグより依存性が低いとされるソフトドラッグに限り甘受し、販売ルートを徹底的に行政が管理・監視しながら、薬害や犯罪を最小限に抑える、というのがこのハームリダクションの考え方である。</p>
<p>　確かに、これには一理ありそうだ。還暦に近い友人は、大麻についてこんな体験談を語ってくれた。彼は10歳のとき、いつもひとりで空き地へ行き、隠れて大麻を喫煙していたそうだ。ところがあるとき、近所のおじさんがやってきて、大麻を吸っている彼にむかって笑顔でこう言ったのだという。｢そんなところでコソコソしてないで、もっと堂々とやったらどうだ？　ここはオランダだぞ。君の両親だって、ダメとは言えないんだから｣。そう言われたとたん、後ろめたさも、好奇心もすっかりなくなってしまった彼は、大麻からまったく興味を失ってしまったという。現在、タバコすら吸わない彼はこう振り返った。｢やめなさい、とあのとき禁止されていたら反発して、ハードドラッグにも手を出して、結局は中毒になっていたかもしれない｣。</p>
<p><strong>◆功を奏した？</strong><br />
　校内及び校庭内での大麻禁止法施行から約1年が経過したが、当局からの報告によれば見事に喫煙者は激減し、世の予想を見事に覆した結果となった。これはつまり、ドラッグ・チェッカーによる徹底的な取り締まりが功を奏したからなのか？　実は、そうではないようだ。一人の学生に質問を投げかけてみたところ、こんな答えが返ってきた。｢僕ら学生が嫌うこと、っていったら何だと思う？　まずは、お金が減ること。そして、指図されて何かをやること。だから、大麻吸ったくらいで罰金されて、奉仕労働なんか義務づけられちゃたまったもんじゃない！　大麻なんてどこだって使えるんだから、わざわざ学校でやることないだろ、ってことで、校内で吸う生徒がいなくなっただけ。単純な図式だよ｣</p>
<p>　ちなみに大麻に代表されるソフトドラッグは、オランダ全国の都市・街になら最低1軒はある“コーヒーショップ”という通称の専門店で満18歳以上であれば基本的には誰でも購入でき、量は1人につき1日5グラムまでという規則を守ればそれでよい。責任を持って自己管理しつつ、大麻と正しく付き合いましょう、というわけだ。人は、禁じられると犯したくなるものである。その心理をたくみに用いて合法化された大麻だが、もちろん依存に苦しむ人もいるし、専門リハビリセンターもある。ということはやはり、付き合い方をひとつ間違えればやはり健康を害することになるわけで、結局はタバコと同様、とも、言えるのではないだろうか。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>BABYMETALオランダ公演、往年メタラーも唸らせた神バンドの超絶演奏　プロ意識も絶賛</title>
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		<pubDate>Tue, 07 Jun 2016 02:43:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Entertainment]]></category>

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		<description><![CDATA[　もともと好奇心旺盛で、｢面白いもの｣｢楽しいもの｣｢評判がいいもの｣に対して、何の抵抗もなく受諾するのがオランダ人気質だといわれる。特に若年層にはその傾向が強い。今や、フェノメノン(現象)と呼ばれるほどビッグになったB [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　もともと好奇心旺盛で、｢面白いもの｣｢楽しいもの｣｢評判がいいもの｣に対して、何の抵抗もなく受諾するのがオランダ人気質だといわれる。特に若年層にはその傾向が強い。今や、フェノメノン(現象)と呼ばれるほどビッグになったBABYMETALが、6月5日オランダに初見参、その実力ぶりを発揮し、彼らの好奇心を十二分に満足させてくれたようだ。</p>
<p><strong>◆ヘヴィメタルに対しては保守的</strong><br />
　へヴィメタルは、｢硬派｣｢男子系｣のイメージがつきまとうジャンルだが、オランダでもそれは同様である。世間では男女同権を声高に叫ぶお国柄だが、へヴィメタルに関してはいまだに女人禁制というべきか、聖域カテゴリーに属す音楽といえなくもない。</p>
<p>　今回、BABYMETALが出演したのはFortaRockという毎年恒例の野外フェスだ。開催地はオランダ東南部の街・ネイメーヘン。街の中心部は、ドイツとの国境からもわずか5キロということもあり、国境を越えてドイツのメタラーたちも押し寄せる、夏の風物詩的イベントである。（ちなみにこのネイメーヘンは、かのハード・ロック・バンド｢Van Halen｣の主要メンバー、ヴァン・へイレン兄弟(オランダ語読みでは、ファン・ハーレン)の出身地で、穿って考えれば、もともとへヴィな音楽が生まれる土壌があった、といえるのかもしれない）</p>
<p><strong>◆ラウドネス以来の快挙？</strong><br />
　集まったメタラーたちの約9割はやはり男性だった。50代から60代の筋金入りメタルファンと、20代から30代くらいまでの次世代のメタルファンたちが肩を並べて参加していたのが印象深く、父子が同じジャンルの音楽について語り合い、意見を戦わせる様子もあちこちで見られた。</p>
<p>　それでは、彼らによるBABYMETAL評はいかがなものか。正直なところ、筋金入りメタラーたちからの下馬評は最高とは言い難かった。特に1980年代、へヴィメタルが社会現象を引き起こすほど人気を博していた頃からの熟年メタラーたちにとっては、日本を代表するメタルといえばラウドネスであり、バリバリ・メタル正統派といったイメージをいまだに強く持っている人が多いのだ。</p>
<p>　しかし、アメリカや他のヨーロッパ諸国の若年層ファンたちの度肝を抜いたのみならず、完全に虜にしたというBABYMETALの実力と評判をぜひ、我々の眼で確かめようじゃないか、という好奇心に駆られて、その出場を心待ちにしていた人がほとんどだったのも確かである。</p>
<p>　また、すでにYoutubeなどを通じてBABYMETALの洗礼を受けている10代のファンたちには、女性が多かったのが印象的だ。彼女たちはBABYMETALを｢カワイイ・メタル｣と称し、硬派なメタルを身近に感じさせてくれた功績は大きいと分析している。男性に押され気味のメタル界の土俵で、超一流のバンドを伴って堂々と戦えるだけの実力を兼ね備えている、と絶賛しきりだ。</p>
<p><strong>◆超絶・神バンドと堂々の凱旋</strong><br />
　さて、コンサートが開始され、少々引き気味だった往年のファンたちを驚愕させたのが、バック（と表現することは失礼に当たるが）の神バンドのすごさだ。何がすごいのかというと、演奏テクはいうまでもないが、そのプロ意識が超人的、と大絶賛だった。演奏に集中しながらも、オーディエンスを飽きさせない熱のこもったパフォーマンスを見せつけた彼らこそ、超一流と呼ばれるにふさわしいのだという。</p>
<p>　それでは、神バンドをひとことで表現すると？と、老若メタラーたちに質問したところ、｢完璧｣、｢才能｣、｢超絶｣、｢ユニーク｣、｢驚異｣それが神バンド！と、誰もが興奮気味に形容。さらに、各メンバーの音楽的背景や略歴などを知りたがるメタラーも多く、｢日本人アーティストが、またしてもやってくれた！｣と惜しみない賞賛を送る脱帽ぶりだった。</p>
