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『攻殻』草薙素子役、なぜ日本人じゃない? スカーレット・ヨハンソン起用に海外ファン批判

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『攻殻』草薙素子役、なぜ日本人じゃない? スカーレット・ヨハンソン起用に海外ファン批判

『攻殻機動隊』のハリウッド実写リメイク版で、スカーレット・ヨハンソンの主演が決まった。主人公の草薙素子にあたる役を演じる。

 原作では近未来の日本を舞台にしているが、リメイク版では白人俳優が演じること、舞台も北部アメリカに移されるかもしれないことに、海外では賛否両論が巻き起こっている。

◆攻殻機動隊の実写リメイクは初めて
『攻殻機動隊』の原作は、士郎正宗による漫画作品。その後、押井守監督によるアニメ映画が2本、神山健治監督によるTVアニメが2シリーズ、同監督によるアニメ映画が1本、ビデオゲームが3本作られている。各作品は、原作の世界観や登場人物を踏襲しているが、演出はそれぞれ大幅に異なる。

 英語での実写リメイクは初となり、ドリームワークスが制作を進めている。公開日やその他のスタッフ・キャストの詳細などは、現時点で不明だ。

 なお英ガーディアン紙は、ヨハンソンのギャラは1000万ドル(約12億円)が提示されたと報じている。ハリウッドの中でも高額なほうだ。

◆日本人の役に白人がキャストされたことに不満続出
 これに対して、USAトゥデイは、原作では日本人の役に、白人の俳優がキャストされたことを、皮肉を交えて伝えている。「最後に私たちが確認した時には、スカーレット・ヨハンソンは日本人じゃなかったわ」と記し、この件がツイッターで“炎上”したのは当然だ、と報じている。

 一部には、「スカーレット・ヨハンソンは絶対に攻殻機動隊に一番ぴったりの女優だね」という好意的なコメントもある。しかし大半は、下記のように批判的だ(同紙がツイッターより引用)。

・スカーレットが『攻殻機動隊』で主役ということに非常に喜んでるとは言えないな
・存命中のアジア人女優はみんなご多忙中ってことなのよね
・あぁそうだね、攻殻機動隊の草薙素子を思った時に、絶対に「白人女性」って思うもん
・攻殻機動隊の実写版はホワイトウォッシュに決定
(※編注:ホワイトウォッシュとは、真っ白にすることの原意から「白人化」を批判する意味で使われる)

 またガーディアン紙には、リメイクそのものへの批判もみられた。

・これって、ほんとに、ダメだな、特に本当に舞台をアメリカにするならね
・誰が主演するかっていうのは問題じゃない。複雑な映画だけど、ハリウッドは複雑なことはしないね。

◆女優による巨額予算のアクション映画主演に乾杯!
 一方、映画評論家のスコット・メンデルソン氏はフォーブスへの寄稿で、このことは「祝福すべき」として、下記のように論じている。

 ハリウッド女優が、こういった巨額の予算をかけたアクション映画で、ニュースのヘッドラインを飾ることは少ない。大体、男性アクションスターか無名の白人男優が起用される。スカーレット・ヨハンソンは、高い興行成績を上げられる力を示したといえる。

 巨額の費用を投じる映画に、客寄せとなるようなキャストは必要だ。もし全ての人種・民族に世界的映画スターが十分いれば、ドリームワークスも『攻殻機動隊』に日本人俳優を起用しただろう。しかし現実には、名前だけでメディアの目を引き、高い興行成績を得られる女優は数少ない。しかもそういった女優は白人なのだ、と同氏は主張する。

 ただ、同氏は最後に、不必要なアジア映画のリメイクに対しては反対の意を示している。

(Newsphere編集部)

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