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香川、ドルトムント復帰へ マンUでの2年、“失敗”の背景を海外メディア分析

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香川、ドルトムント復帰へ マンUでの2年、“失敗”の背景を海外メディア分析

 8月31日、サッカー日本代表のMF香川真司選手が、英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドから、古巣である独ブンデスリーガのドルトムントに復帰すると発表された。

 地元は歓迎ムード一色となり、香川も古巣復帰を決めるまでの苦悩を明かすとともに、自身の獲得を望んだクラブへの感謝の気持ちを語っている。

 プレシーズンの期間でファン・ハール新監督の信頼を十分に勝ち得ることができず、移籍の噂が絶えなかった香川。移籍交渉期間中には「放出候補」「戦力外」といった見出しが紙面を飾るなど、苦々しい帰還となったが、2年間の報道を追っていくと香川に対する評価は必ずしも悪いものばかりではないようだ。

マンチェスター・ユナイテッドの2年間は失敗だった?
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、香川の今回の移籍金が800万ユーロ(約11億円)だと伝えられていることにふれ、この金額は「ドルトムントから加入した当時から、香川の評判がどのように落ちたかを説明している」と述べている。同紙は、2012年の香川の加入は「大きな興奮を持って受け止められた」と当時の状況を振り返り、そこから2年間の香川の苦戦、奮闘を概観した。

 今シーズン、新監督のファン・ハールの構想に入ることができず、移籍につながったとの見方を示しているが、論調には同情的な部分もある。香川のユナイテッドでの最後のプレーが、実質3部のチームに4-0で衝撃的な敗北を喫した試合だったことを紹介し、「香川の移籍は幸運と見ることもできるかもしれない。彼は非常に混乱した船から脱出した」と伝えている。

 英テレグラフ紙が、移籍が秒読みの段階で掲載した記事も、同様に香川が2012年の加入時からドルトムント時代のトップフォームを取り戻すのにどれほど苦労したか、という点に焦点が当てられている。

 同紙は、香川がユナイテッドで57試合に出場し6ゴールを記録したことを伝え、「香川は、自分がクラブが契約時に考えていたようなプレーメーカーだと確信させるのに失敗した」と2年間を結論付けた。ドルトムントへの放出についても、「インパクトはほとんど感じられないかもしれない」と厳しい評価だ。

彼が躓いた1年間は監督に問題があったとする声も
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、香川が1年目からプレミアリーグを制覇したチームに含まれたにも関わらず、「彼はクラブで本当に成功することは出来なかった」と指摘。そして、アレックス・ファーガソン監督が優勝後に引退すると、「香川は新しい監督デイビッド・モイーズの下でより悪く劇的な変化を迎えた」と回顧した。

 地元紙マンチェスター・イブニング・ニュースも、香川のユナイテッドでのキャリアの躓きをモイーズ時代の1年間に見ているようだ。同紙は、香川はこの監督の下で輝くのに「失敗した」と言い切った一方、「モイーズ監督は香川のベストな能力を引き出すのに苦戦した」とも考察している。

 この点については、2013-2014シーズンも佳境に達した2014年3月のテレグラフ紙の記事がより詳しい。欧州チャンピオンズ・リーグの大事な一戦を控え書かれた記事は、「今シーズン、モイーズ監督は香川をほとんど信頼して来なかった」と切り出されている。そのうえで、香川がその試合前の数試合の勝利で見せた印象的なパフォーマンスに触れ、「もしモイーズが勇敢になる準備があるならば、香川にFWウェイン・ルーニーの後ろで『10番』の役割を確保するだろう」と主張した。

 また同記事は、香川は穏やかで礼儀正しい性格のため、彼のフラストレーションがモイーズ監督に伝わりくかったのでは、とみている。

適性のあるポジションでプレーすることが出来なかった
 14年3月のテレグラフの記事は香川を活かせるポジションについても言及している。同紙は香川が昨シーズン、FWファン・ペルシーやルーニーの後ろ、中盤の中央でプレーする時には力を証明したと指摘。香川は、中盤のアウトサイドのポジションでは印象を残すのに苦労しているが、「彼のインパクトは中央の役割だ」とした。

 サッカー専門サイト『worldsoccertalk』は、さらに、1年前から香川の本来のポジションについて、前に所属したドルトムントと比較しつつ問題提起していた。記事では、香川は前線の選手の後ろ、「10番の役割」で躍動するプレーヤーだとし、「彼はストライカーの後ろに位置し、素早いフォワードやサイドの選手との素早いワンツーパスを出し、空いているスペースへ出入りしゴールを狙う」と特徴づけている。

 そして、ドルトムント時代のような、守備的MFやディフェンスラインからの深いパスがユナイテッドでは供給されず、香川はより守備的にプレーすることを求められていると述べる。つまり「このチームはウィングからの攻撃やカウンターアタックが合っており」、チームの得意とする点と香川の強みがマッチしていないのでは、と疑問を挙げている。

↓香川選手の活躍も掲載↓

(Newsphere編集部)

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