<p>　往年のヘヴィメタルファンをも魅了した超絶テクを披露した神バンド、そして歌唱力と表現力の豊かさで若年層を虜にしたBABYMETAL。この絶妙なコンビネーションに圧倒され、文句なし！と惜しみない拍手を送ったオランダのメタラーたち。BABYMETALって、どんなバンドなんだろう？という彼らの好奇心を十二分に満足させ、下馬評をはるかに上回る実力を見せつけ、見事に初凱旋したといえるだろう。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>大和君発見、｢子供の幸福度世界一｣の国民はどう見た？ 「しつけ」に対して別れる意見</title>
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		<pubDate>Sat, 04 Jun 2016 01:45:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[｢あの日本人の男の子、見つかったんだって！｣ ｢ホント？良かったね！｣ 　田野岡大和君発見のニュースは、欧州の小国・オランダの第一放送（NOS）の早朝ニュースでも報道された。蘭国民も注目したこの嬉しい結果に、大和君と同年 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>｢あの日本人の男の子、見つかったんだって！｣<br />
｢ホント？良かったね！｣</p>
<p>　田野岡大和君発見のニュースは、欧州の小国・オランダの第一放送（NOS）の早朝ニュースでも報道された。蘭国民も注目したこの嬉しい結果に、大和君と同年代の子供を持つ親はもちろんのこと、誰もの目頭を熱くする喜ばしいニュースになったことは間違いない。約1週間前、大和君の行方がわからなくなったと報道され、警察や自衛隊が懸命に捜査する様子が同放送局によって放映されたとき、国民の大半は彼がまだ7歳であること、そしてうっそうとした山林内で行方不明になったことを知り、祈るような気持ちで吉報を待っていたことだろう。</p>
<p><strong>◆しつけの一環？</strong><br />
　大和君の父親が、しつけの一環として行ったとされる置き去りに関して、日本では非難が集中しているが、オランダでもやはり同様だ。年端の行かぬ我が子を、たとえしつけといえども山の中に置き去りにした行為そのものに関しては、概して否定的な意見が大多数だ。たとえば、｢大和君を、両親の元に返すな｣という、厳しい意見もあった。今回のように、度を越したしつけを施す親の元へ戻るより、大和君にとって適切な教育を施してくれる人の元へ養子に行ったほうがいい、という少々非現実的な意見や、｢結果的には、大和君が両親をしつけてくれたことになるのでは？これで少しは、親にもしつけの意味がわかっただろう｣というものもあった。</p>
<p>　しかし、日本とオランダは当然のことながら文化的背景や諸事情が異なるため、｢日本では、置き去りもしつけのひとつなの？｣とか、｢オランダと違って、日本には山がたくさんあるから、そういうしつけもアリ？｣などと、単純に疑問を持った人も多く、日本式の厳しい子育てが、今回の事件を招いてしまったのだろうと理解（誤解）していた人もいたようだ。</p>
<p><strong>◆大和君の無事と勇気に拍手喝采</strong><br />
　しかし国民たちは、大和君の冷静な判断とそのサバイバル精神に対しては絶賛を送っている。7歳ながら、生き延びるために最善を尽くしたといえるべき行動は、彼の賢さと判断力（身を寄せた場所から移動しなかったこと）によるもので、驚異的との声が挙がっている。夜間もたった一人、山の中で過ごさねばならないとは、普通ならば恐怖心からパニックに陥っても不思議ではない状況で、よくぞここまで冷静にいられたものだと感心しきりである。このように、精神的に強い子供が育つ日本とは一体、どのような教育を施しているのか、との問いかけも多かった。</p>
<p>　ニュースでは、大和君の父親が涙ながらに警察や自衛隊に対して謝罪の言葉を述べる様子も報道されたが、オランダ人たちの多くはこれに納得がいかなかったようだ。その理由は、｢泣くぐらいなら、度を越えたしつけをするな！｣というものだ。これに対して、｢しつけに関して、周囲がとやかくいう筋合いのものではない｣、｢万事丸く収まったのだから、これで良しとすべし！｣という意見も多く聞かれたが、やはり、置き去りは｢しつけとしては、やりすぎ｣と非難の対象となっている。</p>
<p>　オランダは、ユニセフの調査によれば｢子供の幸福度世界一｣の栄誉に数回、預かったことがある。幸福の度合いを測る物差しは個人個人で基準が異なるとはいえ、子供たちが｢世界で私たちが一番、しあわせなんだ！｣と実感できる要素が生活のなかに多いことは間違いない。これは主観だが、子供（未成年者）への興味・関心が一般的に非常に高く、国や政府、そして人びとが一丸となって子供の将来のために最善を尽くす、といった感は確かに存在する。｢世界一幸福な子供たち｣を擁する国の国民たちからは、大和君のあっぱれなサバイバルぶりに対し、止まない拍手喝采が送られているようだ。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>「脂質・糖質カット」食品を買う人は逆に太る？ 蘭大学から驚きの調査結果</title>
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		<pubDate>Tue, 24 May 2016 08:00:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　オランダ・フローニンゲン大学で調査を行なったところによると、｢脂肪分少なめ｣や、｢糖分控えめ｣と銘打った食品をよく購入する人は、やせるどころか、かえって太る傾向にあるという結果が出されたという。 　脂肪分や糖分が通常製 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　オランダ・フローニンゲン大学で調査を行なったところによると、｢脂肪分少なめ｣や、｢糖分控えめ｣と銘打った食品をよく購入する人は、やせるどころか、かえって太る傾向にあるという結果が出されたという。</p>
<p>　脂肪分や糖分が通常製品よりも、数パーセントから数十パーセントカットされた食品は、当然のことながら、油脂や糖分の含有量が少ない。たとえば、脂肪分控えめのポテト・チップスと、通常の製品があったとしよう。ダイエットを心がけている人でなくても、多少健康に留意している人であれば、前者を購入するのではないだろうか。</p>
<p>　しかし、脂肪分抑えめの食品を食べると、なぜかえって太ってしまうのだろう？</p>
<p><strong>◆「カットされているから大丈夫」</strong><br />
　同大学が行なったリサーチによると、人びとは、｢脂肪分や糖分がカットされている食品なのだから、たくさん食べても太らないだろう｣と考え、結果として通常製品よりもさらにたくさん食べてしまう傾向にあるためだそうだ。代表格としてはポテト・チップス、チョコレート、飴などのスイーツ、そして炭酸飲料などが、こうした例に当てはまる。</p>
