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アギーレ新監督、スペイン誌の伝える長所と短所とは 「火消し男」との異名も

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アギーレ新監督、スペイン誌の伝える長所と短所とは 「火消し男」との異名も

 「バスク人」は意志の強い気質をもった民族である。「消防士」は災難時に救出することを任務としている。この二つの言葉はまさに、先日、サッカー日本代表の監督に決定したアギーレ氏のキャラクターを的確に表している。

 アギーレ新監督は、両親がスペインのバスク地方からの移民であることから、メキシコでもスペインでも「バスク人」と愛称を込めて呼ばれている。そして彼はチームが危機的な状態の時に招聘されて指揮を取り、チームを救出した経験が幾度もあることから「消防士」とも呼ばれている。

【アギーレはハートの豊かな監督 】
 日本サッカー協会の原博実専務理事がアギーレ氏を日本代表の新監督に決めた理由を記者会見の中で、「非常にジェントルマンで、気持ちの強い人なので、日本の良さを引き出してくれると思う」と述べているが、これはまさに同氏の人間性を端的に表現している。

 2010年の南ア大会の予選においてメキシコ代表は不振で、出場権を獲得するのも危ぶまれ、3人の監督が解任されていた。当時のメキシコ代表理事のネストール・デ・ラ・トーレ氏の説得により、メキシコ代表の指揮を取ったアギーレ監督は、規律に欠け、前任の監督の方針に造反する選手を説得し、チームをひとつにまとめたのである。そして同代表を南ア大会本戦出場へ導き、同大会では16強まで進出させた。

【スペインでの監督経歴 】
 監督としては先ずメキシコで2チームを率いた後、日韓W杯でメキシコ代表を指揮。その後、リーガ・エスパニョーラのCAオサスナの監督を引き受け、ここでの活躍により国際的な評価を確かなものにした。弱小チームであったオサスナを2002年から4年間指揮し、2005年にはチームを国王杯決勝まで進ませ、また2006年には現在のUEFAヨーロッパリーグへの出場権を獲得するという快挙まで成し遂げたのである。

 今でもCAオサスナ歴代監督の中で一番優秀な監督であったと評価されている。

 その後、アトレティコ・マドリード、レアル・サラゴサ、RCDエスパニョールの監督を務めた。どのチームでも危機的な状態の中で就任してチームを立て直したため「消防士」という愛称が定着した。

【アギーレ監督の性格分析】
 アギーレはスペインで監督として活躍した期間が長いので、スペインの方がメキシコよりも彼の監督としての評価がより正確に下されているかもしれない。

 スペインのスポーツ誌ロス・エウロペオスは、彼の一番の美徳は選手に望んでいることを上手く伝えることが出来る点である、としている。さらに同誌は、選手にやる気を起こさせることに長けており、選手のロッカルームは常に良い雰囲気を作り出している。それが彼のチームがグランドで良い成績を上げている支えになっている。選手に不可能なことは要求しない、考えは常に明白で、選手が常にパーフェクトに彼の望んでいることをグラウンドで実践してくれるように選手を動機づけるのが上手い。彼の唯一の欠点は試合のプランを練る際に余りにもオーソドックスに走る点がある。

 野球やボクシングのファンでもある。性格は率直で、自分の過ちを素直に認めるその性格がメキシコで彼を非常に人気のある人物にしている。

【監督就任に対する現地の反応】
 今回の日本代表監督に就任したことにはメキシコとスペインの全てのメディアがその就任を心から歓迎し、またその使命の重みに応える人物であるといった報道ぶりである。例えば、メキシコのクロニカ紙は「アギーレは最後の侍だ。2018年ロシア大会にサムライブルーを連れて行くために選ばれた」と報じ、また同国のインフォルマドール紙は「サムライブルーを2018年ロシア大会で16強に導くべく日本サッカー連盟は彼を選んだ」と誇らしい報道になっている。

 またメキシコのペーニャ・ニエト大統領も、同国訪問中の安倍首相隣席の演説の中で、両国の発展には相互の信頼が大事であることを安倍首相と確認した。その証しとして先ず日本はメキシコ人を日本代表の監督に選んだことに非常に満足している、と述べている。

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(Newsphere編集部)

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