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イギリスの春画展に英メディアも注目 「着エロ」が日本の伝統?

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イギリスの春画展に英メディアも注目 「着エロ」が日本の伝統?

 世界に知られる日本の官能的な春画展「Shunga – 日本美術の性と楽しみ(笠間書院による仮訳)」が、10月3日~1月5日まで、大英博物館で開かれる。大英博物館は、日本国外の春画コレクションとしては最大規模を誇り、日英の国交400年を記念したイベントの一環として企画された。

 この展覧会では、主に日本が鎖国していた17世紀から19世紀、木版画で制作された170点が展示される。BBCによると、春画がどのように広まったのか、なぜこのような芸術が産まれたのかについて考えることができるという。

【春画とは?】
 春画は、男女の情交を描いた物が大半だが、中には同性愛物も存在し、当時の日本人がセックスを楽しんでいた様子を見ることができる。

 これらの絵は、趣味の異なる12枚程度で構成された本として売られ、買う人の個人的な好みがカモフラージュされるようになっていたようだ。

 本はそれほど高価ではなく、主に都市部の中流家庭で流行。嫁入り前の若い女性に、夫婦生活について教示するものとして利用されていたこともあるという。実際、男性よりも女性に見られることを想定して描かれたものもある。

【欧州との違い】
 物語性とユーモアを交えた春画は、葛飾北斎や北川歌麿などの芸術的な浮世絵師によっても描かれた。対して、宗教の影響力が強かった欧州では、こういった類いの絵画は見られなかったとされる。当時の日本も儒教によって統治されており、1772年には禁令が出されているが、実際は検閲もなく、春画は広がり続けた。

 1614年には、将軍が身につける絹と金でできた艶やかな衣装と同時期に、春画もイギリスに持ち込まれた。これらは競売にかけられたが、春画はけしからぬものとして廃棄されたと言われている。

 大英博物館が初めてGeorge Witt(ジョージ・ウィット)・コレクションの一部に春画を加えたのは1865年のことだ。以後、春画は洗練された芸術のひとつとして、欧米の芸術家から高い評価を得てきたという。

【エロマンガにも影響?】
 また、今日の日本の漫画のエロティズムとの関連も見出すこともできる、という声もある。

 基本的に、春画では完全な裸体は無い。春画についての本も執筆するイギリスの専門家は、「ギリシャ芸術では裸体の身体美が崇められたが、春画では衣服の美しさが強調されている。生の肌は、むしろ道ばたや風呂場などで見られるものだった」とし、日本の美が「衣服の下に隠された非日常」にあると指摘している。

(Newsphere編集部)

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