<p>　経済学教授・ペーター・フェホーフ氏によると、食べれば太る、とされる食品を購入する際や、口にするときに人は、どうしても心理的に躊躇するものなのだそうだ。しかし、｢脂肪分カット｣や｢糖分控えめ｣食品であれば、ならば大丈夫！と安心し、大量に購入・消費してしまうため、｢かえって太る｣結果を招いた、と指摘する。</p>
<p><strong>◆減塩食品にも当てはまる？</strong><br />
　また、この結果はオランダの消費者みならず、西ヨーロッパ諸国にもあてはまるとみられている。確かに、スーパーなど店頭でのポテト・チップス消費傾向を見てみると、脂肪分少なめ商品のほうが売れ行きがいいようだ。それでは、減塩食品に関してはどうだろうか。日本と比較すれば、減塩食品自体が少なめだが、こちらのリサーチがもし行なわれれば、興味ある結果が得られるのではないだろうか。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>政府が離婚をお手伝い…オランダの「離婚サイト」が人気に　垣間見える結婚観とは？</title>
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		<pubDate>Wed, 04 May 2016 01:45:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　何のために、人は結婚するのだろうか。愛する人と一緒になるため、世間体つまりステイタスのため、子どもができたため・・・などなど人によって差はあれど、人生最大のイベントでもある結婚。可能ならば生涯を添い遂げたい、と双方が誓 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　何のために、人は結婚するのだろうか。愛する人と一緒になるため、世間体つまりステイタスのため、子どもができたため・・・などなど人によって差はあれど、人生最大のイベントでもある結婚。可能ならば生涯を添い遂げたい、と双方が誓うものの、他人同士が一緒になり、お互い愛し合い平穏無事に生涯を過ごすことは非常に難しく、残念ながら離婚というひとつの終結を伴うこともある。</p>
<p>　たとえばセレブの離婚報道は、結婚報道よりさらにセンセーショナルに報道される傾向にあるようだが、一般人の間でも離婚劇が日常茶飯に繰り広げられているオランダでは、有名人の離婚劇はあまり派手に報道されることがない。実際、カップルの3組に1組が離婚するといわれるこの国では、最近、離婚手続きの簡易化も進んでおり、オンラインで簡単に行なえる離婚手続が人気を呼んでいる。</p>
<p><strong>◆離婚費用削減？</strong><br />
　通常、離婚協議は弁護士が間に入って慎重に行われるべきである。しかし、弁護士を雇うとなれば一件の離婚相談料として最低でも800ユーロ（10万円ほど）を支払わねばならない。その上、金銭問題の解決や子どもを巻き込んでの話し合いになると、カップルのお互いにとってストレスをもたらす負の要素が多くなるため、弁護士のみならずセラピストまでも雇う必要が出てくる。そうなれば、さらに費用が増すというわけだ。</p>
<p>　しかし昨年、政府（法務省）が制作・提供した｢離婚サイト｣を使えば、手続きが非常に簡単な上、費用も一般の約半分と非常にリーズナブルなため人気上昇中だ。その上、チャットを使って離婚協議が行なえる気軽さや簡単さも話題となっており、専属弁護士がオンラインで介入するシステムも魅力的と話題になっている。</p>
<p><strong>◆なぜ、離婚に至るのか？</strong><br />
　気になる、離婚の最たる理由だが、最も多いのは金銭問題によるものだという。夫婦共働きが当たり前のオランダでは、各費用の捻出は夫婦で分担する。だが、たとえばどちらかが失職したり、転職によって給料が下がったりすれば、夫婦の一方のみに経済的負担がかかることになる。これが原因で婚姻関係もぎくしゃくし、離婚に至るというわけだ。</p>
<p>　また、相手選びを慎重にせず、少し気が合ったというだけで同凄したり結婚したり、年齢に関係なく男女とも非常に安易であることも否めない。加えて彼らは、世間体をあまり気にしない。アラサーだから婚活に励む、とか、アラフォーだから慎重に・・・など、年齢で我が身に制限を加えることもまったくない。これは、我が道を行く個人主義がしっかりと根付いている文化的背景もあるだろう。さらに、｢誰にでも間違いはあるものだ。従って、離婚なんかで恥じるべきではない｣と、我が身を正当化する傾向が強いのも、離婚を後押しする理由のひとつといえるかもしれない。</p>
<p><strong>◆1度の人生</strong><br />
　しかし、離婚が男女間のみの問題ならまだ話はわかる。ところが、子どもがいた場合はどうするか。親の感情で翻弄される子どもたちこそ、いい迷惑である。こういった諸問題を手っ取り早く解決するために活躍するのが、この｢オンライン離婚｣といえるだろう。</p>
<p>　同棲も結婚も離婚もひとつの線上にあり、特に離婚は、｢行きつく先として当たり前｣といった感覚を多くのオランダ人たちが持っている。結婚生活を長続きさせるため、なるべくお互いで努力し合う、というような考え方は論外なのかもしれない。避けがたい問題が生じれば離婚してお互い自由になり、１度しかない人生を楽しく過ごしたほうがいい、といったところなのだろう。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>12歳にして将来の青写真を描くオランダの子どもたち　学力に応じて進む3つのコース</title>
		<link>https://newsphere.jp/world-report/20160411-1/</link>
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		<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 02:50:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[｢〇〇君は、政治に詳しいんだよ。〇〇代議士が提案する今の政策には、疑問を持っているんだ。将来、彼は政治家を目指してるから、〇〇大学で勉強するんだって｣ ｢〇〇ちゃんは、読解力が抜群で算数の成績は中学生レベル。飛び級してい [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>｢〇〇君は、政治に詳しいんだよ。〇〇代議士が提案する今の政策には、疑問を持っているんだ。将来、彼は政治家を目指してるから、〇〇大学で勉強するんだって｣<br />
｢〇〇ちゃんは、読解力が抜群で算数の成績は中学生レベル。飛び級しているから、あと2～3年で〇〇大学へ行く予定なんだって｣</p>
<p>　今の時期、このような会話が小学8年生（日本の小学6年生に相当）たちの間でさかんに交わされている。それにしても、将来のこととは？大学とは？小学6年生といえば、まだ12歳だ。にもかかわらず、彼らは己の未来の青写真を描き、クラスメートの将来を具体的に示唆できるようなのだ。</p>
<p><strong>◆将来を決める｢共通テスト｣</strong><br />
　小学校卒業時で、｢将来｣が決まってしまう教育制度とは一体、どんなものなのか。親を含め、教育者からも賛否両論なのではないだろうか。答えは｢Nee（蘭後で、いいえ）｣だ。</p>
