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ソフトバンク 家庭用人型ロボットを発表 少子高齢化する日本のロボット需要に海外メディア注目

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ソフトバンク 家庭用人型ロボットを発表 少子高齢化する日本のロボット需要に海外メディア注目

 ソフトバンクは、5日、人間型ロボット「Pepper(ペッパー)」を発表した。表情や声のトーンから、人の感情を認識できるという。また、命令を与えられて動くのではなく、人の笑顔を引き出すために、自律的に行動することが特徴だという。来年2月に、本体価格19万8千円で一般販売される。

【Pepperはどんなロボット?】
 Pepperの身長は約120cmで、「中身はまるで男の子」に設定されている。上半身、特に腕と手の動きは非常に滑らかで、『The Verge』は「生きているように動く」と形容している。人間型ではあるが、脚はなく、車輪で動く。2足歩行も技術的には可能ではあったが、バッテリー持続を優先してこのようにしたそうだ。連続で12時間以上稼働するという。『The Verge』は「車輪に乗った人魚のよう」と表現している。

 フランスのロボット開発会社、アルデバラン・ロボティクスとの共同開発だ。“情報革命で人々を幸せに”という経営理念を掲げるソフトバンクは、近年、ロボットを重要な領域と捉えている。2012年にはアルデバランに出資を行い、株式の80%を取得している。

 製造は、台湾のフォックスコングループの鴻海精密工業が行う。同グループは電子機器の受託生産における世界最大手だ。中国に工場を持ち、その従業員数は100万人を超える。iPhoneやiPad、そしてYahoo! BBのモデムも、ここで製造されている。

 Pepperは「クラウドAI」に接続され、人間がどうすれば喜ぶかなどのデータを共有し、学習する。Wi-Fi経由で接続されるが、LTEを搭載することも予定しているという。クラウドの接続には、別途月額料金が必要となる模様だ。また、スマートフォンのように、「ロボアプリ」をダウンロードすることで、さまざまな機能が追加できるという。本体価格よりも製造コストのほうが高い状態だが、アプリやコンテンツで利益が出るようにしていきたい、と孫社長は記者会見で語っている。

【少子高齢化によって、日本のロボット需要が高まる?】
 『BBC』はこのニュースを、日本の少子高齢化問題と絡めて報じた。2013年に中国に抜かれるまで、日本は世界最大のロボット需要国だった。『BBC』によると、少子高齢化のために、日本におけるロボットの需要は、今後さらに拡大すると予想されているという。企業は、労働力の減少と、賃金コストの上昇を埋め合わせるために、ロボットを必要とする。また、家庭においても、高齢者の介護にロボットが役立つことが期待されている。

 日本のように、人口が高齢化している国では特に、家庭用ロボットが発達しやすいのだろう、というアナリストの言葉を記事は紹介している。『The Verge』は、孫社長は、日本が直面している大きな問題に取り組むための技術を生み出したいと願っている、と語る。そして、日経の報道を引用するかたちで、ソフトバンクは将来、高齢者介護を補助するロボットを開発するだろう、と伝えている。

 『ロイター』もまた、日本の現状と絡めて報じている。日本のメーカーのいくつかは、ロボットに成長の道を求めている。パナソニックとその子会社のアクティブリンクは、困難な人力作業をアシストするロボットスーツを発表した。本田技研工業は、ASIMOの開発を10年以上にわたって続けているが、このような(産業用ではない)個人向けもしくは家庭向けロボットは、高齢者介護に役立つ存在になる可能性があると見られている、と記事は語る。

 経済産業省が昨年公表した調査レポートによると、日本のロボット産業の市場規模は、2010年には約8600億円だったが、2020年には約2兆8500億円になると予測されている。政府は、成長戦略の一環として、ロボットの普及拡大を目指す「ロボット革命」の実現を目指すとしている。『ロイター』がこのことに触れている。

【Pepperの最初の重要な役割とは?】
 ソフトバンクによると、Pepperは本日6日より、表参道と銀座のソフトバンクショップに設置され、“接客”を行うという。30分に1度、ダンスなどのショーを行うほか、それ以外の時間は、フリートークを楽しめるという。さらに、今後、全国のソフトバンクショップに順次配置していくとのことだ。

 ソフトバンクは「会いに行けるロボット」、「感情表現豊かなPepperがいることで、これまでケータイを選ぶ場所でしかなかったショップが楽しく賑やかなエンターテイメントスペースへと変貌します」と宣伝している。

 海外メディアも漏れなく、Pepperがソフトバンクショップで“接客”を行うことを伝えている。

 Pepperの持つさまざまな「エンターテインメント」機能は、まさにこの用途にうってつけであり、当初から、ショップへの配置を念頭に置いて設計されたのではないか、とさえ思わせるところがある。ショップへの集客効果は、相当に高いのではないだろうか。

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(Newsphere編集部)

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