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中国の“ボーイズ・ラブ”CM、斜め上の展開が話題に 腐女子の力は日本以上?

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中国の“ボーイズ・ラブ”CM、斜め上の展開が話題に 腐女子の力は日本以上?

 中国のネットの一部では、男性同性愛の話題が非常に人気だという。その人気を支えているのは、主に若い女性たちだ。彼女たちは日本の“腐女子”に倣って、自らを「腐女」と呼んでいる。腐女がいま、何に心引かれているかを、複数の海外メディアが伝えている。

【中国の腐女子を狙い撃ち 台湾企業のCMが話題】
 いま、中国国内では、あるウェブCMが非常な話題になっている。台湾のASUSのスマートフォン「ZenFone」のCMで、3分間のドラマ仕立てのものだ。LGBTニュースサイト『Gay Star News』が詳しく紹介している。

 そのCMは、ありふれた「ボーイ・ミーツ・ガール」のシーンから始まる。主人公の男の子は、親友の男の子にそそのかされて、女の子に思いをつづった手紙を渡す。その様子を、親友はスマートフォンで撮影している。やがて2人は付き合うようになり、親友も交えて、3人で何度か楽しく出かける。そのたびに親友は、2人をスマートフォンで撮影している。

 しかし、主人公は、親友が洋服ダンスの内側に、自分の写真をたくさん貼り付けていることに気づいてしまう。その写真からは、1枚残らず、女の子が画像編集で消されていた。ショックを受ける主人公だったが、そこに現れた親友の目を、真剣な面持ちで、じっと見つめるところでそのシーンは幕を閉じる。

 なおCMでは、親友が「ZenFone」を使って、いともたやすく画像編集しているが、専門家によると、これは明らかに誇張なので、購入を考えている人は気をつけるように、と記事は結んでいる。

【ただ美しいだけじゃない?“耽美”に込められた思いとは】
 若い女性たちの間で、「耽美」と呼ばれる、男性同士の性愛を描いた小説や漫画が人気だと、ニューヨーク・タイムズ紙の中国関連ニュースブログ『Sinosphere』は伝えている。ある小説投稿サイトでは、500万人の登録ユーザーがおり、研究者の見積もりによると、1日に200万回閲覧されているという。

 「耽美」を創作したり、鑑賞することは、女性にとって、長い間抑圧されてきた性的アイデンティティーを探る方法だ、と香港中文大学のカトリーン・ジェイコブズ准教授は語る。「耽美」の書き手のほとんどは、異性愛者の若い女性だという。しかし、女性が自分の性的空想を語ることは、いまだ窮屈な中国文化の中では難しいことなので、それを男性同士の関係に投影しているのだという。

 またそこには、女性に対して受動的であること、無垢であることを要求する、徹底的に保守的な文化への抗議が表されている、としている。「耽美」で重要なテーマの一つは、有力な男性が、同性愛関係の中では辱められるものだという。具体的な例として記事が挙げているのは、父親と息子の近親モノで、人気のあるジャンルだそうだ。ただしそこでは、通常の物語とは反対に、息子のほうが父親を支配する。

 社会と政治の変革を求める要求がそこには隠されている、と中国の研究者は語っている。儒教文化では、父親と息子の関係は、支配者と家来の関係を反映している。そこで、息子が父親を組み伏せることは、国を組み伏せることになる、というのだ。

【“イギリス=ゲイの国”? 中国腐女子の影響力】
 日本の腐女子は、漫画、アニメ、小説など、主に2次元を情熱の源としているようだが、中国の「腐女」は、3次元も大好物のようだ。『ワールド・オブ・チャイニーズ』は、「腐女」がイギリスのドラマ・映画を“腐った”目で見続けたあまり、とうとう“イギリス=「腐国、ゲイの国」”と見るようになったことを伝えている。記事によると、「腐国」といえばイギリス、イギリスといえば「腐国」であり、完全に別名化しているという。

 「腐者見腐」(腐の心を持った者だけが、腐要素を見る)ということはあるが、イギリスのドラマ・映画の筋や演技は、間違いなくこの同性愛成分を売り込んできた、と記事は語る。アメリカのものが、異性愛の魅力を大っぴらに表すところ、イギリスのものは、繊細さの伝統があって、別なように解釈できる余地がもっとある、という。

 ドラマの中で、2人の男性が、お互いに対してちょっとでも親愛の兆しを見せようものなら、「腐女」の頭の中ではたちまちに「脳補」、“脳内補完”が始まり、筋書きと進行が再構成される、としている。どのようなシーンが頭の中で付け加えられるかも記事は語っている。“腐女子ビュー”に国境の壁はないようだ。

 「腐女」がいま最も情熱を注いでいる作品の一つが『シャーロック』だ。昨年12月、ロンドンで行われたシーズン3の試写会で、主人公シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチと、ワトソン役のマーティン・フリーマンが、二人を題材にした二次創作作品を朗読させられた。これを要請した司会は、のちに、礼儀知らずだと批判された。しかし、その朗読を聞いた中国のファンたちは、ほとんど精神的オーガズムの状態だった、と記事は語っている。

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(Newsphere編集部)

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