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ローマ法王の後継者は誰か?

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 ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、2月末をもって退位する意向を表明した。法王は原則として終身制であり、存命中の退位は極めて異例である。ベネディクト16世はドイツ出身で、2005年4月、前法王の死去を受け、265代目の法王に選出されていた。ローマ法王は、カトリック教会(信徒約11億人)のトップ。なお、後任の法王は、「コンクラーベ」と呼ばれる枢機卿会議で決定する。ローマ法王庁(バチカン)報道官によると、新法王は3月末の復活祭までには選出される見通しだという。
 突然の退位発表を受け、各紙は新法王選出のプロセスや候補者像に注目して報じた。

 まず、新法王の選出に際しては、ベネディクト16世自身の影響が強いだろうと、フィナンシャル・タイムズ紙は報じた。85歳以上はコンクラーベに参加できないものの、開催までの数週間、様々な形で後継者選びに影響を与えると見られている。辞任を予測していたイタリアの編集者は、法王が既に根回ししているとみている。

 後継者の人物像については、ベネディクト16世や前法王のヨハネ・パウロ2世の伝統主義を受け継ぐ者になるのではと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は予測している。そもそもコンクラーベを行う枢機卿のほとんどが前法王か現法王に選ばれていることも背景にある。

 一方ニューヨーク・タイムズ紙は、出身がヨーロッパ以外の人物が法王になる可能性について言及している。いまや世界のカトリック教徒の半分以上を占める、南米とアフリカ地域からの選出を期待する声も大きいと報じている。法王になる以前、ベネディクト16世はアフリカ出身の人物を法王に選ぶメリットについて言及したこともあった。実際、今回も前回に続き、ガーナのトゥルクソン枢機卿(64)が有力候補者として報じられている。ただ、バチカン内部では、法王はヨーロッパ出身であるべきという声も根強いため、突然の開催となった今回のコンクラーベでは、大胆な人選はなされないとみられている。

(Newsphere編集部)

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