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日本=“ゲイシャ”? エールフランスの新広告に、海外活動家から差別的との批判

  • カテゴリー:国際
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日本=“ゲイシャ”? エールフランスの新広告に、海外活動家から差別的との批判

 4月初めにスタートした、エールフランス航空の新キャンペーンで使用されているビジュアルが、人種差別的と話題になっている。特に、白人女性にエキゾチックな恰好をさせたものに批判が集まっている。ツイッターではキャンペーンを皮肉るハッシュタグまで登場している。

【業界には好評】
 今回のキャンペーンでは、15年振りにキャッチコピーを一新。エールフランス航空が提供するサービスを紹介する6点に加え、同社が就航する都市をイメージした12点のビジュアルが制作された。

 広告、デザイン関係者からの反応はとてもよい。『Creative Review』では、「最近は印刷物での印象的なキャンペーンは少ないので、エールフランスの新作品はエキサイティング」だとし、「ウィットの効いたビジュアルと大胆なブランド化で新しさを見せた」と評されている。

『PSFK』も、「広告というより、ファッションの芸術作品のよう」と表現し、「懐かしさを感じるデザインと鮮やかな色彩が特徴」と好意的に解説している。

【芸者は人種差別?】
 ところが、アメリカの若者向けの情報メディア『PolicyMic』は、アジア系アメリカ人でフェミニストの活動家、ジェン・ファン氏の批判コメントを引用。「白人女性に判で押したような服装をさせて、西洋化していないエキゾチックな国々を描くようなキャンペーンにさえならなければよかったのに」と同氏は語っている。

 また、白人女性が“芸者風”の衣装を着た東京のビジュアルに、もっとも苦情が出ていることも紹介。「(もっと侮辱的な北京のものとは違って)露骨に顔を黄色に塗ったモデルではなかった」が、明らかに文化を盗用していると述べ、エールフランスは世界の多くのファッションデザイナーと同様の罪を犯しているとした。

 さらに『PolicyMic』は、東京の広告と、2013年のアメリカン・ミュージック・アワードで、日本好きで評判のケイティ・ペリーが風変りな着物スタイルで登場したことを重ね、「白人の、アジア女性(のイメージ)に対するむやみやたらな崇拝」が背景にあることを示唆している。

【ツイッターではパロディ広告イメージが集まる】
 一方、人種問題を扱うサイト『Colorlines』は、エールフランスが「白人モデルに黄色い顔でドレスアップさせ、新広告キャンペーン中」と辛口批判。ウォール・ストリート・ジャーナル紙のコラムニスト、ジェフ・ヤン氏が、ツイッターのハッシュタグ#FixedIt4UAFを使って、パロディ広告を募集していることを紹介。ユーザーによるパロディ広告は、ゴジラやポケモンの主人公の格好をさせたものなどがある。

 なお、この広告に対する日本国内からの批判は今のところ見当たらない。こうしたトピックに敏感な、一部の海外メディアや識者が反応している、という現状だ。

人種差別の世界史―白人性とは何か? (刀水歴史全書)

(Newsphere編集部)

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