<p>　オランダの子どもたちは、小学1年生(日本では幼稚園の年少組)の頃から、8年生までの8年間、年に2回ずつ文部省認定の共通テストをうける。これは、LVS-Cito（Leerling Volg Systeem）と呼ばれ、算数（計算）と国語（スペリングと読解）の2科目のみのテストで、各生徒のテストの結果はコンピューターによって分析後、記録に残される。</p>
<p>　小学7年生（日本の小学5年生）の学期末を迎えると、このテストの記録を基にした｢将来のアドバイス｣が各担任から通達される。これは｢プレ通達｣と呼ばれ、各生徒の成績の伸びを担任が分析し、将来はどのような方向に進むべきかを親と子どもに簡単にアドバイスする目的を持つ。</p>
<p>　そして、小学8年生になると最終的な通達がなされる。将来を確実に見極めさせるため、上記の共通テスト結果を基にして学力別に3つのカテゴリーに振り分けられるのだ。これは端的にいえば、学力差に応じ、各生徒に最も適した学習コースへ導くことを意味する。</p>
<p>　成績優秀な生徒は大学進学準備コース（6年制）へ、平均的な生徒は高等学校コース（5年制）そして、勉強があまり得意ではない子は4年制のいわば職業学校に通うことになる。（実際の割合としては、大学進学コースへ行く子どもは全体の20％、高等学校が20％、職業学校が60％である）そして、このアドバイスに従い、子どもたちは自ら選んだ中学校へ願書を提出し、入学許可を待つことになる。</p>
<p>　上記アドバイスに従ったものの、中学校に通い出したら急に学力が伸び、大学進学準備コースを目指し勉学に励むようになる子どももなかにはいるため、中学最初の2年間で好成績を残せば、3年目からコースを変更することも可能で、その点はフレキシブルである。</p>
<p>　しかし、ベテラン教師にいわせると、小学校卒業時の通達内容は｢99％間違いがない｣という。つまり12歳で｢将来は、ほぼ決まっている｣というわけだ。各個人の学力に差はあれど、子どもが先天的に持つ能力は、すでに小学校卒業時で明確化されている、ということなのだろう。</p>
<p><strong>◆自分の能力の限界を知っている子どもたち</strong><br />
　では、この｢3つのカテゴリー分け｣に賛否両論はないのだろうか。結果からいえば、ないといえるだろう。小学校時代を通じて成績が良く、大学進学準備コース確実と誰もが信じて疑わなかった子どもが、高校進学コースへと通達されたときなどは、親の絶望感は並大抵なものではなく、しばしば担任や学校に怒りの矛先が向けられるようなこともある。しかし、これとて通達結果に憤りを感じているだけで、この｢3つのカテゴリー分け｣を不当としているわけではない。つまり、12歳で将来をほぼ決定してしまうこのシステムに関し、親からも、教育者からも否定する動きはまるで見られないことになる。</p>
<p>　それでは、当の子どもたちは、小学校の成績如何で将来が決められてしまうことをどう考えているのだろうか。不甲斐ない、と反発を覚える子どももきっといるに違いない、と思いきや、驚くことにほとんどの子どもたちは、自らの能力の限界を悟っているふしがあるのだ。たとえば、｢大学進学コースに行けなくて、悔しい｣とか、｢中学になったら、ぜったいにもう1ランク上げてやる！｣といった声がまったく聞かれず、｢これが僕の能力だから｣、｢私は勉強に不向きだとわかっているから、むしろ、早く働きたい｣と、己が置かれている状況を受け入れており、あくまでも冷静なのである。</p>
<p>　話を聞いた子どもたちの中に、どうしてもパイロットになりたい！という夢を持っている少年がいた。彼は現在、願書を提出した中学からの入学許可を心待ちにしている。夢はジャンボ機のパイロットだ。しかし、それが無理なことを彼は知っている。｢高校進学コースから、残念ながら外れちゃったから｣と、悲しそうだ。ジャンボ機のパイロットになるには、まず高校進学コースの権利を得る必要があるからだという。｢でも、パイロットになる夢は捨てていないんだ！僕の能力でも、雇ってくれるところがきっとあるはずだから｣と笑う彼。12歳で、夢の実現に向けファイトを燃やすその決意に、惜しみない拍手を送りたくなった。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>オランダで画期的な｢中学入試センター試験｣実施へ　PC、タブレットでOK、問題も個人別</title>
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		<pubDate>Wed, 06 Apr 2016 02:30:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　毎年、春を迎える季節になるとオランダでは、小学校8年生(日本の6年生に相当)を対象とした｢中学入試センター試験｣が実施される。｢えっ、小学校卒業時なのにセンター試験を受けるの？｣と、不思議に思う方もいるかもしれない。  [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　毎年、春を迎える季節になるとオランダでは、小学校8年生(日本の6年生に相当)を対象とした｢中学入試センター試験｣が実施される。｢えっ、小学校卒業時なのにセンター試験を受けるの？｣と、不思議に思う方もいるかもしれない。</p>
<p>　これはCito（シト）と呼ばれる文部省認定全国共通テストで、日本でいうところの大学センター試験とほぼ同じコンセプトで実施されるものだ。テスト科目は算数、国語、そして地理と理科をミックスした｢一般教養｣の3科目。このシト共通テストの結果が、志望校入学の是非を大きく左右する。志望校入学に当たっては、小学校時代の学業成績すべてが加味されると一般的には言われているものの、このシト共通テストの成績が最重要であることに間違いはない。</p>
<p><strong>◆タブレットやPCを使って解答</strong><br />
　小学校8年生を持つ親たちの話題の中心は、シト共通テストに尽きるが、今年は殊にこの傾向が強い。なぜかというと、このテストに大幅な改革がなされたからで、なんと今年からテストが完全デジタル化されたのである。</p>
<p>　テストの受け方は、こうだ。生徒たちはまず、コンピューターかタブレットか、自分の好きなほうを選ぶ。そして、担任から個人ログ・ナンバーをもらってログインし、テスト画面を開いて問題を解いていくという仕組みだ。</p>
<p>　テスト内容・構成にも変革がみられた。生徒全員が同じ問題を解くのではなく、生徒ひとりひとりの能力に合わせた問題が、自動的にコンピューターによって提出される仕組みになっているのだ。つまり、生徒ひとりひとりが無理なく満点に近いスコアが取れるよう、配慮されているといえよう。これによって、勉強が苦手な子どもは難しい問題を解く必要がなくなるため、ストレスも減るだろう。普段成績が良い子どもでも、｢難しい問題が出て、解けなかったらどうしよう？｣とか、｢間違えたらどうしよう？｣と無駄に悩む必要がなく、余裕を持って本領を発揮できるのではないだろうか。</p>
<p><strong>◆ストレスを減らすために</strong><br />
　本人の能力に応じた問題を解かせることは、各子どもが持つ真の学力を確実に判断するための好材料になる、とある教師はいう。｢同じ内容のテストを一斉に行えば、頭脳明晰な子どもは、もちろん好スコアを取得するだろう。しかし、そうでない子どもは乏しいスコアしか取れず、このギャップを感じて子どもたちはストレスを感じることになる。しかし、自分の能力に合った問題なら、たとえ勉強が苦手であっても、それなりに高得点が取得できるわけで、子どもにとっても自信につながる｣。</p>
