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“日本が嫌い…”な留学生、カルチャーショックの乗り越え方とは(コラム)

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“日本が嫌い…”な留学生、カルチャーショックの乗り越え方とは(コラム)

 来日する留学生の多くは、日本が好きで、日本の文化や言語を学ぼうという強い意志を持っていることだろう。しかし、途中で帰国を決める留学生も少なくないらしい。

【来日1年で帰国を決める理由は1つ】
 マレーシアから留学中のShen Limさんのブログ『Naruhodo Japan』では、1年で留学を断念してしまった友人たちの帰国理由について、「日本が嫌い!来日前に想像していたのと違った!」ことに絞られる、と紹介している。理由は人それぞれだが、例えば年功序列、男性優位などがあげられている。

 しかしそこには、異文化への適応という、全ての留学生に共通の現象が影響を及ぼしているようだ、という見解を示している。

【文化調整プロセスとは?】
 筆者が、異文化への適応方法として紹介しているのが、「The Cultural Adjustment Process(文化調整プロセス)」だ。

 このプロセスは、1)蜜月期:すべてが新鮮で興奮している時期、2)カルチャーショック期:不安にかられる時期、3)調整期:新しい挑戦を楽しみ始める時期、4)適応:馴染んでいく時期、の4段階に分けられている。

「The Cultural Adjustment Process(文化調整プロセス)」は、外国で暮らす際に誰もが体験しうるカルチャーショックへの、対応マニュアルといえる。

 心理学者によって認められ、広く海外に浸透する考えでもあり、アメリカなどでは、留学生の精神ケアプログラムに取り入れている学校も多い。

【カルチャーショック期を乗り越えられるかどうかがカギ】
 留学生活を成功させるコツは、第2期で感じる「カルチャーショック」を乗り越えられるかどうかにありそうだ。

 このプロセスによると、カルチャーショックそのものは、異国人にとって当たり前の現象である。「ホームシック」などと同じで、多くの場合は、正しく対応することで乗り越えることができる段階に過ぎない。

【同じ悩みを持つ人が多いことを知って前向きに】
 そんなカルチャーショックへの対処法の一つとして、鬱憤を吐き出す場所を持つことの大切さが挙げられる。

 確かに、同じような経験を持つ人と話す機会や、似た状況の人と愚痴を言い合う環境があれば、辛いのは自分ひとりでないことを認識できる。精神的な落ち着きを取り戻し、次の調整段階へと進むきっかけとなりうるだろう。

 留学生は世界中にあふれている。たとえ同郷でなくとも、同じようなカルチャーショックを感じている仲間を見つけることは難しくない。

 現在、日本でカルチャーショックを受けている留学生たち、または海外でカルチャーショックを受けている日本人留学生たちには、この「The Cultural Adjustment Process(文化調整プロセス)」に目を通してみてほしい。つらいカルチャーショックを乗り越える手助けとなってくれるかもしれない。

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(Newsphere編集部)

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