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アシアナ航空機着陸失敗事故 海外紙は事故対応に疑念

  • カテゴリー:国際
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アシアナ航空機着陸失敗事故 海外紙は事故対応に疑念

 6日、上海発ソウル経由サンフランシスコ行きの韓国アシアナ航空214便(ボーイング777、乗員16名・乗客291名)が、サンフランシスコ空港への着陸に失敗し大破。少なくとも2人が死亡し、180人以上が負傷した。負傷者には重体者5人も含まれ、死者は今後増える可能性がある。

【事故の経緯】
 事故原因は調査中であるが、米国家運輸安全委員会によると、今のところ機体等に異常があった証拠は無く、操縦ミスの可能性が疑われている。
 事故機は、サンフランシスコ湾に突き出した滑走路に進入するにあたって、速度が低過ぎたため降下が速くなり、その結果適正な高度で滑走路に届かず、尾部と着陸脚を手前の護岸に接触させたとみられる。同機は滑走路上を滑りながら路外に逸脱して停止、出火した。右舷エンジン火災が確認されたため、乗客・乗員は左舷の非常シュート、または尾部の破孔から脱出した。
 コックピットのボイスレコーダーには、接触7秒前になって急に増速を指示する声が録音されていた。3秒後には失速警報が作動、パイロットが実際に増速操作を実行したのは接触1.5秒前であり、推力は正常に増加したが既に間に合わなかった。

【不注意を疑われるパイロット】
 サンフランシスコ空港は滑走路の改修工事のため、適正な降下率を自動指示するグライドスロープインジケーターが機能していなかった。しかし、その事は全着陸機に周知されており、他にも機械的な着陸支援は多数存在していた。
また事故機は、管制から目測による手動着陸を指示されていたが、事故当時の天候は理想的であり、何ら困難はなかったと指摘されている。
 機長と副操縦士はともに総飛行時間1万時間前後のベテランであったが、事故当時操縦していた副操縦士は、ボーイング777型機での飛行経験がシミュレーション含め43時間しかなかったという。
 ただし韓国交通省は、事故原因と拙速に結びつけるべきではないとしている。

【事故対応にも疑念】
 乗客には米国の大学見学に向かっていた中国人学生・教諭70人も含まれ、死亡した2人はそのうちの、ともに16歳の女子学生であった。2人は機外で発見されたが、1人は脱出後に消防車などの緊急車両に轢かれた疑いがあり、検死官が解剖を行っている。
 またウォール・ストリート・ジャーナル紙は、乗員による避難誘導が迅速に行われたと報じているが、ニューヨーク・タイムズ紙は損傷の激しかった機内後部で誘導や負傷者救助が行われず、乗客が自力で協力して行ったとの証言を伝えている。
 一方で機内前部では、手荷物を持って脱出するほど(※本来は禁止されている)余裕があったという。

 なおボーイング777型機は2008年、ロンドン・ヒースロー空港着陸時に燃料系統の凍結によるとみられる事故を起こすなどしているが、全体に事故は少なく、死者が出たのは1995年の就航以来初である。

(Newsphere編集部)

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