寝たまま仕事すると、思わぬ発想が浮かぶ? 「仰向けゴロ寝デスク」発売、海外も注目

 サンコー株式会社は、ベッドや布団に寝たまま仰向けの状態でノートパソコンなどを操作できるテーブル「スーパー仰向けゴロ寝デスク」を発売した。パソコンのサイズに合わせて左右に30cm動かせるUSB給電式のファンも搭載。同社通販サイト「サンコーレアモノショップ」にて予約受付中で、入荷予定は8月4日となっている。価格は8980円。

【「寝たままデスク」のいろいろ】
 サンコーの「ゴロ寝デスク」は、それぞれ360度自由に回転/固定できる6つのロック機能付き関節を備えている。これらを活用して脚の角度を変えることで、天板を使いやすい位置や高さに固定させることが可能。関節部分には金属パーツが採用されている。ノートパソコンの落下を防ぐためのゴム付きフック/固定バンドも同梱。持ち運びの際には、脚を折り畳んでコンパクトにすることもでき、ソファやテーブルの上に置くこともできる。

 本製品には海外メディアも注目し、記事を掲載している。タイム紙、英デイリー・メール紙、『Kotaku』はベッドから離れたくない人、昼寝好きにはうってつけの製品だとしている。

 デイリー・メール紙は、人間は寝ていると思考方法も変わる、と述べ、トロント大学パンカジ・アガウォル(Pankaj Aggarwal)教授の「被験者が、物理的に高い場所(高い椅子や高層)にいると思っていると、物事を決定する際、より大局的見地からの手段を考える傾向がある」とのコメントを紹介している。また『Kotaku』では「病気やけがで起き上がることのできない人には、非常に便利な製品である」としている。

 その他、同様の特徴を持つ製品として、タイム紙ではZERO GRAVITY DESKの製品を紹介している。これは歯科治療で座る椅子とよく似た形をしており、一見すると、デスクワーク用のいすには見えない。しかし、「体のバランスをとり、なおかつ完全にストレスをかけない状態で仕事ができる」優れた製品であると、タイム紙は紹介している。

【読者のコメント】
・僕は体に障害があって、ベッドの上での生活が多いんだ。もう少し関節を増やして腕をのせたり、ゲームにも使いやすくなるともっといいと思う。さらに改造して新製品が出るのを期待しているよ。

・2年間ほどベッドの上での生活を強いられたことがあるけど、ひどいものだったわ。木製のテレビ台を使って、Webサイトを見たりしたわ。

・確かに病気の人には便利でしょうね。

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Text by NewSphere 編集部