<p>　さらにこの新しいテストには、暗記や知識だけでは対応できないよう、ひとひねりされた問題が厳選されているそうだ。これによって、子どもたちが持てる能力をどのくらい臨機応変に駆使できるかの判断材料にもなるという。たとえば、｢極東地域にある島国で、国民は非常に勤勉と名高い。ユネスコの無形文化遺産に登録された｢和食｣のひとつに寿司がある。さて、この島国にもっとも近い距離にある半島をなんと呼ぶか？｣といった風に、ある意味で読解力が問われるともいえそうだ。また、ひとりひとりテスト内容が違うため、うかつにカンニングができないことも、新しいテストのメリットとされている。</p>
<p><strong>◆小学校卒業時で｢将来が見える｣</strong><br />
　オランダの子どもたちは、小学校卒業時にこれまでの学業成績に従って、将来の青写真を描かなくてはならない。成績優秀な子どもは大学進学コース、平均的な成績を取得している子どもは高等学校進学・就職コース、そして促されないと勉強をしたがらず、成績が振るわない子どもは職業訓練コースへと、3つのカテゴリーに振り分けられる。そして能力に見合った中学へと進学するわけだ。もちろん、中学進学後に大学進学コースを目指して勉学に励むようになる子どももおり、良い成績を残せば中途からコースを変更することも可能だ。しかし、ベテラン教師にいわせれば、小学校卒業時で既に｢将来は、ほぼ決まっている｣とのこと。子どもが先天的に持つ学力は12歳時で明確化される、ということになるのだろう。</p>
<p>　さて、この新テスト、いよいよ今月20日から(全国共通）で3日間実施される。果たして、どのような結果が出るのか。教育者も保護者も、そして子どもたちも含め、その実施と効果のほどに期待がかかる。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>オランダにある認知症患者のための｢街｣が世界から注目 「変わらぬ生活」を全力でサポート</title>
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		<pubDate>Sat, 26 Mar 2016 01:45:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　Hogewey（ホフヴェイ）は、アルツハイマー症・認知症の重症患者のみを収容する介護施設である。首都アムステルダムから約25キロの場所にある、Weesp（ヴェースプ）と呼ばれるのどかな街に、2009年に開設された。オラ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　Hogewey（ホフヴェイ）は、アルツハイマー症・認知症の重症患者のみを収容する介護施設である。首都アムステルダムから約25キロの場所にある、Weesp（ヴェースプ）と呼ばれるのどかな街に、2009年に開設された。オランダのごく普通の介護施設（老人ホーム）は、静寂と美しい自然に囲まれた緑豊かな郊外にあることが多いが、ホフヴェイも同様である。</p>
<p>　ここは開設当時から、アルツハイマー症及び認知症患者のみを収容するユニークな介護施設として、国内はもちろん、アメリカや日本など海外のメディアから注目されてきた。現在、152人のアルツハイマー及び認知症患者たちが、23練の建物の中で暮らしており、彼らにとって｢我が家｣である施設は総面積が約1ヘクタール（12,000㎡）で、敷地内はひとつの｢街｣として設計され、またそのように機能している。たとえば、患者がくつろぐためのカフェやレストラン、スーパーマーケット、理髪店、そして映画館兼コンサートホールもあるほどの充実ぶりだ。</p>
<p><strong>◆それぞれのライフスタイルに合わせて</strong><br />
　ここの最大の特徴は、入所患者が（過去の）ライフスタイルに合わせて生活を営めるよう、7つのコンセプトに則って作られていることだろう。各自の宗教的背景や、趣味などから推し測り、好みにもっともぴったりするカテゴリーの部屋を選んで入居することが出来るのである。患者がこの施設を｢自分の家｣として親しみを感じ、安心して快適に暮らせるような工夫といえよう。ちなみに、7つのコンセプトというのは、以下のようなものだ。</p>
<p>１．クラシック（オランダの文化・伝統を重んずる人向け）<br />
２．カトリック（キリスト教の信仰深い人たち向け）<br />
３．アート（芸術、音楽、芸能などに興味を持つ人向け）<br />
４．セレブ（富裕層向け）<br />
５．アットホーム（家庭第一の生活を送ってきた人向け）<br />
６．インドネシア（旧蘭領・インドネシアで生活を送っていた人、もしくはインドネシア系の人びと向け）<br />
７．シティ（都会的な生活を好む人向け）</p>
<p><strong>◆以前と変わらぬ生活が治療に効果的</strong><br />
　コンセプトのみならず、介護士によるケアも患者の家族らから好評を博しているという。お仕着せではなく、各患者にとって最適なケアが施されているからだ。</p>
<p>　この施設の発案者は、一般老人ホームに勤務していた介護士、イヴォンヌ・ファン・アルメロンヘン女史とその同僚の2人である。双方とも、認知症やアルツハイマー症の両親を持っていたが、不幸にも適切なケアを得られないまま彼らを亡くした苦い経験を持っている。それを元に、自ら培った老人ホームでの経験と知識を生かし研究やリサーチを重ねた彼女たちは、認知症・アルツハイマー患者らに対し、過去同様のライフスタイルを送らせることが、もっとも効果的な治療にも通じると結論づけた経由を持つ。</p>
<p>　この施設を訪問した人に尋ねてみると、異口同音に誰もが、｢まるでごく当たり前の“街”のようだ｣｢老人ホームという感じがしない｣、と驚く。実際、患者たちは付き添いのあるなしにかかわらず、施設内の公園や広場、スーパーマーケット、映画館、そしてレストラン、カフェなどへ自由に出入りし、思い思いの時間を楽しんでいるように見えるからだろう。｢街｣としての機能をも果たす施設の設立には意図があるが、これは患者たちに、自立とまではいかずとも、患者ではなく、｢ごく普通の人｣と同じ生活が出来るのだ、という意識を持たせるためなのだという。</p>
<p><strong>◆社会にアピールする意図</strong><br />
　アルツハイマー症及び認知症患者のみを収容する施設というと、患者をある意味で｢特別扱い｣し、社会から隔離することに通じるのではないか？と疑問を持つ方もいるかもしれない。しかし、このホフヴェイでは患者たちが過去同様の｢普通の｣生活が送れるようサポートし、決して特別視せず、彼らをリスペクトしながら接することをモットーとしている。そして、この施設で施される最適な介護がメディアを通じて公表されれば、アルツハイマーや認知症患者にスポットが当たり、人びとの関心を喚起できるかもしれない。そういった意味でも、この施設の存在は大きく、決して社会から患者たちを隔離する目的で設立されたわけではないことがわかる。</p>
