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日本のHIV感染者数 7年で1万人増 米新研究結果も背景に?

  • カテゴリー:社会
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日本のHIV感染者数 7年で1万人増 米新研究結果も背景に?

 厚生労働省のエイズ動向委員会は、昨年、HIV(エイズウイルス)の感染報告数が、1,546件だったと発表した(速報値)。これは、2008年の1,557件に続いて、1985年の統計開始以来、2番目である。

【この7年間で1万人以上の新たな感染者】
 このうち、HIVに感染したものの、発症していない人が、1,077件(過去3位)。感染したことを知らないまま、AIDS発症にまで至った人が、469件(過去2位)となっている。

 委員会によると、これまでの累積報告数22,971件のうち、1万件以上が、ここ7年間で報告されたものだという。ここ数年間、報告数は「横ばい傾向のまま高止まりしている」という。

 昨年の報告数のうち、およそ96%を男性が占めている。また、感染経路として、同性間性的接触が、全体のおよそ三分の二を占め、最も高い割合となっている。

 早期に治療を開始して、発症を防ぐため、また、知らないうちに他人に感染させないために、積極的にHIV検査を受けるよう、委員会は呼びかけている。

【“感染率がおよそ4倍”のグループとは?】
 一方、アメリカでは、HIVの感染率が高くなりやすい人について、新たな調査結果が発表された。何らかの精神疾患で治療を受けている人は、居住地域全体の感染率と比べて、およそ4倍にまで、感染率が高くなっている、というのだ。ペンシルベニア大学医学大学院などの研究者によるグループが、『アメリカン・ジャーナル・オブ・パブリックヘルス』において発表した。

 大学のニュースリリースによると、同グループは、フィラデルフィアとボルチモアにおいて、うつ病、精神病、アルコールやドラッグ依存など、さまざまな心の問題で治療を受けている患者1061人に対して、HIV検査を行った。その結果、4.8%(51人)がHIVに感染していたことを発見した。さらに、そのうち13人は、自分がHIVに感染していることを知らなかった、と報告している。

【AIDSは「都市部の病気」?】
 米国疾病予防管理センター(CDC)によると、AIDSは「おおむね都市部の病気」であり、症例のほとんどは、人口50万人以上の大都市で発生している、という。CDCの推計値では、アメリカ全体では、HIV感染率が約0.3%なのに対して、フィラデルフィアでは1.4%、ボルチモアでは1.3%に及んでいる。

 先の調査によれば、精神疾患を治療中の人は、この両都市の感染率に対して、4倍近い数字を示しており、さらに、アメリカ全体に対しては、約16倍にもなる。また、精神疾患の症状がより重い人ほど、感染しているリスクも高いことが、調査で明らかになった、と記事は伝えている。

 研究者らは、早期治療を可能にし、また、他人への感染を防ぐため、精神疾患を扱う医療機関においても、HIV検査を行う必要がある、と力説している。ちなみに、CDCと、アメリカの医学研究所は、あらゆる医療機関において、定期的にHIV検査を実施することを勧告しているが、精神疾患を扱う医療機関においては、これまであまり例が見られなかったという。

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(Newsphere編集部)

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