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『ベイマックス』、謎の歌舞伎キャラも登場!? 宮﨑駿ファンの監督が込めた日本への愛とは

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『ベイマックス』、謎の歌舞伎キャラも登場!? 宮﨑駿ファンの監督が込めた日本への愛とは

 いよいよ明日20日、ディズニー新作映画「ベイマックス」(原題「Big Hero 6」)が日本公開される。アニメーション技術が注目されているこの作品の舞台は架空の都市「サンフランソウキョウ」。その名の通り、サンフランシスコと東京が共存したオリジナルの都市が舞台となっている。

 「ベイマックス」のプロデューサーは同作を「日本文化へのラブレター」と語っており、制作陣はやはり宮崎駿作品や日本の都市デザインに大きく影響を受けている。さらに調べてみると、意外な接点も見つかった。
 
【架空の都市、サンフランソウキョウの海外での評価は?】
 エンターテインメント雑誌「Variety」は、本作品が東京国際映画祭のオープニングムービーとして上映されたことを報じた記事で、監督のドン・ホールとクリス・ウィリアムズが宮崎駿作品や日本文化、特に都市デザインに傾倒していることを紹介し、彼らのコメントを掲載している。

「3年前ここ(東京)に来た時、すべてのものの写真を撮った。なぜならば、私たちの見方では、ここのすべてのものは美しくデザインされていたし、それらを映画に取り入れたいと思ったからだ」

「(映画制作の)初期のデザインに関する選択のうちのひとつは、複雑な背景と、比較的シンプルなキャラクターを持つことだった。ベイマックスは誇れるキャラクターだ。物事を魅力的なものにし、かつエッセンスにする日本の美と力がある」

 米エンタメ情報サイト『TheWrap』は本作品について、「日本のアニメのビジュアルとアドレナリンをアメリカのコンテクストに組み入れた結果、スリリングなくらいグローバル的でありながら、同時に、特定のものと関連性を持った映画となった」と評価した。

 また、同サイトで紹介されている他のレビューでも、サンフランシスコに実在し、映画の中でも重要な「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」は日本の寺の建築のように最高のものであると言及しており、この映画のアジア文化は単なるエキゾチックな装飾ではなく、まさに「半分日本人、半分アングロサクソン系」である主人公ヒロの存在なのだとしている。

 各媒体は、映画で表現される都市の美しさ、キャラクターの魅力について取り上げている。そしてそれらの表現には日本のアニメや都市のデザインが大きく関係していることがわかった。

【主人公ヒロとヒロを演じるライアン・ポッターの意外な共通点】
 映画情報サイト『Screen Rant』は、主人公ヒロを演じた日系アメリカ人の声優、ライアン・ポッターのインタビューを紹介した。彼は7歳まで日本に住んでおり、最初の誕生日は東京ディズニーランドで過ごしたという。日系アメリカ人が主人公のコミックがディズニーの映画になり、さらに自分が育った2つの都市がその映画の舞台であることは彼をひどく興奮させた。そして彼はまさにこの作品は自分自身の話だと思ったのだ。

【いよいよ日本で公開「ベイマックス」、観るときのポイントは?】
 映画の舞台となる都市、そしてキャラクター、さらに俳優までもが実際の東京や、日本のデザインに影響を受けていることがわかった。ほかにも映画の中に日本にゆかりのある事柄がないか調べてみた。『TheWrap』の記事によると、なんと悪役が歌舞伎のマスクをつけているらしい!映画を見る際は小道具にも注目してみると面白そうだ。

 レビューには、やや辛口のものも確かに見られるが、ヒロやベイマックスは日本に住んでいる人、日本アニメに馴染んでいる人にとって親しみやすい存在であるに違いない。サンフランソウキョウの都市デザインを見て「ここは東京のあの場所かな?」と考えながら観るのも楽しそう。

(Newsphere編集部)

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