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本物らしい”乳首”を目指す、ベビー用品メーカー・ピジョン 創業以来の先見性に海外紙注目

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本物らしい”乳首”を目指す、ベビー用品メーカー・ピジョン 創業以来の先見性に海外紙注目

 今年で創業60年を迎えたベビー用品メーカーのピジョン。これまでは年間1億個の哺乳瓶を販売し、日本市場の80%を占めていた。国内市場が縮小する中、現在は海外で順調に業績を伸ばしている。

【ピジョン株式会社の歴史】
 ピジョンは創業者である仲田祐一氏(故人)によって、昭和30年代、40年代に日本を代表する育児メーカーへと発展した。その奮闘の様子をワシントンポスト紙、ロイターでは詳細に伝えている。

それによると、戦後間もない頃、仲田氏は多くの母親にお金を払い、自ら母乳を吸わせてもらいサンプルを集め(これは当時マスコミによって「おっぱい行脚」と呼ばれた)、母親の乳首に近い哺乳瓶・乳首の開発に情熱を傾けた。

 それは世界をもっと幸せにしたいという仲田氏の願いと、戦争による荒廃から立ち直れば、女性が働く時代が到来し、哺乳瓶が必要になる時が必ず来るという先見性に裏打ちされた確信に基づくものであった。
 
 現在はつくばみらい市の研究所で100人を超える研究者が超音波装置を使い、研究に日々精進している。海外メディアはピジョンシンガポール社長・仲田祐介氏(創業者の孫)の「我々の目標は、できるだけ実物の乳首に近いものを作ることだ」との言葉を引用し、創業者の理念が現在まで伝えられている事実を報じている。

 日本国内の市場が縮小する中、現在は中国市場をターゲットとし、シェア拡大を図っている。ロイターによると、今年はピジョンの総売り上げの半分以上を海外市場が占め、2020年までには、ニプル(哺乳瓶の乳首)で世界市場50%のシェアを目標にしている。

 ピジョンの総売上高は774億7000万円、営業利益は103億7000万円で46%の増収を記録した。またピジョンはその50%を外資が保有している。(日本企業の平均は28%)株価は3倍に値上がりしたが、外国人投資家は長期的に保有する予定だという。

 ピジョンの順調な業績の伸びについて、証券アナリストのKabir Goyalによる「ピジョンが今後も米国、欧州、インドなど新しい市場へ積極的に進出するのを、期待を持って見守りたい」とのコメントを各国メディアは報じている。

【未熟児の赤ん坊に母乳を与える】
 ライブアクションニュースでは、未熟児の赤ん坊に対する母乳の有効性を伝えている。未熟児が順調に発育するためには、母乳が重要な役割を果たすことが医学的にも証明されている。

 未熟児で生まれた赤ん坊の母親が、十分に母乳が出ない場合、他の母親の母乳を提供するシステムがある。もし、十分に母乳の出る母親なら、余分な母乳を未熟児の赤ん坊に提供することができるのである。このような場合に備え、母乳を冷凍保存する「母乳バンク」も存在する。

 このような場合にも、母親の乳首に近いニプルが多いに役立つことは十分に想像できる。ピジョンの長年にわたる研究が、一人の赤ん坊の命を救うことにつながるのである。ピジョンの今後の研究成果にさらに期待したいものである。

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(Newsphere編集部)

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