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ポカリスエット、“世界初”の月面到達飲料に? 海外メディア「迷惑」「先例がある」と指摘

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ポカリスエット、“世界初”の月面到達飲料に? 海外メディア「迷惑」「先例がある」と指摘

 大塚製薬は15日、粉末のポカリスエットを詰めた「ドリームカプセル」を、月に送り出す計画を発表した。カプセルは4日間、約38万キロの旅を経て、2015年10月に月面に投下される。成功すれば、世界初の月に到達した飲料になるという。

【匠の技を結集】
「ドリームカプセル」は一見普通のポカリ缶に見えるが、離着陸のインパクト、温度変化、太陽からの電磁放射に耐えられるように設計された特殊なチタン製だと、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は紹介。

 ポカリスウェットを製造する大塚製薬の梅野副社長も、「日本の匠の技を結集して作られた」と説明する。3万8000人の子供達のメッセージが刻まれた超薄型チタンプレートも搭載し、総重量は約1キロとなる予定だ。

 プロジェクトはアメリカのアストロボティック・テクノロジー社と、シンガポールのアストロスケール社と共同で進められる。

【宇宙への夢を子供達に】
『Tech in Asia』によれば、今回の計画は、アストロスケール社のCEO、岡田氏の若き日の体験が始まりだという。

 15歳のとき、岡田氏は日本初の宇宙飛行士、毛利衛氏から直筆サインをもらったことで、宇宙への興味を持ち始めた。それがきっかけとなり、失敗ばかりだった自分を変えることができたという岡田氏は、「あのとき毛利さんがしてくれたことを、100倍、1000倍にして子供達に返したい。そのチャンスを探していた」と語った。

 大塚製薬は、カプセルを開ける鍵「ドリームリング」を、採用されたメッセージを書いた子供達に配る予定だ。いつかその子供達の中から、宇宙へ行きカプセルを開ける子が出てくることを期待しているという。

【計画はマーケティング?】
 一方『The Verge』は、今回の計画はマーケティング目的で「迷惑な人類の新境地開拓」だと批判している。

 また、カプセルの月面への輸送を担当するアストロボティック社は、グーグルの「ルナXプライズ」という月面無人探査コンテストでの賞金2000万ドルを狙っていると指摘。大塚のプロジェクトを、賞金獲得のための資金源にしていると述べた。

 さらに、ポカリスエットを初めて月面着陸した飲料に、と言う大塚製薬に対し、NASAの宇宙飛行士用として採用されたオレンジ味の粉末飲料『Tang』からクレームが付きかねないと忠告。ただし、アポロ計画の際に『Tang』が月に持ち運ばれたかは、定かではないとした。

【ポカリの評判は?】
『The Verge』には多くのコメントが寄せられたが、プロジェクトよりも、商品自体の話で盛り上がっている。

・いったい『Sweat powder (汗の粉)』とか、誰が飲むんだよ。

・西洋的視点では、ひどいネーミングだな。逆に好奇心が湧く。

・あれは、人類によって作られた、もっとも咽の渇きを癒してくれる液体だぞ。東京の夏で、あれに勝るものはない。(『The Verge』の東京レポーター自らコメント)

・ポカリ、2000万ドルくれるんだったら、飲むよ。

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(Newsphere編集部)

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