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クールジャパン×戦略 海外の反応まとめ              

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クールジャパン×戦略 海外の反応まとめ              

 安倍内閣の目玉政策である「クールジャパン」戦略の真価が、国内外から問われている。

 クールジャパン戦略とは、日本の文化やライフスタイルの魅力を国外へ広め、新興国等の旺盛な需要を獲得し、日本の経済成長につなげることを目的とした、成長戦略(アベノミクス)の一つである(経済産業省HP)。「衣」「食」「住」といった日本文化をはじめ、アニメやドラマ等のコンテンツが含まれる。

 内閣には「クールジャパン戦略担当」大臣が置かれ、さらには日本文化の海外進出を支援する「クールジャパン」ファンドなるものが官民共同で設立された。

 国内においてクールジャパン戦略に対する期待がより一層高まる中、海外メディアからは、官製のクールジャパン戦略を疑問視する声が上がってきた。

 さらには、クールジャパン戦略として売り出す“コンテンツ”それ自体にも変化が生じてきており、「食」文化における“真の和食”を推進しようとする動きが国内から現れた。また東南アジアでは“裏クールジャパン”として揶揄されている日本のアダルト産業への関心が無視できないものとなってきた。

 以下、昨今の主要な海外の反応をまとめる。

1)クールジャパン戦略は「韓国への妬み」が原動力? 英誌が効果に疑問

 英エコノミスト誌は、韓国コンテンツの海外人気に対する妬みが、日本の「クールジャパン」戦略の動機だ、と論じている。日本のクールな要素も世界的に認められてきたが、既にピークは過ぎた、という認識のようだ。

 同誌は、日本政府は何がクールなのか混乱しているようだ、と手厳しい。児童ポルノ禁止法の改正で、漫画やアニメ、ゲームが対象外だったことをあげ、欧米で通用しない表現が温存されていると指摘する。これが日本製コンテンツの海外進出を阻む要因のひとつ、という主張のようだ。

(「クールジャパン」に対する冷ややかな意見がある一方で、企業家を育成する可能性に注目する声もある。海外メディア『Econintersect』は、「クールジャパン」ファンドにより、多くのクリエイティブな中小企業が世界市場にアクセスできる、と指摘している。)
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2)韓国へのライバル意識も? 日本政府、「クールジャパン・ファンド」主導の背景とは

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、従来、アニメ、漫画、コスプレといったものをビジネスとは考えていなかった日本政府が見方を変えたのは、2002年米フォーリン・ポリシー誌のエッセイ「Japan’s Gross National Cool(日本の国民総かっこよさ)」において、日本文化が国際的評価を受けたことがきっかけであると論じた。

 また日本の「隣人かつライバル」である韓国が、10年以上国を挙げてKポップなどの国際展開に取り組んできたこともファンド始動の背景にあるようだ。

 ファンドを監督する経産省クリエイティブ産業課の伊吹氏は、ファンド設立の背景に、有望な製品を抱えるもののグローバル市場に参入する資金と経験を欠いた、多くの中小企業を支援する意図を同紙に語っている。

(「クールジャパン」ファンド誕生の背景には、国内の人口減少と市場の飽和から、企業が生き残るためには海外での成長を模索する必要性があったと論じられている。しかし、海外メディアは、官民ファンドとはいえ実質的に政府頼みのファンドであり、それによる公正競争への悪影響、収益性の弱さ、政府が成功する企業を見分ける目を持ち合わせているか、といった懸念点があると指摘する。)
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3)集え世界の料理人、真の和食を海外へ 新たなクールジャパン戦略への反応とは

 米グルメサイト「デイリーミール」は、海外には約55,000の日本料理店があり、その殆どが日本人による経営ではなく、料理も本物とはほど遠いことを指摘している。

 法務省は海外に向けた日本食推進活動の一環として日本食を学ぶ外国人に対する在留資格を提案し、修練を積んだ料理人を送り出す事で海外の和食の人気を促したい意向である。

(今回の報道を受け、ソーシャルニュースサイト「レディット」では、日本料理の技術習得における語学上の問題を指摘する声が挙がる一方で、一流の日本食の料理人を世界へ送り出すことを称賛する声も挙がっている。)
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4)裏・クールジャパン? 日本のアダルトコンテンツ、東南アジアで人気の理由

 アダルト専門検索サイトPornMDが公開している情報を基に、アメリカのニュースサイト「QUARTZ」が分析したところ、東・東南アジアで、日本のアダルトコンテンツの人気が高いことがわかった。

 日本のものが人気な理由について、QUARTZは、世界的な人気ジャンルである「アニメ」や「変態」のコンテンツに、日本のポルノ産業が大きな影響力を与えていることを指摘している。また、隣国である中国がアダルトコンテンツを作成しないことや、性的なものに対する男性優位の価値観や日本女優が醸し出す純真無垢という理想の女性像を東・東南アジア国民が共有していることもその理由に挙げている。

(日本のアダルト産業が東・東南アジアにおいて、大きな注目を集めているという記事。日本のアダルト産業がクールジャパン戦略の“コンテンツ”として売り込んでいけるか否か、注目すべき論点である。)
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(Newsphere編集部)

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