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日本のバイラルメディア、バブル終了? 参入簡単、継続困難な現状が明らかに

  • カテゴリー:社会
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日本のバイラルメディア、バブル終了? 参入簡単、継続困難な現状が明らかに

「バイラルメディア」、「ネイティブアド」、「キュレーションアプリ」…。ここ1,2年ほど、ネットメディアで話題となった概念、サービスは数多い。特に、良くも悪くも議論を呼ぶ存在が、バイラルメディアだろう。本記事では、特徴や海外との比較などを概観する。

 なお、より深い内容については、「ゴミじゃないバイラルメディアをつくる、たった一つの原則 著作権法専門弁護士に聞く」をお読みいただきたい。

◆バイラルメディアとは?
「バイラルメディア」とは、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで拡散しやすい記事を提供するメディアを指す。「バイラル(viral)」は、「ウイルス性の」という単語であり、それが転じて、読者の口コミによって広がる現象を指すようになった。

 ソーシャルメディアが普及するまで、読者がウェブメディアの記事に接するルートは、大きく分けて3つあった。1.ポータルサイト(Yahoo!ニュースなど)、2.検索(Googleなど)、3.ブックマーク・RSSリーダーなどだ。

 ゼロからウェブメディアを立ち上げる際、どのルートにも厚い壁がある。まずポータルサイトへの配信は、更新数や内容面など、基本的に審査が厳しい。次に検索は、大手サイトに検索順位で敵わない。最後に、ブックマークやRSS登録をしてくれる読者は、そもそも多くない。

 この状況を変えたのが、ソーシャルメディアだった。10人が記事をシェアすれば、その10人の友人1000人が記事を読む。そのうち500人が記事をシェアすれば…といった流れで、記事を読む人が爆発的に増える可能性ができた。

 この流れに上手く乗ったのがバイラルメディアだ。ソーシャルメディアで拡散しやすい、「笑える」「衝撃」「癒し」など、シンプルな感情に訴えかける記事を作り、読者の支持を受けた。スマートフォンの普及で、スキマ時間に何かしたい、というニーズが生まれたこともプラスに働いた。

◆海外のバイラルメディア事情
 日本では過去1年ほどで関心が急上昇してきたバイラルメディアだが、海外(英語圏)では、2006年頃から一気に市民権を得たようだ。Googleトレンドで調査すると、検索ボリュームが伸びたタイミングが一目瞭然だ。

 この分野のパイオニア、かつトップメディアのひとつが、2006年に誕生した「BuzzFeed」だ。「Huffington Post」共同創業者のJonah Peretti氏が立ち上げた、「Viral lab」が母体となった。

 月間読者数は1.5億人以上、記事や動画などのPV合計は20億以上(同社HPより)。これは、日本の「NAVERまとめ」の月間総PVに近い水準だ。

 リスト記事やクイズ記事、おもしろ動画の紹介などが人気だが、昨今は調査報道などにも力を入れている。同サイトは日本進出も発表している。2015年にも上陸するのでは、との情報もあり、動向に目が離せない。

◆日本のバイラルメディア
 一方日本では、2013年末頃から数多くのサイトが勃興した。ただ、今では、多くの読者を獲得できているメディアは限られている。

 例えば、ウェブ編集者の佐藤慶一氏が今年2月にブログで紹介していた35媒体のうち、運営が続いているサイトは約半数の17、月間読者数が100万を超えているものはわずか2つだ(Similarwebのデータより)。同ブログに掲載されていないサイトを考慮に入れても、100万以上の読者を獲得できているのは7、8程度だろう。

 参入障壁は低いものの、モチベーション・収入両面で、継続することの難しさが伺える結果だ。

 次回は、日本のバイラルメディアの功罪について取りあげる。

(Newsphere編集部)

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