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江戸時代のボロ着コレクターの米国人“ヴィンテージデニムに通じる”その魅力を語る

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江戸時代のボロ着コレクターの米国人“ヴィンテージデニムに通じる”その魅力を語る

 アメリカ、カナダなどで着物の展覧会が開催されているが、どういった着物が展示されており、どういった点に人々は魅了されるのだろうか?

【日本のボロの魅力】
 『PRI』には、日本のボロ着を集める外国人が紹介されている。

 ステファン・スクゼパネック氏はアメリカにあるブルックリンのグリーンポイントでSri Threads という日本の布地ギャラリーを営んでいる。彼のコレクションには、着物、野良着、エプロンなどがあり、全てボロ布からできたものだという。

 同氏によれば、それらを着ていた人は、ボロ布を合わせたものではない普通の服を買うだけのお金が無かったから、布切れを買って、それを何度も何度も縫い合わせたものを着ていたらしい。

 なぜボロ布に魅了されるのだろうか?同氏は以下の様にコメントしている。「ロマンチシズムと関係すると思うよ。何か物事を理解できないときも、その人自身が持つノスタルジアをその中に見出すことができる。その考えが完全に間違ったものである可能性もあるけどね。でも、例えば、僕がこれを見るとき、昔の日本のことを考えるんだ。日本人のヴィンテージデニムを販売している人が、昔の西洋に関する、こういった映画の様な見方を持っているのとすごく似ていると思うよ。」

【着物の歴史】
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、着物というのは大体全部同じ形をしているので、布地や模様が大きな意味を持っていた。そういった模様というのは、日本の技法からや、波や扇子を記号化したものから発展してきたものだ。17世紀や18世紀には、支配層の男性や、侍の階層の女性たちは、高価な着物を着るようになり、着物は、個々人の好みを表すと同時に、社会的階層をも表わすようになった。

 同紙によれば、ロサンゼルスカウンティ美術館(ラクマ)で7月5日から、”Kimono for a Modern Age”という展覧会が開かれている。今日では、着物のコレクションと言うと、江戸時代に商人が成功の証として着た最上で豪華なものに焦点を当てる傾向ある、と同紙は報じているが、今回展示される30数着の着物はそういった豪華な着物とは全く違うものである。

 20世紀になってからは、日常着として進化してきた着物は、伝統的な服装を重んじてきた女性達によって、西洋式の最新の物事を学び、働くようになってからも着用されてきたのである。

【カナダで市丸の展覧会が開催】
 『TIMES COLONIST』によれば、日本で最も有名な芸者であった市丸の着物等の展覧会が、カナダのアート・ギャラリー・オブ・グレーターヴィクトリア(AGGV)で開催されている。展示されているものは全て20世紀にデザインされたもの菊や村などのデザインがあしらわれている。

 また同メディアによれば、市丸の三味線、かつら、ヘアピン、アクセサリー、チャーリー・チャップリンとの写真、芸者が客と一緒に読んだ性的で、挿絵がたくさんついた本なども展示され、高級な銀の糸で刺しゅうされた、手の込んだ白い結婚式用の着物から、カジュアルで大胆に色づけされた冬の着物まで、様々な着物を見ることができる。

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(Newsphere編集部)

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