<p>　2010年、オランダ国内に於ける介護施設賞の金賞を獲得したというホフヴェイ。自宅で介護を受けていたときよりも、この施設内で別の表情を見せるようになった患者に会うことが、とても嬉しい！と感激する見舞い客たちの表情を見ていると、ここと同様の施設がさらに増えて行くことを願わざるを得ない。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<title>オランダの保護施設にあふれる闘犬ピット・ブル・テリア　「動物愛護先進国」の光と影</title>
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		<pubDate>Mon, 07 Mar 2016 08:10:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[◆ピット・ブル・テリアに魅せられた人たち 　オランダでは今、ピット・ブル・テリア系（※1）の犬たちが、受難の時期を迎えている。2016年2月現在、デン・ハーグ市管轄下の保護飼育施設（アニマル・シェルター）に引き取られた犬 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p><strong>◆ピット・ブル・テリアに魅せられた人たち</strong><br />
　オランダでは今、ピット・ブル・テリア系（※1）の犬たちが、受難の時期を迎えている。2016年2月現在、デン・ハーグ市管轄下の保護飼育施設（アニマル・シェルター）に引き取られた犬たちの約60％から70％が、俗にいうピット・ブル・テリア系の犬たちなのだ。</p>
<p>　保護飼育施設への収容数が際立って多い、ということは、当然ながら飼育数もそれだけ多かったことになる。このタイプの犬たちは、幼犬時の容姿やしぐさが非常にかわいらしいこともあり、人気に火がついたといわれる。しかし、半年も過ぎればその幼犬時代とはうってかわって逞しく成長するため、そのコントラストに魅了され、衝動買い（飼い）する人たちが続出したというわけだ。</p>
<p><strong>◆予期せぬ変化</strong><br />
　しかし、ピット・ブル・テリア系の犬たちが元来持ち合わせた身体的な強靭さや、適切なしつけを行なわなければ時として攻撃的になる性格をまったく見越せず、結局は扱いに困り果てたオーナーたちが、これらの犬たちを保護飼育施設に持ち込むという悪循環が生まれているのである。以下は一例だが、1人暮らしの女性が、ピット・ブル・テリア系の犬をボディガード代わりにするため飼ったはいいが、幼犬時のかわいらしさに負けて適切なしつけをしなかったため、結局は犬のほうがボスになってしまい、手に負えなくなったと施設に持ち込んだケースもある。無責任極まりない人たちのお蔭で多くの犬たちが行き場を失い、こうした事態を引き起こしているのだ。</p>
<p>　少し似たケースもある。5年ほど前のこと、米映画｢ビバリーヒルズ・チワワ｣がオランダで大ヒットした影響から、チワワが爆発的人気を博したのだ。若い女性たちが、アクセサリーとしてこの犬種を連れ歩くのが流行したが、ブームが去った後、保護飼育施設に収容されるチワワの数が急増したことは言うまでもない。しかし、チワワの場合は今回の｢ピット・ブル現象｣とは多少異なった。小型の愛玩犬ゆえか、里親探しも比較的簡単だったのである。しかし、残念ながら敢えてピット・ブル・テリア系の犬を選び、ぜひ引き取りたいと積極的に申し出る人は多くないのが現状だ。</p>
<p><strong>◆適切な飼育法の指導とアニマル・ポリスの存在</strong><br />
　こうした事態を重くみた動物愛護協会では、昨年から積極的に対策に乗り出した。まず手始めとして、動物を飼うための心得を若年層に教えるため、全国の一般中学校に愛護協会員たちが出向き、保護飼育施設の実態を交えた巡回講義を開始した。また、保護飼育施設ではSNSを積極的に使用し、収容された犬たちのプロフィールを掲載しアピールすると共に、家庭犬として誰からも愛されるよう、基本的なトレーニングを充分に受けさせ、里親が早く見つかるよう努力を続けている。</p>
<p>｢動物愛護先進国｣と日本では一般に考えられているかもしれないが、欧州諸国の現状は、手放しで褒められるものではない。たとえば、毎年12月になると、保護飼育施設内はにわかに忙しくなる。これは、クリスマス・プレゼント用に施設内の犬を譲り受けたいとする｢にわか里親｣が増えるので、その対処に追われるためだ。かつては、信頼するに足る里親と認められれば、こうした譲与も行ってきたというが、結果はさんざんだったという。クリスマス時期に貰われていった犬たちの約半数がその後捨てられたり、保護飼育施設に逆戻りしたり、といったケースが相次いだからである。</p>
<p>　こうした不幸な犬が増えないよう、飼い主に対し指導を行なう役目を担っているのが、アニマル・ポリスたちである。彼らは一般の警察官よろしく住宅街をパトロールし、不適切な飼育下にある犬（や動物）たちを発見した場合、保護する権利を有しており、その存在によって、野良犬や飼育放棄された動物の数が劇的に減少したといわれている。</p>
<p>　保護収容施設に勤務する女性に聞いたところによれば、持ち込まれるこうした犬たちは幸いなことに穏やかな性格を持つ犬がほとんどなので、辛抱強く里親を待つしかない、ということだ。｢どんな犬も、飼い主次第。人を噛むために生まれてくる犬など、存在しないのだから｣と言うその女性は、将来、犬の訓練のためではなく、飼育する側の人間を訓練するための学校を設立するのが夢よ、と笑ったが、これが実現すれば少しでも不幸な犬の数が減るのではないだろうか？</p>
<p>※1…オランダでは一般に｢ピット・ブル・テリア｣と呼ばれている犬は、次に挙げる犬種の交雑種を総称したもので、一犬種ではない。スタッフォードシャー・テリア、ドゴ・アージェンティーノ、ブルドッグ、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアなど。また、1993年から2008年まで、同種の犬たちは飼育禁止とされていた。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>同性婚家庭には赤の他人の「第3の親」を加えるとよい？ オランダが模索する家族の新形態</title>
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		<pubDate>Sat, 05 Dec 2015 01:45:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[◆愛する相手に性別の｢差｣は不要 ｢母の日になると、プレゼントを2人分買わなくちゃいけないから、それがちょっとした出費になるかな？｣。そう言って、1４歳の少女は屈託なく笑った。彼女は、父親の顔を知らない。どこにいるのかさ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p><strong>◆愛する相手に性別の｢差｣は不要</strong><br />
｢母の日になると、プレゼントを2人分買わなくちゃいけないから、それがちょっとした出費になるかな？｣。そう言って、1４歳の少女は屈託なく笑った。彼女は、父親の顔を知らない。どこにいるのかさえ、わからないという。その代わり母親なら、2人いる。年頃の少女の悩みに適切なアドバイスを与え解決に導き、常にサポートしてくれる頼もしい母親たちのことを、彼女は心から尊敬している。</p>
