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ろくでなし子だけではない 性的タブーに挑む世界のアーティストたち 海外メディア報じる

  • カテゴリー:社会
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ろくでなし子だけではない 性的タブーに挑む世界のアーティストたち 海外メディア報じる

 14日、自分の女性器をモチーフにしたアート活動をしている造形作家・漫画家の「ろくでなし子」さんがわいせつ電磁的記録頒布の疑いで警視庁に逮捕された。

 ろくでなし子さんは自身の女性器を3Dスキャンした「“マン”ボート(カヤック)」を製作するため、インターネット経由で個人の小口資金を集めるクラウドファンディングサイト『キャンプファイア』を利用して製作資金の募集活動をしていた。一定額以上の寄付を行った支援者への見返りとして、3Dプリンターで女性器の造形物が制作できる「“まん中”3Dデータ」をプレゼントしていた。

 この「“まん中”3Dデータ」が女性器を再現できるとして「わいせつ電磁的記録」とみなされ、かつ送信したことにより「わいせつ電磁的記録頒布」に該当したようだ。この逮捕劇は国内外で議論を呼んでいる。

【海外の反応は】
 ろくでなし子さん逮捕について報じる海外記事には、以下のような賛否両論のコメントが寄せられている。

 擁護派:
「ペニス祭りが問題ないのにどうして、女性器アートが逮捕の原因になるの?」
「馬鹿げた法律!アートはどこへいっても不滅です」
「これってわいせつ罪に該当?しているの」

 反対派:
「この嫌悪感を抱かせる犯罪者を街から追い出してくれて神に感謝」
「(逮捕報道)これでぐっすりと眠れるよ」

 作品について:
「(ガンダムと女性器をコラボしたガンダムまんに)ガンダムを台無しにしてはならない」
「ガンダムまんは最初に見たとき、キモッって思った」

【壁やドアノブにも女性器が、世界の女性器アーティスト】
 ろくでなし子さんの逮捕劇を取り上げている、米アート系ブログマガジン『ハイパーアレジック』は、世界の女性器アートの先駆者を紹介している。

 イギリスの芸術家、ジェイミー・マッカートニーさんは400人の女性器を型取った作品「The Great Wall of Vagina」を制作している。5年がかりで制作されたこの力作は10枚のパネルに18歳から76歳までの女性器の造形物がディスプレイされており、双子や性転換者も含まれている。

 レベッカさんは女性器をモチーフにしたドアノブを作品として制作しており、1500ドルでネット上にて販売している。

【女性器アートはわいせつ?芸術?】
 今年の5月には、ルクセンブルクのアーティスト、デボラ・ドゥ・ロベルティスさんがパリにあるオルセー美術館にあるクールベ作『世界の起源』の前で女性器を露出(M字開脚)したことで拘束された。

 絵画『世界の起源』は、1866年に発表された女性器の肖像画であり、発表当時から議論を巻き起こしている。ロベルティスさんはこの行為により拘束されたが、処罰なしに釈放されているようだ。性器露出は、公衆の面前では公然わいせつ罪に問われるが、美術館の中での性器露出はフランスで議論を呼んだ。

 この出来事を伝えたエンタメ情報サイト『kotaku』は、人によっては不快な気持にさせる可能性があるので「閲覧注意」としながらも、性的タブーに挑む女性器アーティストの逮捕劇に、この問題は日本だけに限ったものではない、としている。

 他方、『ハイパーアレジック』では、五十嵐さんの即時釈放を求める署名活動を呼び掛けていることを伝えている。署名サイト「Change.org」ではろくでなし子さんの釈放に1万人の賛同者を目標にしており、15日16時時点で既に8000人以上の署名が集まっている。

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(Newsphere編集部)

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