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「刺青は芸術」 米で展示会開催 「刺青=やくざ」の固定概念に挑む在米彫師

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「刺青は芸術」 米で展示会開催 「刺青=やくざ」の固定概念に挑む在米彫師

 刺青は日本ではやくざなどの組織犯罪と関連付けて見られる場合が多く、肌を露出することになる温泉などの公共施設では禁止されていることも多い。一方で世界的には芸術作品として評価されることが多く、ロサンジェルスの全米日系人博物館では現在、刺青を題材にした展示が開催されている。

【“伝統の保存:現代社会の中での日本伝統の刺青”】
 展示会のタイトルは「Perseverance」(我慢の意)。3月8日から始まり、9月14日まで開催されている。彫たか、彫とも、クリス・ホリシキ・ブランドを始めとする著名な彫師の作品を見ることができる。また、刺青の起こりとされる8世紀の木版画や、刺青と浮世絵のつながりについても詳しく紹介されている。

 カリフォルニア州トーランスのローカル紙、デイリー・ブリーズによると、展示をデザインしたのは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授でもあり、写真家のキップ・フルベック氏。自身も彫たか、彫とも、三代目彫よしによる刺青を入れている。今回の出展にあたり、サンホセでタトゥーショップを経営する彫師で、作家でもある北村隆大氏の協力を仰いだ。

【芸術としての刺青】
 北村氏は、特に日系アメリカ人および日本人の年配の間で刺青は、抑留や戦争など過去の問題を連想させる否定的なイメージを持たれており、日本の博物館で展示を開催することのリスクを感じていたと話す。「アメリカでは、異なる生き方をしてきたそれぞれの人種、民族、文化の人々が日本の刺青に対して興味を示している」、と言う。現在活躍中の彫師に焦点を当て、その起源、伝統からモダンまで幅広いスタイルを紹介したい、とする。

 デイリー・ブリーズ紙によると、フルベック氏は日本の刺青の芸術性と伝統性を紹介している。氏は、「手を加え過ぎることなく、木版画と同じように奥行きと深みがある」と刺青を評価する。自分の写真や全体的な展示のデザインにもその要素を応用した。

 訪れる人はギャラリーに入ったとたんに神聖な場所に足を踏み入れたかのように声を落とすという。「驚きの要素を大切にしたい。ロサンジェルスでは刺青など珍しくもなく、多くが芸術作品とは呼べないもの。展示しているのは、典型的なイメージとは全く違うレベルの作品」であると語る。北村氏は「やくざばかりでなく、警察や教師、弁護士も刺青を入れている。固定観念にとらわれずに見て欲しい」、と話した。

【日本での刺青】
 BBCニュースによると、スリランカ、マレーシア、タイなどの国でも宗教的なデザインの刺青を厳しく取り締まっている。またイギリスでは職のイメージを害するとして、警察が露出する部位に刺青を持つことを禁止、アメリカでも部位や大きさを規制している。中でも公共施設での禁止など、日本は刺青への対応が際立っていると、エセックス大学の美術史家マット・ロダー教授は指摘する。一方で東京では活気ある刺青文化が根付いており、地域によってばらつきがあるという。

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(Newsphere編集部)

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