<p>　2000年12月、世界初の 同性結婚法が成立したオランダには、この少女のように母親を2人持つ子どもや、父親を2人持つ家庭に生まれ育った子どもたちがたくさんいる。｢私のパパは、ドナー(精子提供者)｣とか、｢僕には、卵子提供者と代理母の2人の母親がいるんだ。でも、家族として一緒に暮らしているのは父親2人だよ｣など、家族形態も実に様々である。オランダでは、父親プラス母親イコール夫婦はひとつのオプションに過ぎず、両親が同性であっても、特別視されることはまずない。同性でも異性でも、人を愛する気持ち自体に何ら変わりはない、と考えられているからだ。</p>
<p>　しかし、同性愛者たちが現在の市民権を得るまでには、長い道のりがあった。同性の恋人を自分の両親に紹介するとき、少し悩んだと答える人たちがいるのはやはり、誰もが諸手を挙げて賛成したわけではなかったのだ。｢同性愛者｣と呼ぶこと自体がタブーであるにもかかわらず、異性を愛せない人間に理解を示さない人も、都市部以外の地域では未だにいると聞く。</p>
<p><strong>◆親と子どものクッション役</strong><br />
　子どもを持つ同性愛者たちにとって、生活の中心はやはり何をおいても育児である。彼らの子どもたちは養子、またはドナー提供者や代理母を介し誕生した子どもたちだが、前者の場合は実の親、そして後者の場合は代理母による度を越した育児介入などが、子どもの成長に芳しくない影響を及ぼす問題も出てきている。親としての権利をもっとも行使できるのは、一体誰なのか？ということが問題の焦点となっているのだ。</p>
<p>　この場合、矢面に立たされるのは子どもたちだ。彼らは、自ら選択して同性愛者の家庭に生まれてきたわけではない。しかし周囲にいる血縁者たちだけが文字どおり、｢血のつながり｣を理由にして、過度干渉してくるわけだ。ドナー提供者や代理母たちにも、もちろん言い分はある。生まれてきた子どもは彼らにとって｢里子に出した実の子｣であり、育児に関して口を出すのも当たり前だというのだ。しかし子どもたちは、お互いエゴをぶつけあう複数の親たちを必要としてはいない。</p>
<p>　この問題を解決するため、各自治体の生活サポート部が奨励しているのは、同性愛者カップルの家庭にあと1人、赤の他人を家族の一員として迎え入れることだという。この赤の他人は中立的な立場で感情を交えず、冷静な判断を下すことにより血縁間の問題を解決する役割を担っているという。ちなみにこの｢第3の親｣になれるのは親族以外の異性であれば、友人でも同僚でも誰でもよく、週に１日~３日間ほどを同じ屋根の下で暮らしながら、家庭内の調停役を務めるわけだ。果たして彼らは血縁関係のもつれをすっきり解決し、子どもたちを守ることが出来るのだろうか。半信半疑でトライした、というある同性愛者カップルによれば、第3者が家族の一員に加わったお蔭ですっかり血縁間のもつれも解決したというから、それなりの効果はあるのだろう。</p>
<p>　人を愛することは自由であり、各人が擁する権利のひとつともいえる。相手の性別にこだわらず、愛する者と生涯を共にすることが法により認められたこの国で、今後はどのような家族形態が生まれるのだろうか。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>いじめ現場をTVで全国放送、国民みんなで考える？ オランダの驚きのいじめ撲滅策</title>
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		<pubDate>Sat, 28 Nov 2015 01:45:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　ユニセフの｢先進国に於ける子供の幸福度調査｣で、世界一のタイトルを2回(2007年及び2013年)獲得したことがあるオランダ。しかしその影には、しあわせではない子どもたちも沢山いることを忘れてはならない。確かに、衣食住 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　ユニセフの｢先進国に於ける子供の幸福度調査｣で、世界一のタイトルを2回(2007年及び2013年)獲得したことがあるオランダ。しかしその影には、しあわせではない子どもたちも沢山いることを忘れてはならない。確かに、衣食住を欠く子どもはいないだろう。しかし、たとえ物質的満足度が高くとも、それは決して幸福の尺度にはならない。たとえば、いじめを苦にし自殺する青少年数の増加は、日本のそれとあまり変わらない。</p>
<p><strong>◆｢ペスト｣</strong><br />
　いじめはオランダ語でPesten（ペステン）という。これは伝染性疫病であるペストに起因するとされ、それが転じて｢蔓延する｣、｢他人から嫌がられる｣、｢隔絶されるべきもの｣などの意味合いを併せ持つ。</p>
<p>　いじめの特徴は、子どもの年齢により差がある。たとえば８,9歳くらいの子どもたちによるいじめは、クラスメート全員が一丸となって、対象となった子どもをやり玉にあげ、妙な仇名で呼んだり、完全無視したりするものだ。この完全無視は子どもたちに、多大なる心理的ダメージを与えるとされている。なぜ｢完全無視｣が、いじめの最たるものなのだろうか。オランダ人たちによると、他人から無視されることは、1人の人間としてさえ認められていないことに通じるためだという。つまり、誰からも興味を持ってもらえないのは、人から嫌われている証拠であり、生きている資格すらない、とみなされるのだ。</p>
<p>　子どもたちが小学校を卒業する頃になると、いじめも辛らつさを増してくる。たとえば、身体の特徴をあげつらうことに始まり、それがエスカレートすれば、対象となった子どもの持ち物を壊す、隠す、といった行動を伴うようになる。また、メッセージアプリのWhat’s Appを使い、悪口を拡散するなど、サイバーいじめが始まるのもこの時期である。</p>
<p>　オランダの小学校及び中学校では、平均して10人に1人の割合で子どもたちが継続的ないじめに遭っているといわれる。そして、いじめの標的となった子どもの99％は、転校を余儀なくされるのが現状だ。いじめを苦にして自殺したり、いじめた側を殺害(未遂)する、といった悲惨な事件も後を絶たない。</p>
<p><strong>◆｢いじめ｣の録画番組</strong><br />
　いじめは、もちろん行なうべきではない。しかし、いじめる側からの言い分も、あるという。いじめが蔓延する小学校に通う子どもたちによると、｢いじめられる子は、他人がいじめたくなるような｢雰囲気｣を持っている｣というのだ。つまり、理由なくして、いじめの対象にはなりえない、というわけだ。ならば、いじめられやすい子どもは、どうしたらいじめられなくなるのだろうか？</p>
<p>　解決策のひとつとして、オランダのテレビ局で考案され実行されたのが、いじめの現場を隠しカメラで撮影し、シリーズ化して全国ネットで放映するという試みである。番組名は「Project　P」というもので、欧州最大のメディアグループRTLのオランダ支局が制作している。</p>
<p>　シリーズ前半では、いじめる側といじめられる側の子どもたちの様子が、赤裸々に画面に映し出される。そしてシリーズ後半では、子どもたちがクラスの担任らと一緒に、いじめ現場の録画を考察しながら、専門家やセラピストを招いて問題解決に向け話合い、双方で努力する、という内容だ。</p>
