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日本発“ウグイスの糞”エステ、英ヒルトンに登場 匂いきついが効果抜群…体験記者は絶賛

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日本発“ウグイスの糞”エステ、英ヒルトンに登場 匂いきついが効果抜群…体験記者は絶賛

 ウグイスのふんは、江戸時代より、美白や、シミ・小じわの改善などに効果があるとして、スキンケアに利用されてきた。このウグイスふんを用いるフェイシャル・エステがイギリスに上陸し、話題を呼んでいる。

【ヒルトンのエステで憧れの“ウグイスふん”デビュー】
 現在、イギリス国内で唯一、“ウグイスふんエステ”を体験できるのが、バッキンガム宮殿やオックスフォード・ストリートに程近い高級ホテル「ロンドン・ヒルトン・オン・パークレーン」内のエステ「Spa To You」だ。

 価格については、ロンドン関連ニュースサイト『London24』がこのように語っている――「180ポンド(約3万1千円)というお値打ち価格で、そこのスタッフが、60分間、あなたのお顔中に、まさに最高のウグイスふんを塗りたくってくれます」。このエステが提供するフェイシャル・エステの中でも、これは最高価格だ。

「鳥のふんを用いる」というイメージと、その高額さは衝撃を与えるようで、インドの国際紙『アジアン・エイジ』では、生きたカタツムリを顔の上にはい回らせる“カタツムリ・エステ”などと並んで、「珍妙なトリートメント」として紹介されている。

【英メディア2紙の記者が“ウグイスふんエステ”に挑戦!】
 この“ウグイスふんエステ”に、英テレグラフ紙と、英デイリー・メール紙の記者が、それぞれ果敢にも挑戦している。

 とはいえ、使用されるウグイスのふんは、生の状態ではなく、乾燥させ、紫外線で殺菌の上、粉末化したものだ。デイリー・メール紙の記者は、当初、車のフロントガラスに落ちたハトのふんのような、べっとりしたものを想定していたため、これを見て安心したという。テレグラフ紙記者は、見た目は、まずどうやら無害のようだ、と語る。

 しかし、臭いのほうは「かすかな、しかし紛れもない、口にするのがはばかられるもののプンとくる臭いが発散されている」という。その臭いは、デイリー・メール紙によると、「ハムスターのおりの中のような臭い」で、じめじめしてむっとした、少しかび臭い臭いだそうだ。しかし2人とも、その臭いはやがてそれほど気にならなくなった、ということを述べている。

 ウグイスふんは、米ぬかと混ぜてクレンジングに用いたり、ローズウォーターと混ぜてクリーム状にして、パックとして使用されるそうだ。

【ウグイスふんの実力やいかに…?】
 肝心の効果のほどだが、テレグラフ紙記者は、施術前よりも、はっきりと顔が明るくなり、すっきり、すべすべになった、と語っている。「完全な効果を得るためには、月に2度このトリートメントを受けることが望ましいです」とエステティシャンに言われたが、それは無理なため、「ああ、わたし専用のウグイスの群れがいたなら」と記者は述懐する。

 デイリー・メール紙記者は、「目の周りのくすみと、おでこの日焼けによるシミがはっきりと改善したのに気付いた」と言う。そして、この驚くべき価格と、ふんを塗るという不面目に対しても、十分に割が合う効果だ、と結論している。

【アメリカでは“ゲイシャ・フェイシャル”の名で有名?】
 この“ウグイスふんエステ”は、イギリスにはこれが初上陸だが、アメリカにはすでに上陸し、東京出身のバーンスティーン静さんの経営するエステサロンで「ゲイシャ・フェイシャル(美顔術)」として提供されている。バーンスティーンさんは、かつて母親から、芸者がウグイスのふんを美顔のために使用していた、という話を聞かされたことがあり、それを思い出してこのサービスを始めたという。

「Spa To You」のウェブページでも、ウグイスふんは、日本で、芸者と歌舞伎役者が伝統的に使用していたものだと紹介している。テレグラフ紙はそれを補足している。芸者や歌舞伎役者は、肌を白く見せるため、鉛や亜鉛を含むおしろいを使用していた。そのせいでダメージを負った肌を回復させるため、ウグイスふんを使用していた、と説明している。

 ヴィクトリア・ベッカム、トム・クルーズも、ウグイスふんの愛用者だと、デイリー・メール紙は伝えている。

【入手不能で今後は貴重品になる?】
 ウグイスふんに美顔効果があるのは、主として、ふんに含まれている酵素のおかげだ。日本で長らく『うぐいすの粉(ふん)』を製造・販売してきた美容文化社によると、ウグイスの腸は大変短いため、タンパク質や脂肪の分解酵素や漂白酵素などを多量に含んだ状態で、ふんが排せつされるという。分解酵素によって肌にたまっている垢や脂肪が溶け、漂白酵素によってシミの軽減や、肌の色が明るくなる効果があるという。

 このウグイスのふんは、近年、入手が非常に困難になっているという。ウグイスが鳥獣保護法による保護対象となり、捕獲や飼育が禁止されているからだ。さらに、海外からの輸入も禁止されている。美容文化社の場合、近種の野鳥を適法に輸入し、同じ餌を与えて、同様の成分、効果を持つものとして『うぐいすの粉』を製造していたという。しかし、それさえも困難になり、同社は『うぐいすの粉』製造から撤退すると発表した、との情報がある。現在、同社のウェブサイトからは、『うぐいすの粉』を注文できなくなっている。

 ロンドンの「Spa To You」で使用しているウグイスふんが、同社製のものであるかどうかはわからないが、デイリー・メール紙が伝えるところによると、ふんは日本産とのことだ。そしてやはり、ウグイスを飼育してふんを採集することは、もはや許可されていない、と伝える。「Spa To You」のエステティシャンによると、使用できるのは、いまある在庫分だけで、それはおよそ1年分の量だということだ。このために、このコースの料金は非常に高いのだという。

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(Newsphere編集部)

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