「日本の自販機、こんなものまで売ってるなんて・・・」 海外の反応

「日本に来たら自動販売機は必見」。海外の旅行情報サイトや個人ブログなどではよく紹介されている。実際に、飲み物に限らず様々な商品が販売されており、日本人であっても、街を歩いていてびっくりすることも少なくないだろう。

【基本の自販機さえも輝く】
 自動販売機と言えばまず思い浮かぶのはドリンクだろう。多くの国でもドリンクの自販機は存在する。しかし、日本のものはちょっと格が違うようだ。

 まず特筆すべきはそのラインナップ。どこにでもあるような機械の中には水、ジュース、お茶、炭酸飲料などから、牛乳、果ては栄養ドリンクまでバリエーションが豊かな上に、季節に合わせて冷たいものや温かいものが入れ替わる。

 さらには、機械の性能も高く、現金以外にもSuicaやPASMOなどのICカードで購入が可能だ。中には、タッチパネル式の自販機もあり、画面上のドリンクをタッチするとその商品の説明が表示される。

 日本を訪れた外国人からは、かゆいところにまで手が届くような自販機は初めてだと驚愕の声が相次いでいる。

【続出する番外編】
 王道のドリンク以外にも、日本ではパンやラーメン、おでんなどの食品の缶詰、生のフルーツや生花、お守り、下着、DVD、メガネ、電池などあげだしたらキリがないほどだ。日本の奇妙な自販機を取り上げている海外サイトでも、細かい説明は省略し、次から次へと様々な自販機の写真を紹介している。

 また、カプセルにおもちゃ等を入れたガチャガチャも珍しい自販機として注目されている。最近ではバンダイ社から鼻の形をしたキーホルダーのガチャガチャが発売された。「好きなだけ鼻をほじれる」という突拍子もないコンセプトが海外でもウケているようで、意味不明感は否めないものの、思いっきり鼻をほじりたいという願望は万国共通のようだと報道されている。

【自販機文化は安全の証】
 日本政府観光局も、国内には550万台ほどの自販機が設置されており、人口や国土面積から計算する普及率では世界一だと述べている。

 また場所によっては多過ぎるとも思われるその普及率について、屋外に機械を置いていても荒らされたりデモで壊されたりする心配がほとんどないほど治安が安全であるとアピールしている。

Text by NewSphere 編集部