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ろくでなし子氏、海外からは擁護コメントも “日本のタブーに挑戦”

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ろくでなし子氏、海外からは擁護コメントも “日本のタブーに挑戦”

 12月初めに逮捕されていた漫画家のろくでなし子(本名:五十嵐恵)氏が、自身の性器をスキャンした3Dプリンター用のデータを配布したなどとして、24日、東京地検に起訴された。海外メディアは、この事件を大きく取り上げている。

◆ついに起訴
 ろくでなし子氏の逮捕は、7月に続き2度目。前回は、弁護士の不服申立手続きが通り、処分保留で釈放されていたが、今回はわいせつ電磁的記録頒布などの罪で起訴された。26日午前に保釈の決定が出ており、身柄の拘束は解かれる模様だ。

 英デイリー・メール紙は、今後行われる裁判の結果によっては、懲役2年、または250万円の罰金が、ろくでなし子氏に科せられることになると伝えている。

◆わいせつの基準はどこに?
 ろくでなし子氏の7月の逮捕は、海外でも大々的に報じられ、今回の再逮捕も大きく取り上げられている。各メディアは、日本ではポルノ映画などで、実際の性器の映像を見せることは法律で禁じられていると説明。しかし、BBCが述べるように、「わいせつかどうかは、意見が分かれる」ところで、明確な基準がなく、男女差別もあると感じているようだ。

 インデペンデント紙は、ろくでなし子氏の逮捕は、女性の権利と芸術的表現の限界への論争の引き金を引いたと述べている。

 BBCは、ろくでなし子氏が「私の作品は敵意のない笑いを引き出すことを意味したもの。可愛く飾られた性器を含むものだから、作品はわいせつではない」と法廷で説明したことや、自身のウェブサイトで、日本ではポップ・カルチャーの一部とされるペニスのように、女性器を「よりカジュアルでポップに」したいと語ったことを指摘。作者の意図に、わいせつ性がないことを示唆した。

 『NPR』は、「(ろくでなし子氏の)支持者たちは、男根を模した彫刻や模型を使って行われる『かなまら祭り』を祝うのは許されるのに、日本の法律は女性に厳しすぎで、再考されるべきだと考えている」というウェブサイト『3Dprint.com』上の意見を掲載。「日本の女性という形態についてのタブーに対決する」ろくでなし子氏に賛同する声を紹介している。

◆日本に辛辣なコメントも
 各メディアには読者のコメントが寄せられた。

・変な性的なものが、毎日のように日本で生じていることを考えれば、この事件は皮肉なことだと感じる(デイリー・メール紙)。

・芸術に対する考え方は奇妙。この事件も変だけど、こんなことで有罪になるのは残酷だ。人を傷つけておいて、罰を受けないで済む人もいるのに(デイリー・メール紙)。

・彼女がやっていることが不快だとは思わない。彼女がやっていることを「芸術」と呼ぶのが不快だね(インデペンデント紙)。

・履いた下着が平気で自販機で売られるような国での、大規模な偽善だよ。いやなら見なきゃいい(インデペンデント紙)。

(Newsphere編集部)

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