<p>　いじめの実態として、子どものプライベートがブラウン管を通じて全国ネットで赤裸々に報道されたことに対し、保護者たちから賛否両論があったことはいうまでもない。しかし、いじめが公にされたことにより、被害者は視聴者から惜しみないサポートや、応援を受けることが出来るようになったメリットは見逃せない。また、いじめる側も、タブーを犯す姿が全国ネットで暴露されたことにより、耐え難い羞恥心を持たざるを得ず、いじめを嫌悪するようになった子どもも、たくさんいたという。このテレビ番組がいじめを完全にストップさせる引き金になることは、まずありえないだろう。しかし、いじめ撲滅に一石を投じる結果になったことは否めない。</p>
<p>　自他共に認める｢世界一しあわせな子どもたち｣を擁する国で、いじめそのものがなくなる日は、やってくるのか。確かに最近、Pestenという言葉がメディアで語られる機会は、以前と比べてかなり少なくなってきたように思う。</p>
</div>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>寛大さが裏目に？移民大国オランダが“差別合戦”の地に…なぜ人々は荒んでしまったのか？</title>
		<link>https://newsphere.jp/world-report/20151123-1/</link>
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		<pubDate>Mon, 23 Nov 2015 01:45:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[｢私たちは、サンタ・クロースじゃないんだ。援助の手を差し伸べるのは、もうゴメンだ！｣と、あるオランダ人男性はそう吐き捨てるようにそう言った。誰に対しても親切に接し、何かを無償で施すことを至上の喜びとする、｢サンタ・クロー [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>｢私たちは、サンタ・クロースじゃないんだ。援助の手を差し伸べるのは、もうゴメンだ！｣と、あるオランダ人男性はそう吐き捨てるようにそう言った。誰に対しても親切に接し、何かを無償で施すことを至上の喜びとする、｢サンタ・クロースのように寛大だった｣オランダ人たちが今、変わりつつある。</p>
<p><strong>◆外国人に寛大な国、オランダ</strong><br />
　国土面積は日本の九州と同程度の小国・オランダは、1970年代から移民・難民をほぼ無条件で受け入れ続け、その懐の深さを国の象徴とし、『寛大な多民族国家』として世界の国々に対しアピールしてきた。在外国人たちの国籍を列挙すれば、世界一周が出来るというのが国民の自慢であり、それを象徴するかのように、首都アムステルダムには現在、約150ヶ国の外国籍を持つ人々が、肩を寄せ合って暮らしている。</p>
<p>　なぜ、オランダ国民は外国人に対して寛大なのだろうか。その理由のひとつに、センセーショナルな話題を世界に提供するため、とする説がある。オランダは、隣国ドイツやフランスなどと比較すれば、経済的にも話題を提供する面でも｢大国｣とは言い難い。それを返上するために、世界をあっと驚かせる政策を前面に打ち出すことに徹したのである。つまり、欧州列強国らに劣らない存在感を、世に誇示するがために施行された政策のひとつが、移民や難民の大量受け入れ体制だったというわけだ。他の列強国が受け入れを渋る移民や難民をすんなりと受け入れられるオランダは寛大であり、かつ裕福なのだ、ということをアピールするための一種のプロパガンダだったといえるかもしれない。</p>
<p><strong>◆差別とは無縁のはずが・・・</strong><br />
　しかし、そんなオランダも過去5年間で変貌しつつある。在外国人に対する風当たりは、年を追うごとに強くなってきているのである。国民の右翼政党支持率は年々上昇傾向にあり、「移民や難民の受け入れ反対！」と、大規模なデモを行なう極右団体の台頭も著しい。国民の中には、肌の色たけで相手を判断し、あからさまな差別的行為をはたらく者も現れ始めたほどだ。</p>
<p>　外国人受け入れに対して寛大だったはずのオランダが、なぜそうなってしまったのだろうか。現在この国で暮らしている、永住権取得済み外国人の約半数は、1970年代後半から労働移民としてやってきた人たちと、その子孫である。この労働移民たちはもともと、出稼ぎ目的のみで渡蘭したはずだった。しかし彼らは任期満了後も祖国へは戻らず、労働契約期間を更新させ滞在期間を延長し、その期間内に祖国の家族らを呼び寄せ、彼らだけのコミュニティを組織していった。彼らの子孫、つまり労働移民2世、3世の人たちは、オランダで出生しているにもかかわらず、このコミュニティ内で育てられるため、親たちから伝えられるがまま、彼らの生活スタイルを徹底して貫く者がほとんどである。そのため、オランダ生まれながらオランダ語が話せず、それに伴う学業不振から、その先に続く就職にも困難を極め、挙句の果ては生活保護の申請をせざるを得なくなる、といった悪循環を生み出しているのである。さしものオランダ人たちも、これには納得出来なくなったとみえ、｢働かざる者、食うべからず｣といわんばかりに、差別的感情を抱くようになった背景がある。</p>
<p>　また、外国人による犯罪率上昇も、国民が持つ差別的感情を大いに煽る要因となっている。警察の公開捜査番組で映し出される、防犯カメラに写った犯人と思しき人物らは、その95%がオランダ人からしてみれば、｢外国人｣の容貌を擁しているためだ。この事実は、外国人イコール犯罪者という図式を、人びとの概念に新たに植えつけ、それが差別することに拍車をかけているのである。</p>
<p><strong>◆「差別合戦」</strong><br />
　実はオランダでは、人を差別することはれっきとした犯罪だ。たとえば、差別的発言や行為を継続し行った者は、最長で2年の懲役となる。国民もそこは心得ており、国籍や宗教に起因する差別を公にしないことを遵守してきた。しかし、こうした｢法」にある意味で守られているお蔭で、言いたい放題の外国人が増大したことも事実である。</p>
<p>　たとえば、就職に失敗したのは、｢面接時に●●人の子孫だから、と差別されたため｣とか、試験に落とされたのは、｢苗字が外国風だったから｣といった、難癖とも思われる理由から訴訟を起こす者が後を絶たない。こういった、差別を｢利用｣し己の立場を守る外国人たちの抵抗には、もはや我慢がならぬとするオランダ人たちが、さらに声高に外国人排斥を叫ぶようになり、まさに｢差別合戦｣といった様を呈しているのが現状だ。</p>
<p>　ニューヨークを超えた人種のるつぼ、と称されたされたこともあるメトロポリタン・アムステルダムを首都に持つオランダは長年、外国人に対して寛大で、差別とは無関係であり、誰もが住みやすいユートピアのような国、といわれてきた。しかしその反面、外国人に対する偏見や差別を、ヘイト・スピーチと認められる表現を以てメディアで発した政治家や著名人らが暗殺される、という世界でも類稀な事件が起きた国でもある。</p>
<p>　街角で、｢あなたは外国人についてどう思いますか？｣とオランダ人に尋ねてみたとしよう。10年ほど前までなら、ほとんどの人たちが外国人に関して、ポジティブな意見を述べていたことだろう。しかし、現在はどうだろうか。差別は犯罪といえど、ネガティブな｢本音｣をまくし立てるオランダ人が多いことは確かだろう。</p>
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