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高校野球の多投問題 “クレイジー”か、“良き伝統”か 高野連が改革できるか海外注目

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高校野球の多投問題 “クレイジー”か、“良き伝統”か 高野連が改革できるか海外注目

 日本高校野球連盟(高野連)は全国高校野球選手権に、延長タイブレーク制を導入できるかどうか検討を始めた。全国4000余りの加盟校にアンケートを依頼済みだという。8月中に回収して集計した結果は、今後の議論の参考にされる。

【タイブレーク制とは】
 AP通信によると、タイブレーク制とは2008年の北京オリンピックにおける野球競技で採用されたもので、延長11回以降は、無死1・2塁で任意の打順から攻撃を始めることが認められるというものだ。

 ショーアップを目的としたものだったというが、日本の高校生投手を守るために、今、導入が検討されているのである。

【アメリカでは投球数制限】
 昨年春の甲子園で済美高校(愛媛)の安楽智大投手は、100球を超える連投が続くことがあり、9日間で772球を投げた結果、右肘を故障した。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、それ以降、若い選手の肉体を気遣うべきだとの論調が強まってきた。この772球という球数はアメリカの選手が1カ月間に投げる数にほぼ匹敵するという。

 野球の母国であるアメリカでは、多くの監督が丁寧に球数をカウントし、制限を超えると投手に投げるのをやめさせると、ウォール紙は述べる。

 米リトルリーグでは、17-18歳の選手が1日に105球以上投げることを禁止し、投げ込んだ後は最短でも4日間の休養を取るよう推奨しているという。

 また、AP通信によれば、大リーグの先発投手は一般に、100球以上を投げることはないのだ。

【日本投手は投球フォームが良いから大丈夫?】
 ウォール紙は次のような日本の専門家の意見を紹介している。アメリカの投手はフォームが悪く、投球の際に腕の力に頼りすぎている一方、腕力で劣ることの多い日本人投手は、足腰から全身に力をつなぎ、腕への負荷を軽減させているという。

 また同紙によれば、日本の野球文化が変わることに対する抵抗勢力も根強い。野球ファンや監督らは練習内容を緩くすることで、規律や自己犠牲、チームスピリットを中心に形作られてきた日本野球の良さが失われてしまうと心配しているという。

 賛否両論分かれるこの議論、日本野球を論じた「和をもって日本となす」の執筆者、ロバート・ホワイティング氏は「米国人は日本人がクレイジーだと言うし、日本人は米国人が分かっていないと言う」と述べている。

【高校時代からの投げ過ぎが原因】
 そんな折も折、大リーグ・ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は今月、右肘靭帯の部分断絶で故障者リスト入りしてしまった。

 甲子園でも活躍した田中は、楽天入団1年目から200イニング近くを投げ11勝をあげている。昨年は24勝無敗と大健闘したが、まさに登板過多だったのだろう。

 田中と親しいレンジャーズのダルビッシュ有投手は投球数よりも、休養が大事だという。14日、報道陣に対してダルビッシュは、「登板間隔が一番大事だ。(中4日は)絶対に短過ぎる」と述べ、中5日以上に延ばすべきだと訴えた。

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(Newsphere編集部)

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