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ベネッセアートサイト直島が海外賞受賞 “アートに浸れる島”直島に海外から熱視線

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ベネッセアートサイト直島が海外賞受賞 “アートに浸れる島”直島に海外から熱視線

 瀬戸内海に浮かぶ小島「直島」が、ベネッセにより世界的なアートを楽しめる島に変貌した。美術館とホテルが融合したホテル・ベネッセハウスや、アート作品でありながら実際に銭湯として機能しているものなど、ほかにはないような「アートとの親密性」が感じられることが、海外から熱い注目を浴びている。

◆20年をかけてアートの島に
 CNNが日本独特の場所や人々を紹介する一環として、直島を紹介する記事を12月4日に掲載した。

 3000人ほどが暮らす瀬戸内海のその小島には、草間彌生や李禹煥らの名だたるアーティストの作品があちらこちらに点在しており、島を訪れた人は自由に鑑賞して周れる。

 直島が現在の姿になったきっかけは、ベネッセホールディングスの最高顧問である福武總一郎氏が、1987年に島の南側を購入したことに始まる。福武氏の要請を受けて、建築家の安藤忠雄氏が20年間をかけてホテルや美術館の設計を手がけた。また、ベネッセは、ヴェネチア・ビエンナーレでベネッセ賞を設立。受賞者はベネッセアートサイト直島のために作品を作るよう依頼される(CNN)。

◆ホテルのブランド化、ほかとの差別化を図るためだけ?
 このような動きは、ホテル業界の新しいトレンドと見られているようだ。11月5日のテレグラフ紙の記事によれば、最近のホテル業界でのバズワードには「アートが新しいフードだ」というものがあるらしい。

 スター性のあるシェフの獲得や、凝りに凝った食べ物や飲み物の提供にしのぎを削っていたホテルが、いま注目しているのが「アート・コレクション」ということだ(テレグラフ)。

 流行を予測する団体「リーディング・カルチャー・デスティネーション(Leading Culture Destination)」の設立者の1人は、優れたアートはホテルのブランド形成に役立ち、鑑識眼のある富裕層の客を引き付けられるので、ホテルにとっては賢明な投資になる、と話す(テレグラフ)。

 この団体によって、「ベスト・アート・イクスペリエンス・イン・ホテル(Best Art Experience in a Hotel」という賞が設立されたが、栄えある最初の受賞者は、ベネッセアートサイト直島だった。

 島に点在するギャラリーや美術館と融合したホテルには、記事の記者にも「確かに受賞者としてふさわしい」と言わしめている。

◆他にはない、深く身を浸せる「アートの親密性」
 ニューヨーク・タイムズ紙の8月の記事は、直島でのアートの体験の真髄は、他にはない「アートとの親密性」だとしている。

 直島にある安藤忠雄氏設計のホテル・ベネッセハウスの宿泊客は、ホテルの美術館部分「ベネッセハウスミュージアム」の閉館後にも出入りが許可されているため、人気のない美術館をゆっくり見て回ることも可能だ(NYT)。

 誰もいない美術館のギャラリーを独り占めにしてゆっくり静かに鑑賞できる。この「アートの親密性」が、美術館とホテルの融合の本質的な魅力だと、ニューヨーク・タイムズ紙は述べる。

 直島のアートへのアクセスのしやすさは、大竹伸朗氏による銭湯を用いたアート作品にも如実に現れている。大竹氏のこの作品は、直島銭湯「I Love 湯」と呼ばれるもので、外観にはさまざまな意匠が施されているが、実際に銭湯としても機能している。同紙は、このアート作品をフルに経験するには、文字通り身を浸して、参加することを勧めている。

 アートを身近に感じ、文字通りアートに身を浸す。これがアートの島としての直島の魅力というものなのだろう。

(Newsphere編集部)

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