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中国人がラブホテル業界の救世主に? 愛の国フランスでは「ご休憩」サービスが人気に

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中国人がラブホテル業界の救世主に? 愛の国フランスでは「ご休憩」サービスが人気に

 日本のユニークな文化の一つとも言えるラブホテルは、今や衰退の一途をたどり斜陽産業だという。ところがここにきて訪日外国人の増加により、予期せぬ需要が急増している。また「雰囲気を楽しむ」、「宿泊だけでなく休憩」というラブホテルならではのコンセプトは、海外でも広がりつつある。

◆意外な特需に沸く
 香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙(SCMP)は、日本では観光客の増加によりホテル不足が起こっていると述べ、ラブホテルが受け皿として脚光を浴びていることに注目して報じている。

 ラブホテルは、不景気と若者のセックスレスにより廃業を余儀なくされ、存続しているものでも多くは赤字経営だと同紙は説明する。そこに部屋不足に悩む旅行会社が飛びつき、ラブホテルを丸ごと中国人観光客のためにブッキングし、観光バスでラブホテル街に客を送迎していると述べる。

 ホテル側も、このチャンスを逃さないようおもてなしに力を入れる。客の多くは小さな子供連れのため、ツインベッドを設置し、大人のおもちゃの自販機も撤去。中国語を話せるスタッフも雇い、部屋の料金も下げて、更なる客の獲得に努めているという。SCMPによれば、2015年に日本を訪れた中国本土からの中国人観光客は499万人で前年度の2倍となっている。ラブホテル業界の特需は、今後も続きそうだ。

◆中国では成長産業?
 ラブホテルは日本特有のものだと思いきや、実は中国本土でも増え始め、若者に大人気だと中国メディアが伝えている。

 湖北省武漢の『ティアン・イー・リャン・ラブホテル』では、バレンタインデー間近の休日の朝9時から若いカップルが行列を作った。同ホテルの「愛をテーマにした」27の客室には、ファンタジー風の内装が施され、鮮やかな色彩で装飾されている。薄暗い照明がロマンチックな雰囲気で、円形マットレスとジャグジーは標準装備。部屋によってはムチや大人のおもちゃも用意されているとのことだ。中国全土で約500軒のラブホテルが営業中だという。(新華社)。

 華中師範大学の性教育の専門家、ペン・シャオフイ教授は、生活水準があるレベルまで上がれば、人はより高い欲求と幸福を追うものだとし、経済発展により、中国における性関連市場に巨大な可能性があるのは明白だと述べる(中国ラジオ・ネットワーク、CRI)。新華社は、中国社会が開放的になり、セックスへの考え方も急速に変化したと指摘。中国人の婚期は遅くなり、バージンを捨てるのも早く、より多くの男女交際も経験するとし、中国のセックス産業の未来は明るいと、お堅い国営メディアらしからぬ考察をしている。

◆今後はパリで「休憩」も可能
 フランスでは、ホテルは「宿泊」だけではなく「休憩」もできる場所となりつつある。BBCによれば、フランスのウェブサイト『Dayuse.com』が、日中数時間だけホテルを利用することができる予約サービスを、パリを含む世界数都市で始めている。同社のイギリスの事業開発マネージャーは、このサービスはあくまでもAirbnbなどに押される各国のホテルに売り上げ増のチャンスを提供するもので、フライトの間の待ち時間の休憩、会議や面接という用途や、日中スパやプールを利用したい人を狙ったものだとし、「カップルは歓迎するが、決してそこが優先ではない」と説明。しかしBBCはそちらの需要も視野に入っているのではと推測する。

 実際、少なくともパリにおいては、人々はセックスのための「休憩」に抵抗はないようだ。パリのホテル『Eugene en Ville』のマネージャーは、「もちろん昼に来るカップルなら、だれでも何のためか分かる。しかし、全く普通のことだ」と理解を示す。ボーイフレンドとよく日中ホテルに行くと言う女性は、週末も働くことがあり、彼と過ごす時間と場所は大切だと述べる。「この方法なら、パリのど真ん中で数時間愛し合える。多分、シャンパンを飲んだりして。すべてがもっとセクシーな感じ。だって二人で真っ昼間からホテルにいるんだもの」と率直だ(BBC)。

 オンライン・デート斡旋業者の急増により、昼間のホテルの客がコールガールと見分けがつかなくなるのではとBBC記者は懸念しているが、今のところ批判はないという。『Dayuse.com』は1,500万ユーロ(約19億円)を調達し、より国際的に事業を展開するつもりとのこと。日本上陸の予定はまだないようだ。

(山川真智子)

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