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“ホットドッグの絵文字を作って!”日本発の絵文字に求められる“多様性”とは

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“ホットドッグの絵文字を作って!”日本発の絵文字に求められる“多様性”とは

 アメリカのMTVがアップル社を取材し、同社がiPhoneやMacに搭載する「絵文字」に人種・民族的多様性を加えるべく働いていることを明らかにしたと海外メディアが報じている。

【絵文字に多様性を求める運動】
 現在iPhoneに搭載されている標準の絵文字セットに出てくる人物は、ほとんどが「白い顔」を持ち、有色人種はほとんどいない。ターバンを巻いた黒い顔の人物が1人と、おそらくアジア系と思われる人物が2人いるだけだと、『ラテン・ポスト』(アメリカのラテン系住民向けのオンラインメディア)は述べ、ソーシャルメディアでの能動性を鑑みるに、ラテン/ヒスパニック系の絵文字が幾つかある方が相応しいと主張する。

 オンラインニュースサイト『ajc.com』が伝えるところでは、ツイッター上では、歌手のマイリー・サイラスが「#emojiethnictiyupdate(絵文字民族性アップデート)」のハッシュタグをアピールしたり、俳優のタージ・モーリーが、「黒人の絵文字がないことに怒りを感じる」とツイートするなど、多様性を求める流れが起こっている。

【ユニコード・コンソーシアムとの協働】
 『ajc.com』が伝えるアップル社からの回答は以下の通りだ。「(絵文字の多様性の拡充に)我々も賛成する。我々の絵文字はユニコード・スタンダードに則っており、それはたくさんの端末上で正しく表示されなければならない。絵文字セットにはもっと多様性が必要で、我々はユニコード・コンソーシアムと協力してスタンダードをアップデートするべく働いてきた。」

 絵文字はユニコード・スタンダードに依拠しており、日本の絵文字を基にした基本的な絵文字リストは、2010年にNPOユニコード・コンソーシアムによって開発され、異なるデバイス間でも正しい絵文字が表示されることを保証する。しかしこれが絵文字セットが時代遅れになる理由でもあると『ラテン・ポスト』は解説している。『ajc.com』によれば絵文字をスタンダードに加えるべく働きかけが始まったのが2007年、完成したのが2010年だ。

【文化的多様性を求める声も】
 絵文字に多様性が求められているのは人種・民族ばかりではない。文化面でもまた多様性を要求する動きがある。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じるところでは、標準絵文字セットに「ホットドッグ」を追加するべくキャンペーンが行われている。Laura Ustick氏率いる「ホットドッグ絵文字連合」は、これまでに約300筆の署名を集め、嘆願書をオバマ大統領や栗田穣崇氏(i-modeの絵文字開発者)に提出するなどしている。

 ホットドッグクエストを続けているUstick氏は、「ツイッターでかわいい何かを書きたいと思っても、ただ、無いの」と述べる。またウォール・ストリート・ジャーナル紙は、「ホットドッグの絵文字がないことはちょっと傷つく。絵文字無しには本当の文章は書けないでしょ」「(ホットドッグの絵文字は)本質的に何かいいものを表す」との声も紹介している。

 前出の栗田氏は、「日本人にはおにぎりの絵文字がある。何故ホットドッグはないのか? ホットドッグは、アメリカ人にとってのおにぎりなのでは?」と、アメリカ人のホットドッグに対する思い入れに理解を示す。

 ホットドッグの他には、カップケーキ、ベーコン、ユニコーンの絵文字の要求があるそうだ。

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(Newsphere編集部)

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